2017年3月3日に発売されたNintendo Switch(ニンテンドー スイッチ)が、北米での売り上げが90万6000台に到達したとNPDが発表。
北米任天堂が「自社の歴代最速の売り上げ」とコメントを発表するとともに、Nintendo Switch版『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が売上92万5000本を達成、本体売り上げを上回るという珍事件も発生しました。
29日間に約100万台の売り上げ
NPDが発表したレポートによると、ニンテンドースイッチは3月3日の発売から29日の間に90万6000台の売り上げを達成。これは北米任天堂が16年前に記録したゲームボーイアドバンスの初月売り上げを超える新記録。
発表から発売まで僅か5ヶ月、発売時期も年末商戦ではない3月、世界で200万台用意し欧米に優先して供給するという体制でも需要に追いつけず機会損失があった上でも好調だったことが認められました。
ニンテンドースイッチの売り上げは、前世代機のWii Uが発売されて以降のどのホリデーシーズン(11月+12月)よりも上を行き、消費者側からも期待されているのが分かります。
供給不足は現在も続いており、アメリカ在住である筆者は、スーパーに買い出しに行く度にゲームコーナーを視察しますが、ニンテンドースイッチ本体を目にすることはあまりありません。オンラインの販売サイトには度々出ていますが、確認する頃には殆ど売り切れています。
当記事を執筆中、とある有名小売店でニンテンドースイッチ取扱店があるか「最寄りの店」を調べたところ、なんと「片道約2,500km」という信じられない検索結果が出ました。
つまり、この直径2,500kmの間の店舗は全て売り切れとなっています。
絶大なるゼルダ人気
通常ならゲームソフトの販売数はコンソールの販売数が上限となるはずですが、『ゼルダの伝説BotW』は何故か本体売り上げを超える92万5000本という数字を記録。 NPDを始め、各メディアが"Somehow (どういうわけか)"と本体より売れたと困惑する珍事件となっています。92万5000本は歴代『ゼルダの伝説』シリーズ、ならびにローンチタイトルとしてどちらも歴代最速売り上げという記録を樹立。
任天堂はこれは「ゼルダの伝説同梱版を購入した人が、プレイ用にもう1つ購入した可能性がある」と推測。その他にも、ニンテンドースイッチの供給不足で本体は手に入らなかったがソフトは確保した人が多い可能性もあります。
WiiU版の売り上げは46万本となり、合わせて138万5000本に到達。北米でのゼルダの人気がよく分かります。
今回のレポートは北米のみの売り上げとなりますが、日本を含む世界では果たして何台売れたのかは、4月27日の2017年3月期決算発表会で公開される予定です。
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Source: Business Wire, Polygon
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コメント
コメント一覧 (10件)
ゼルダの伝説同梱版?
なぜ日本で発売しなかったのか?え?発売したっけ?
品薄商法だよなこれ
転売も含んでそう
舐めたいからカセット買った人いそう
スイッチってそんなに人気なのか
確かに常に品切れしてるけどさ……
EAA編集者ってアメリカ在住もいたのか・・・そりゃ海外のゲーム情報に詳しいわな。
Nintendo Switchの為に大陸横断は無理だよなぁ
今、編集者がアメリカ滞在してるんじゃね?バトルフロント2のなんかで
まじかwps4といいこれといい中々いい感じだな
俺がこれ買ったら、オンライン仲間相手のPS4・リアフレ相手のスイッチって役割になるんだろうな
リア友とPS4でオンラインしてる僕はスイッチ買えばいいですか?
リア友がスイッチ買う予定ならありかもしれないっすね。もしくはスイッチで新しいフレ作るっていうテロかますとか?