先日行われたコミコンでのパネルにて様々な事実が明らかになった『Call of Duty: WWII(コール オブ デューティ ワールドウォー 2)』のゾンビモード「Nazi Zombies(ナチゾンビ)」ですが、当日の映像が公開されたので詳細に解説。断片的な情報はすでに当サイトEAAでも取り上げていますが、今回は改めて動画を見返しての要約となります。
今回のゾンビモードは史実に基づいたストーリーを取り入れ、「恐怖」を全面に押し出したダークな世界観。新情報では、ストーリーやサウンドへの尋常ではないこだわりも確認できます。
Official Call of Duty®: WWII Nazi Zombies Reveal Panel - San Diego Comic-Con 2017
パネルに登壇したのはSledgehammer Games(SHG)の下記の面々。
- マイケル・コンドリー(スタジオ共同創設者)
- キャメロン・デイトン(クリエイティブ・ディレクター)
- ジョン・ホースリー(シニア開発ディレクター)
CONTENTS
CoD:WWII ゾンビモード概要
パネル映像を要約した『CoD:WWII』のゾンビモードのストーリーや概要です。
- ゾンビのオリジナルである、ダークで恐ろしくリアルな体験に回帰。
- トレーラーに登場したゾンビなどのクリーチャーはほんの一部。
- グレン氏とマイケル氏が『デッドスペース』で学んだ、ただ驚かせるだけではなく、緊張感溢れるシーンでの静かな恐怖をフィーチャー。
- ボイスラインにもこだわり、更なる恐怖を演出。
- マリー・フィッシャーに代表されるリアルなキャラクターをベースにストーリーを作成し、具体性のあるストーリーに仕上げた。
- 第二次大戦中はフィクションのようなことが起こっていた時代だった。様々な出来事やMFAAの存在などをつなぎ合わせてできたのが、今回のリアルで真実味のある設定。
- ナチスによって奪われた美術品を奪還するため、MFAAのチームが派遣される。そこでチームは美術品以上の何かを発見する。そこで敵やゾンビと遭遇するところから物語が始まる。
- 第二次大戦は様々な英雄譚が生まれた戦争でもある。その中でもMFAAは兵士だけではなく、民間人も美術品を奪還すべく命をかけていたところに惹かれた。
- ゲームでも、兵士だけではなく様々な個性を持ったキャラクターが登場する。十分な武器や情報を持っていない彼らだからこそ演出できる恐怖があり、様々な国が関与した第二次大戦のリアルさを描写できた。
- 第二次大戦という巨大なテーマを、政治的に引き裂かれたヨーロッパの家族(マリーとクラウス)にフォーカスすることでプレイヤーが理解できるストーリーを伝えていく。
- マリーとクラウスは異なる政治観から袂を分かち、マリーは連合軍側に付くことを決断する。
- 「ドイツが本当にゾンビを作り出すことができたら?」とリアルに考え開発を行った。開発チームの中でも「やり過ぎではないか?」という議論は度々あった。
- ゲームプレイは従来の協力プレイを踏襲しつつも、よりダークで緊張感のある設定により、プレイヤーが体験する恐怖は「お漏らし」するほどになっている。
- 初心者にも優しい設計を行う一方で、ハードコアなファンに向けた難易度やイースタエッグは維持されている。様々な秘密が隠されている。
- 史上最も恐ろしいゾンビになり、発見が最も困難なイースターエッグが登場する。
- ハードコアなテスター達ですらまだ見つけられていない秘密がある。
- マリーとクラウスの父はおもちゃ職人だった。その技能を受け継いだクラウスはナチが占領する村に閉じ込められており、村中に自分のマークをつけた様々な仕掛けや秘密を隠している。
- マリーとクラウスのストーリーを核に、様々な仕掛けや秘密を通してもストーリーが語られていく。
- 秘密を見つけたプレイヤーには相応の報酬がある。
- 登場するキャラクターを演じるキャストが実際に登場し、自らのキャラクターを説明。新情報のみ以下に記載します。
- すでに発表されているキャストに加え、俳優のウド・キア氏が悪役のピーター・ストラウブ博士として登場
- ドロスタン・ハインド(デイヴィッド・テナント)はとんでもなく口が悪い
- オリビア・デュラント(エロディ・ユン)はフランスのレジスタンスに所属している。彼女の父はナチスに捕らわれている。キャラクターを演じるエロディ氏の祖父と曽祖父は実際にフランスのジレスタンスに所属していた
- マリー・フィッシャー(キャサリン・ウィニック)はドイツに生まれ、家族を離れケンブリッジで勉学に励んでいた。その後、OSSに入隊してスパイとなった。弟のクラウスを見つけることを目的にしている
- ピーター・ストラウブ博士(ウド・キア)はナチスの博士。新たな種類の兵士を作り出した張本人。博士の兵士は寝ることも、食べることも、死ぬこともない。博士は兵士だけではなく「悪魔そのもの」を作り出した
- ジェファーソン・ポッツ(ヴィング・レイムス)は狙撃手。
- ストーリーは実際に活動を行っていた女性スパイの実話も取り入れて作成された。
- 開発チームと俳優は密なコミュニケーション通し、アドリブなどを多く取り入れるオープンな制作を行っていた。
- 1つのセリフに対して強弱をつけて3種類のレコーディングを行った。周りの環境によってボイスラインが変化する。
- レコーディングには多くの「悲鳴」が含まれていた。
- キャサリン氏によるとグラフィックは最高の出来であり、第二次大戦を綿密に調査して表現された銃や歴史的要素、政治的要素は歴史マニアも驚くはず。
パネルは終始和やかに進み、先日に死去したジョージ・A・ロメロ監督(詳細記事)に拍手を送る場面もありました。ストーリーの核心を避けるような場面も多く、まだまだ多くの秘密が隠されている本作の「ナチゾンビーズ」ですが、今後の更なる情報公開が期待されます。
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『CoD:WWII』の発売日は2017年11月3日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。
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コメント
コメント一覧 (17件)
ディテールだけ怖くてもやる事は同じ。
どうせトレインされる
ぶっちゃけ今までのゾンビで恐怖を感じたことはないんだが……俺だけか?
味方や自分がゾンビをトレインしてるシーンとか、どんだけ多くのゾンビが湧いても(むしろ無駄に多いせいで)笑える
それだよねえ…。
今まで通りなら改造してビームが出るような銃使って、ただひたすらトレインして戦うところのどこに恐怖が出るのかって感じ。
それに、演出はどうあれ「今から15ラウンド開始!」なんて毎回予告あっちゃそれこそ怖くもなんともないというか…。
だからこそコミカル路線にチェンジしたiwはよかったのかもな
ただラウンド開始時の短いBGMは個人的に恐怖煽ってくる感じでいいBGMだと思った。まぁ最後にゾンビモード触れたのかなり前だから思い出補正かもしれないけど・・・
一部のマップでスナイパーライフルを使ってある場所を覗くと…
正直プレイヤーが銃器とか持ってたら全然怖くなくなる
デッドスペースですら怖いと思わなかったし
怖いの苦手だから購入は様子見かな。
でも結局ゾンビわらわらのデッドライジングゲーなんでしょ?w怖いわけないじゃんw
ゾンビモード専用のオムツ作らなきゃ
ゾンビで怖いと思うことはねぇーなー
そろそろキャンペーンのプレイ映像やら詳細を公開してくれ
すげえ楽しみ