互いに撃ち合うことにより質量を交換するTPS『モーフィーズ・ロウ(Morphies Law)』が海外に続き、Nintendo Switch向けに国内のニンテンドーeショップでも発売を開始しました。当初は2017年の冬にリリース予定でしたが、「納得のいくクオリティに仕上げるため」という理由で発売が延期されていた本作ですが、お値段は1,944円で、ダウンロード専用ソフトとなっています。
ハチャメチャTPS『モーフィーズ・ロウ』日本語トレーラー
『モーフィーズ・ロウ』とは
『モーフィーズ・ロウ』は質量を交換するというユニークなアイデアを取り入れたTPS。敵に頭を撃たれればあなたの頭は縮んで、敵の頭が膨らみます。腕を撃てばあなたの腕は膨らみ、敵の腕が縮みます。敵から質量を奪う度に自チームのマスコットが大きくなり、先に一定以上のサイズになったチームが勝利します。
当然パーツが大きくなれば大きくなるほど敵からは攻撃を当てられやすくなります。つまり、上手なプレイヤーほど敵の攻撃を当てられやすくなるということ。逆にTPSに不慣れなプレイヤーでも攻撃されていくうちに劇的にサイズが小さくなるため、自然と撃ち合いが有利になるように設計されています。
ゲームモードは最大4対4のオンライン対戦に加え、NPCと戦うシングルプレイ、最大8人のローカル対戦も用意されています。
質量により変わる戦術
サイズ変化の影響は当たり判定の大小にとどまりません。「スペック」と呼ばれる能力もまた、サイズの変化にともなって変わります。スペックは体のサイズに応じて変化していきます。尻が大きくなればより長くブースターでジャンプできるようになり、胸部が大きくなればHPが増えます。
スペックに加えて、バトル開始前に選択できる「プラグイン」と呼ばれる装備も戦略の幅を広げます。こちらはスペックと違い、1度に1つしか持てませんが、非常に強力な性能を持ちます。
プラグインもまたボディサイズによって性能が変化します。例えば足に装備できるプラグインであるドリルサージェントは、短距離ながら地中を移動できます。足のサイズにより移動できる距離が変化するので、使い所次第では一気に敵の裏を突くことができます。
スペックもプラグインも基本的に大きければ大きいほど性能が良くなるので、小さければ小さいほど有利な当たり判定とはトレードオフの関係になります。
質量により違った顔を見せるマップ
『Morphies Law』におけるボディサイズの影響はマップにも存在します。極小サイズの時にしか通れない通路や、ハイジャンプでしかアクセスできない高所なども存在していて、どれだけマップ特性を理解しているかも勝敗を分ける重要な要素になります。
マップはそれなりの大きさですが、サイズや能力によって使えるエリアやルートが変わり、見た目以上に奥深いマップ構造になっています。陽気なようでどこか陰のあるマップは、人類が滅びた後の世界という設定にピッタリのビジュアルとなっています。
その他、『モーフィーズ・ロウ』には武器のカスタマイズやスキンの獲得などの要素もあります。キャラクター性能と当たり判定のトレードオフをベースに、マップがボディサイズによっていろいろな側面を見せるというギミック豊富な設計になっています。
一味違ったシューター体験を楽しめる『モーフィーズ・ロウ』はNintendo Switch向けに国内のニンテンドーeショップで発売中。PC版の発売も予定されています。
関連記事:フレンドリーファイアも戦術:斬新すぎる”質量交換”TPS『Morphies Law』が2017年冬発売[UPDATE]
『モーフィーズ・ロウ』はニンテンドーeショップにて、ダウンロード専用タイトルとして販売中
Source: Morphies Law Official
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