Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では日本時間8月16日深夜、イヤー6シーズン3「オペレーション・クリスタルガード」の全貌が公開されました。本記事ではさまざまな新コンテンツのうち、新オペレーターOsa(オサ)について、先行プレイで判明した彼女の基本性能とガジェットの仕様を解説します。
ナイトヘイヴンの新攻撃オペレーター「Osa(オサ)」
イヤー6シーズン3「オペレーション・クリスタルガード」で新たに登場するのは、攻撃オペレーターのOsa(オサ)です。クロアチア出身の彼女は、Kali(カーリー)が率いる民間軍事会社ナイトヘイヴンの研究開発部長であり、Wamai(ワマイ)のMAG-NETやAce(エース)のアクアブリーチャーなどを開発した天才エンジニアとして、組織に欠かせない存在となっています。
そんなOsaが攻撃オペレーターのガジェットプールに新たに加えるのが、TALON-8クリアシールドです。これは攻撃側の展開型シールドのように機能するガジェットですが、防衛側の展開型シールドと比較すると、その仕様や活用機会はさまざまに異なります。
Osaのロードアウト
- メインウェポン:
- 556XI(Thermiteのアサルトライフルと同じ)
- サイト構成:レッドドット、ホロ(標準)、リフレックス、2.0倍、2.5倍
- PDW9(Jackalのサブマシンガンと同じ)
- サイト構成:レッドドット、ホロ(標準)、リフレックス、1.5倍
- 556XI(Thermiteのアサルトライフルと同じ)
- サブウェポン
- PMM(スペツナズのハンドガン)
- サブガジェット
- スモークグレネード
- クレイモア
- 固有ガジェット:
- TALON-8クリアシールド
- スピード:2
- ヘルス:110
メインウェポンの一つは556XI。リコイルにクセがなく、期待に添うTTKを持つアサルトライフルです。もう一つはサブマシンガンのPDW9で、1発あたりのダメージ量は劣りますが、こちらもマガジンサイズ50に加えて1.5倍サイトもあるため、役回りに応じて556XIとの使い分けができるでしょう。
また、ダメージ61の強さで知られるPMMをサブウェポンに持っており、スモークとクレイモアは、どちらも固有ガジェットと相性のいいサブガジェットです。
固有ガジェット:TALON-8クリアシールド
OsaのTALON-8クリアシールド(以下、TALON)は大型の防弾ガジェットで、防衛側の展開型シールドのように、マップ内の任意の場所に設置することができます。ただし展開型シールドとは異なり、両面とも透明になっているため、TALON越しに敵と向かい合うと、互いにその姿を視認する形になります。
- 透明な展開型シールド(裏表両面の視界が通る)
- Osaは2枚所持
- 任意の場所に設置可能(窓の前など、障害物として悪用できる場所には設置できないようになっている)
- 設置したTALONは回収も可能
- 設置アニメーション中、対面する相手からは一瞬だけ肘が見える
対策としては、各種の爆発物で破壊できる(火炎では破壊不能)ほか、近接攻撃で表面のガラスを砕いて不透明にできます。またMira(ミラ)のブラックミラー同様、シールド裏側の下部についているポンプ部分を撃つことで、シールド全体を破壊することができます。
- 防弾・防火仕様
- 爆発物で破壊可能
- 近接攻撃でガラスを砕ける(表面が不透明になる)
- ガラスが砕けたTALONは回収不可能になる
- Oryxのタックルでは破壊不可能
- 背面下部の赤いポンプを破壊するとシールド全体が破壊される
- ポンプは実弾だけでなく、ショックドローンやイービルアイのレーザーでも破壊できる
シールドを構えながら進行できる
TALONを持っている間、Osaはシールド・オペレーターのように移動できるのも大きな特徴で、新兵、Blitz(ブリッツ)、Montagne(モンターニュ)、Fuze(フューズ)らと同様に、正面からの銃撃を無視したプッシュや、肉眼によるエリア内の情報収集ができます。
この状態では両手が塞がっていて銃器は扱えないものの、停止中は全身がシールドで隠されているため、手足の先端を撃たれることはありません。立ち歩き・しゃがみ歩きをすると足が見えてしまいますが、止まっている限り安全に正面の様子をチェックできます。たとえドローンがなくても、TALONを構えながら正面に少し顔を出し、敵を確認してからライフルやSMGに持ち替えるといったプレイも可能です。
Osaは他のシールド持ちとは異なり、ラペリング中でもTALONを構えられます。たとえば領事館の2階の東西や、カフェ3階のシガーラウンジなど、防衛側が決まって手厚い陣地を構築しているエリア内の様子を、ドローンを使わずに確認するのに便利です。
- TALONを構えながら移動可能
- 構えているときの移動速度は変化なし。ただし走ることはできない(シールドが解除され武器に持ち替わる)
- 構えている状態で殴られると、TALONのガラス面は割れず、シールドオペレーターのガードブレイクと同じ状態になる(ガードブレイク中の視点移動は可能)
- 構えている状態で爆発物を投げられると、TALONのガラスは割れず、シールドオペレーターに爆発物を投げたときと同様のダメージが入る
- しゃがみ歩きでも足がわずかに出てしまうが、停止すれば全身が隠せる
- ラペリング・逆ラペ中でもTALONを構えられる(横向きに持つため、上がりすぎると下半身が見えてしまう)
- TALONを構えたままラペリング突入も可能。突入時に縦向きに持ち替えるため、頭部は守られる
TALONのさまざまな活用法
TALONは透明な展開型シールドとして床面に設置するだけでなく、窓に設置することもできます。敵味方ともに銃撃は通らなくなりますが、攻撃側からは屋内の様子を安全に見ることができる他、定番の飛び出しポイントにTALONをはめておくことで防衛側の飛び出しを封じる使い方もできます。
なお、窓に設置すると上部に隙間ができるため、攻防お互いに投擲物をその隙間から投げ合うことができます。
また、TALONを設置する際に戸口や窓にバリケードが貼られていた場合は、設置開始と同じタイミングで自動的にバリケードを破壊してくれるため、Sledge(スレッジ)のハンマーよりも素早くバリケードを破壊できます。
- 通路や戸口だけでなく、窓にも設置可能(大窓の場合は左右どちらかの縁に寄る)
- 窓に設置した場合は上部に隙間ができる
- 設置したい箇所にバリケードが貼られていた場合は、自動的に破壊してくれる
- 落とし戸には設置不可
他にも、わざとガラスを殴ってから傍にクレイモアを設置したり、特定の場所で背中側の射線を切るのに使ったり、ディフューザーの設置ポジションをずらすのに使ったりと、TALONには工夫次第でさまざまな活用法がありそうです。
予備的な効果としては、防衛側はTALONに対抗するならインパクトグレネードなどの爆発物を追加で用意することになるため、本来使いたかった有刺鉄線や展開型シールドなど、防衛側のサブガジェットの選択肢を実質的に制限することも期待できます。マスターすれば防衛側の作戦そのものにも間接的なダメージを与えられる点でも、TALONは魅力的な新ガジェットと言えます。
イヤー6シーズン3「オペレーション・クリスタルガード」で登場する新オペレーターOsaは、これまで登場したイヤー6の新オペレーターと同様、バトルパスのプレミアムトラック、または名声ポイント・R6クレジットでアンロックが可能です。PC版シージをお持ちの方は、8月17日にテストサーバーがスタートしたら、早速このOsaの性能を試してみてください。攻撃側に与えられた防弾ガジェットは、果たして現在の対戦環境にどのような影響を与えるのでしょうか。
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コメント
コメント一覧 (6件)
攻撃でバリケード貼れれば後ろビビらずに済むから欲しいなと思ってたけどこれでもかなりよさそう
なかなか面白いアイデア取り入れてきたな
あからさまな壊れにも思えないし
ビアードくんの貧弱シールドが泣いている
「防衛側のガジェットを攻撃側に持たせてみる」ってのは新たなアプローチでいいね。
環境を破壊するほどではない強い能力でいいね
ラぺしながら構えれんのはつえー