Sledgehammer Gamesの『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』では9月より各プラットフォームでオープンベータが開催予定です。日本時間9月3日にはそれに先がけて、Sledgehammer Gamesよりオープンベータでプレイできるコンテンツの詳細や、アルファからの変更点・注意点などが解説されています。
『CoD:ヴァンガード』ベータテスト詳細
8月にPS版限定で行われた『CoD:V』アルファテストでのフィードバックを元に、9月10日からはいよいよオープンベータが各プラットフォームで順次スタートします。
オープンベータを含めた9月の日程は以下のようになっています。
- 9月7日:マルチプレイヤーモードの情報公開
- 9月10日:マルチへのアーリーアクセスとオープンベータ
- WEEKEND 1(PS版限定)
- 現地時間9月10日~13日:PS版アーリーアクセス
- WEEKEND 2(クロスプレイベータ)
- 現地時間9月16日~17日:Xbox版、PC版アーリーアクセス。PS版オープンベータ
- 現地時間9月18日~20日:全プラットフォームでオープンベータ
これに先がけて日本時間9月3日には、『CoD:V』の開発を手がけるSledgehammer Gamesの公式サイトが更新され、アルファでのフィードバックを受けたうえでのベータでの変更点や、ベータで初公開となる、マップやモードなど各種のコンテンツ詳細について解説されています。
ビジュアル・アップデート
アルファから数多くのフィードバックを得たことにより、ビジュアル面に以下のようなアップデートが施され、キャラクターやマップに関するライティングや視認性の問題が修正されています。
- ダメージ・オーバーレイ
- 視認性を維持できるように、負傷した際のダメージ・オーバーレイを改良
- ライティング
- 日中の濃霧の密度を減少
- プレイヤーのリムライトを増加させ、背景から浮き上がりやすくした
- 露出全体を調整(光量を増加)
オーディオ調整
ベータでのオーディオ調整項目は以下の通りです。
- プレイヤー以外の足音の音量を少し上げた
- プレイヤー以外の武器の音量を少し下げた
- 注記:「プレイヤー以外」とは、自分以外(敵とチームメイト)を指す
- アナウンサーの音量と呼びかけの頻度を下げた
- グローバルMPミキシングパスで、ゲームプレイのヒント音声を改善
チャンピオン・ヒルのスポーン調整
アルファのチャンピオン・ヒルでは、他のプレイヤーのすぐ近くでスポーンしてしまう問題が見られました。デザインチームはこれに対処すべく、チャンピオン・ヒルに以下のスポーン調整を施しました。
- スポーン地点を調節しスポーンのプログラムを全体的に調節。これで「アンジェラとドワイト」的なびっくりスポーンが消えるとよいのですが(※訳注:「アンジェラとドワイト」はコメディドラマ「The Office」の登場人物、周囲に隠して職場恋愛をしている)
- 「中庭」にある、対戦相手と3秒間も見つめ合っていなければならないようなスポーン地点を廃止。これは知っていますよね
進行中の修正作業
ネームプレートの視認性に関する問題と、エイムアシストが破壊可能な壁をすり抜けてトラッキングする問題の報告を受けています。これらの修正はベータには恐らく間に合わず、ゲームのリリース前には対処することを見越しています。以下に、こちらで確認している修正事項と、何がこれらのバグを引き起こすのかという、わずかながらの情報を記載します。
- チャンピオン・ヒルの破壊可能な壁の一つが、衝突判定とミスマッチなモデルになっていることを確認しています。硬い壁に見えるものの、レイキャストが穴を通り抜けてネームプレートが表示されます。
- 注記:ネームプレートの視認は、自分から他のプレイヤーに対するレイキャストによって動作します。障害物のようなものがあれば、ネームプレートは表示されません。プレイ中はこの点を意識し、何か違和感があればお知らせください。
- ネームタグとエイムアシストに関する他の問題についても認知しており、どう解決するか調査を進めています。問題を発見しどう解決するかは、ゲームプレイのクリップがチームにとって素晴らしい情報源となりますので、今後も送り続けてください
ベータテストのコンテンツ
マップ
- Champion Hill(チャンピオン・ヒル)
- Hotel Royal(ホテル・ロワイヤル)
- Gavutu(ガビューチュ)
- Red Star(レッドスター)
- Eagle's Nest (イーグルズネスト、ウィークエンド2で実装)
ベータでプレイ可能なモード
ベータテストでは「チャンピオン・ヒル」以外にも新たなゲームモード「Patrol(パトロール)」を導入します。「ハードポイント」に似た目標ベースのゲームモードで、スコアゾーンがほぼ一定の動きをしているのが特徴です。チームのためにポイントを稼ぎたいなら、オペレーターはマップ内のパトロール・ポイントをを動き回り続けましょう。
他にも、チームデスマッチやキルコンファームド、ドミネーションといったクラシックなモードも取りそろえています。
- Champion Hill(チャンピオンヒル・ソロ、デュオ、トリオ)
- Team Deathmatch(チームデスマッチ)
- Domination(ドミネーション)
- Kill Confirmed(キルコンファームド)
- Patrol(パトロール、ウィークエンド1の土曜日に開始)
- Search and Destroy (サーチアンドデストロイ、ウィークエンド2で開始)
チャンピオン・ヒルの武器
- 各武器はマッチ全体を通して永続的に使用できる。武器ごとに10種類のアップグレードがあり、それぞれ1つのアタッチメントが追加される
- ローテーションする武器セット3種も用意されている。アサルトライフル2種、LMG2種、スナイパーライフル2種、ショットガン2種、ピストル2種をフィーチャー
コア・マルチ
- コア・マルチプレイヤーでは、武器をレベル30までレベルアップできる
- PlayStation版のプレイヤーは追加で2つのカスタムロードアウト・スロットを得る(合計12。その他のプラットフォームは10)
新機能「戦闘ペース(Combat Pacing)システム」
「戦闘ペース」は、プレイヤーがゲームの激しさを選択できる機能です。プレイヤー数はマップサイズによって決まり、この「戦闘ペース」システムに記された激しさの度合いが定められます。プレイヤー数は変動制です。
- タクティカル:これはフランチャイズのベテランたちがよく知っているロビーで、クラシックな「コール オブ デューティ」の戦闘タイミングで慣れ親しんだ体験ができる。「タクティカル」での戦闘ペースは常に6対6
- アサルト:息継ぎをするのに十分な余裕と、キルできるたくさんの標的がいる、バランスのとれた戦闘ペース。ベータのウィークエンド1では、プレイヤー数は20人~28人で変動する
- ブリッツ:ハイアクションなロビーで、ゲーム速度は熱狂的なほどに上がる。ブリッツへの参加を選ぶ際には、多くの戦闘に備えること。ベータウィークエンド1では、プレイヤー数は28人~48人で変動する
オペレーター
- Daniel Takeyatsu(ダニエル・タケヤツ)
- Roland Zeimet(ローラン・ゼメ)
- Lucas Riggs(ルーカス・リグス)
- Polina Petrova(ポリーナ・ペトローバ)
- Wade Jackson(ウェイド・ジャクソン)
- Arthur Kingsley(アーサー・キングスレー)
- それぞれ1種ずつフィニッシュムーブがある
Sledgehammer Gamesの公式サイトでは来週も新情報を公開するとのことなので、EAA!!からも引き続き『CoD:V』の続報・最新情報をお届けします。
『CoD:ヴァンガード』の発売日は2021年11月5日で、対象機種はPS5 / PS4 / PC / Xbox One / Xbox Series X | S。
Source: Sledgehammer Games
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コメント
コメント一覧 (1件)
開始早々ぶっ放せば敵にダメージ入るの好きだったのに