タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』の公式eスポーツ大会「VALORANT Champions 2021」がドイツ・ベルリンで開催。Acendが優勝し、35万ドル(約4,000万円)と初代世界王者のトロフィーを獲得しました。
「VALORANT Champions 2021」決勝
Acend 3-2 Gambit Esports
- ブリーズ:11-13
- アセント:13-7
- フラクチャー:3-13
- アイスボックス:14-12
- スプリット:13-8
Acendはブリーズの防衛側でスタートし、9-3と大きくリードして折り返します。しかし攻守交代後はGambitに6ラウンド連続で取られるなど攻めあぐね、このゲームを落とします。第2マップのAcendは攻撃的なプッシュとプラント後のプレイで、熟練したポジショニングを取り優位に立ちます。7-5で折り返した後はピストル、アンチエコ、ボーナスラウンドでGambitの反撃を許さず、VCTの決勝戦では初めてイーブンに持ち込みました。
第3マップのフラクチャーでは、Gambit nAts選手が17連続キルと完全に勢いづきます。Acendはわずか3ラウンドしか取得できず、Gambitは優勝まであと1ゲームに迫ります。続くアイスボックスはシーソーゲームの展開に。Acendは前半戦を7-5で終えますが、後半戦ではGambitがピストル、アンチエコ、そして最初のフルバイラウンドで勝利してマッチポイントを迎えます。しかしAcendはこのプレッシャーに物ともせず、3ラウンド連続で勝利。試合は第5ラウンドに持ち込まれます。
最後のマップとなったスプリットでは、AcendがB地点を守り抜いて優位に立ちます。7-5で折り返した後も経済的に優位に立ち、そのまま優勝を決めました。
順位と賞金
- Acend:35万ドル
- Gambit Esports:15万ドル
- Team Liquid:9万ドル
- KRÜ Esports:9万ドル
- Team Secret:4万ドル
- Cloud9:4万ドル
- X10 CRIT:4万ドル
- Fnatic:4万ドル
2022年も国際大会に向けた取り組み「VALORANT Champions Tour」が行われます。年に2回行われる地域別のChallengers大会はリーグ戦に移行し、また『LoL』で成功したフランチャイズ制度もEMEA地域から導入されます。このリーグ戦の枠を勝ち取るチームはどこになるのかも注目です。
無料FPS『VALORANT(ヴァロラント)』の発売日は2020年6月2日で、対象機種はPC(Riot Games)。
Source: Valorant Esports
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