Sledgehammer Gamesの『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』では「シーズン2リローデッド」が進行中。Activisionの買収とともに従来の開発形態が変化することが予想されているCoDシリーズですが、本編で新たなサブスクリプション型サービスが計画されているのかもしれません。
求人情報に意味深なテキスト
現在は『CoD:ヴァンガード』がメインタイトルとなっているCoDシリーズでは、2022年の新作として『CoD:MW(2019年版)』の続編が発売予定であることが発表されています。
しかし2023年以降のプランについて、プレイヤーに向けた公式発表はまだ何もありません。販売元であるActivisonが傘下スタジオごとMicrosoftに買収、Xboxゲーム事業に組み込まれることが決まっているため、これに合わせて「毎年大型タイトルを1本リリースする」という現在の開発ペースを止めるなど、さまざまな情報が飛び交っています。
そんな中、CoDコミュニティでは最近新たに、既に削除されたとあるCoD関連の求人情報が注目されています。
「CoD 2.0」とは?
話題になっているのは、Activision公式サイトの求人募集ページに掲載されていたという「インフルエンサー・マーケティングのマネージャー」の求人で、目撃者の情報によると、これはほんの短期間掲載されたのみで、3月29日の時点で削除されてしまったそうです。
求人情報のキャプチャ画像はDEXERTOで確認することができ、そこには以下のような記述があったようです。
「2022年はコール オブ デューティ(CoD)にとって素晴らしいチャンスです。マルチプラットフォームでのゲームプレイ、サブスクリプション型のコンテンツ、モバイルゲーム開発、コミュニティとプレイヤー間の常時接続への移行など、選び抜かれたプレイヤー体験に並外れたイノベーションを取りそろえています。
私たちはこれを『CoD 2.0』と呼んでいます。 CoD 2.0の時代、このリーダー(※募集されているマネージャー)は、コアなオーディエンスを惹きつけ、新しいオーディエンスに火をつけ興奮させることで、CoDブランドを真に拡張します。彼らはCoDマーケティング全体に文化的燃料を加え、CoDの創造的なアイデアを拡張し、意味付けをしていくでしょう」
この求人に記載されていたという、「サブスクリプション型のコンテンツ」が気になるところです。今後の新作CoDが、MicrosoftのサブスクリプションサービスであるXbox Game Passに組み込まれる予定であることは既に報道されていますが、このことを指しているのでしょうか。それとも、『フォートナイト』のフォートナイトクルーや、『GTAオンライン』のGTA+のような、毎月更新でさまざまなコンテンツが受け取れるメンバーシップ制度が、今後のCoDタイトルにも導入されるのでしょうか。
なお、募集していた「インフルエンサー・マーケティングのマネージャー」の職務については「コール オブ デューティの重要なオーディエンスへのリーチを全体的に拡大する、ワールドクラスのインフルエンサープログラムの管理を担当」するとのことです。
現在もCoD系インフルエンサーは海外を中心に多数その名が知られており、今後も新たなインフルエンサーが活躍していくことが想像されます。新たなサービスやインフルエンサーらを巻き込んだ『CoD 2.0』構想は、どのように展開されていくのでしょうか。今後の重要なキーワードとして注目していきたいところです。
Via: DEXERTO
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