Activisionの買収をめぐって世界的な議論が続く中、Xbox事業を展開するMicrosoftは日本時間2月22日、NVIDIAとの新たな契約を発表しました。
これはクラウドゲーミングサービス「GeForce Now」にて、Microsoftのゲームタイトルがプレイできるようになるというもの。MicrosoftがActivisionの買収に成功すれば、『コール オブ デューティ』シリーズがラインナップに加わる予定です。
Microsoft、NVIDIAとの新たな契約を発表
Activision Blizzardの買収に関連し、Microsoftはベルギー・ブリュッセルにて記者会見を実施しました。
同日にはEUの規制当局である欧州委員会と、ソニーやActivision、さらにGoogleなどの関連企業を交えての非公開のヒアリングが行われていましたが、Microsoftがゲーム業界を独占することを懸念するソニーとの対立には、今回も進展は見られなかったそうです。
一方、メディアの前に現れたMicrosoftの副会長兼社長Brad Smith氏は、記者会見の場でNVIDIAとの新たな契約を発表しました。
それはNVIDIAの展開するクラウドゲーミングサービスGeForce Nowにおいて、MicrosoftのXboxならびにPC版タイトルを提供するという内容でした。いずれActivisionの買収が完了した際には『コール オブ デューティ』シリーズもGeForce Nowでプレイできるようになるそうです。
Smith氏は、NVIDIAや、Steamを展開するVALVEもMicrosoftによるActivision買収を支持していると説明。ソニーにサインしてもらいたい契約書のコピーを掲げるパフォーマンスも見せていました。
また、以前も報じられた通り任天堂との契約も締結したことも発表しました。「コール オブ デューティ」シリーズの最新作は、他のプラットフォームと同日に、任天堂のハードウェアでもリリースされる見込みです。
「CoDだけ諦める」は却下
問題点になっているのが『コール オブ デューティ』シリーズなので、イギリスの規制当局からは「CoDだけは諦めれば買収が進むのではないか」といったことを尋ねられたそうです。
しかしSmith氏は「他のタイトルから、1つのタイトルまたはその一部だけ切り離すというのは、実現できませんし現実的でもないと考えています」と否定。やはりActivisionの買収は実質的に、CoDシリーズの買収と同義のようです。
EUの欧州委員会、イギリスのCMA、そしてアメリカのFTC。主要な規制当局から買収に反対されているというのがMicrosoftの現状ですが、Activisionと『コール オブ デューティ』買収をめぐる今回の騒動は、どのような形で決着が付くのでしょうか。
なお欧州委員会は、3月23日までにこの件についての決断を下すとのこと。CMAからの結論は4月末までに。そして訴訟を起こしているFTCからは、8月2日に次回のヒアリングが予定されています。
MicrosoftによるActivision買収、これまでの流れ
- 2022年
- 2023年
- 1月:GoogleとNVIDIAが買収に懸念示す
- 2月:NVIDIAとの新たな契約を発表(現在)
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
- 発売日:2022年10月28日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: Eurogamer, Gameindustry.biz
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コメント
コメント一覧 (7件)
まあ確かにps5のコントローラー重いしds4でやらせろって思うけど
そもそも音とかめっちゃ拘るならpcでやればええやんって。
codはまだパッドでも人口多いし
好きな方買えばいいよ。独占云々のほうがよっぽどゲーム潰すでしょ
これが買収ってなった当初出てきてたら分かるけど今じゃパフォーマンスでしかない
どうなることやら
Microsoftがもっとまともで信頼の出来るところだったらもっと簡単な話だったんだけどな、逆に期待出来るところってなんだ?
ところでHALOって今なにしてるん?生きてる?
正直 箱とPS両方持ってる身からすると独占うんぬん抜かせばSonyってFPSと言う
ジャンルを蔑ろにするからむしろMSの方がまだマシなんじゃないかと思ってる
PS4pro時点で120fpsとVRRに対応してないとか
デフォルトサラウンドも音質はPSが良いけどFPSに必要な定位は箱の方がくっきりしてる
あとPSのヤクザ的なサードパーティーデバイスの締め出してると思えば
オーディオDACは他社製品使えるようにしてるし
基盤そのまま使ってる改造コンのスカフはそのまま放置して何がしたいのかわからないとこね
結局コンバーターと一緒に非公式サードのプロコンまで締め出してるから
PS5が発売されてrazerのプロコンとedgeが揃うまでの間 ユーザーが一番負担を被ってる事になる
箱はオーディオDACは締め出してるけどコントローラーは
引き継げるようにしてたり DTSのライセンス買えばそのまま音質よくなるから
まだ筋が通ってるように思う と言うか
FPSをプレイする場合においては箱の方がちょくちょく利便性が高い
箱も不便な部分沢山あるけど看板ゲームがHALOだから総合的に見ると
PSの不便さとCoDとかのマルチFPSに置いての無関心さが目立って仕方ない
PS4のホリコンバーターとか正しくそれであのせいで
ゲーム開発側がBANと言う処置できなくなってる訳だしさ
リブート版で人気が出てたはずのトゥームレイダーをオワコン化、エスコンも瀕死寸前まで追い込み、ファーストのギアーズ、Haloまでもオワコン化させて、開発者と待遇面で揉めて逃げられた事のあるMSがマシってマジ?
あとスカフはPS公認のライセンス貰ってるが
その看板ゲームを破壊したのがマイクロソフトだけど
本当に箱持ってんの?FPSやってんの?ゲハで情報仕入れたのかな?
SCEがFPS作るのが下手ってのはまあその通りだし、
MSがFPSに力を入れているのは間違いないと思うが、
逆にMSは「ゲーム=FPS」と考えすぎて失敗してるんだよねえ。
本来FPS開発ではないスタジオに「オンラインFPSを作ること」を強制した結果、
当然のように失敗して開発中止ゲームだらけにななってしまったし、
HALOとギアーズもキャンペーンを軽視しすぎてブランドを弱体化させている。
CodがMSに買収されてMSの指示通りに開発されるようになったら、
HALOとギアーズの3の舞になる可能性が高いだろう