『エーペックスレジェンズ』のRespawnスタジオでクリエイティブディレクターを務めていたRyan Lastimosa氏が、スタジオを離れることを自身のTwitterで発表しました。
Lastimosa氏はエーペックスや『タイタンフォール』シリーズでプレイヤーが使うことになる、架空の武器の数々をデザインしてきた人物です。ファンに惜しまれつつも、Respawnでの約13年の仕事に幕を閉じることとなりました。
クリエイティブディレクターLastimosa氏がRespawnを去る
「約13年間、我が家も同然だったスタジオから去る時が来ました。ほろ苦い気持ちでいっぱいですが、必要な休暇を取る時です。皆さんとこの時間を共有できたことは誇りであり、光栄に思っています」
『タイタンフォール』や『エーペックス』の武器デザインを手がける
『タイタンフォール』の劇中に登場する武器メーカーの1つ「Lastimosa Armory(ラスティモーサ・アーモリー)」は、まさしく彼の名前にちなんだものです。また『タイタンフォール2』キャンペーンの冒頭でも、重要人物としてラスティモーサ大尉というキャラクターが登場します。
重要な部分でその名が使われているように、『タイタンフォール』シリーズや『エーペックスレジェンズ』の世界を彩る数々の武器をデザインしてきたLastimosa氏は、これらの作品の成功を語るうえで欠かせない人物の1人です。
その仕事はARTSTATIONにも一部が公開されています。英語ではあるものの、各武器のコンセプトや設定について詳細な説明がついており、作品世界の深みを増すものとなっています。
IMCは、成功を収めて信頼されたR201プラットフォームに改善の必要を感じた。R201やR201-A2の内蔵CPUから集められた大量のデータは、このライフルのフレームが先鋭分子を露出させていたことにより、誤射や時折フィードメカニズムの故障を引き起こしていたことを示していた。内部の部品が見直されてより軽量かつ強固な合成素材となり、それでいて外側のフレームワークも金属繊維素材で強化されたことで、オーバーヒートをより良く相殺し構造の統一性が高まった。ピストン機構全体が外され、ボルトサイクルのメカニズムは、R301の統合型AIによって完全にコントロールされている。この新たに改善されたプラットフォームは、メンテナンスも最小限かつ口径も大きくなった、信頼性と精度の高いライフルである。
R301のコンセプトデザインより
「未来の戦争で使われている銃」としてその外見に説得力をもたせると同時に、「ゲーム内でプレイヤーが使う武器」としてのクールさも兼ね備えたこれらの武器は、いずれも「Lastimosa Armory」の名にふさわしい作品と言えるでしょう。
Lastimosa氏が今後どこで仕事をするのかは明かされていないものの、いずれ他のゲームでもLastimosa氏のデザインした銃を撃てる日が来るのを心待ちにしたいところです。
Source: Twitter
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コメント
コメント一覧 (5件)
新作タイタンフォールの武器はもう作れなくなるな雰囲気変わって別物になってボイコットされるのがオチ、デザイナーにまた外部委託してくれるなら別だけど
TF新作をキャンセルしたって報道出てたしもう来ないでしょ 諦めたほうがいいよ
タンタンフォール3どうなんねや…
この人絶対ボルトとハンドルが連動して動くことにフェチを見出してたよねww
FPSとして見た場合その方が動作部分が視覚的に映えるから好きだったわ
あとは人間工学を突き詰めたであろう銃のストック部分とかが自動で伸びるとことかね
ニワカファンが面白くないと言った所で特にオワコンだなんて意識しないけど、この前のテスター解雇といい未だにクロスプログレッションの件も有言実行できない辺りも含めて、色々と察してしまうわ。
モバイルみたいに突如サ終発表は無い事を願う。