Ubisoftは『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』のアップデート内容を記載した「Y8S1.2 デザイナーノート」を公開しました。
次回予定されているアップデートでは、Kapkan(カプカン)とOryx(オリックス)から1.5倍サイトが削除され、Tachanka(タチャンカ)がさらなる強化を受けるなど、5人のオペレーターが調整の対象となります。
オペレーターのバランス調整
CAPITÃO(カピタオ)
- スモークダーツ
- 持続時間を9秒から11秒に増加
わずかな変化ですが、ディフューザー設置に7秒必要である点を踏まえると、利便性が向上した印象です(スモークグレネードと同じ継続時間になった)。
スピード3かつアサルトライフルのParaも強力な武器であるため、撃ち合いに参加できるサポート役としての価値がさらに注目されるでしょう。
KAPKAN(カプカン)
- 9X19VSN
- サイト:1.5xサイトを削除
人気のある1.5倍サイトの所持者が、Y8S1.2で入れ替わります。KapkanのEDDは、設置が容易なうえにキルに至るほどの高ダメージが期待できるお手軽なガジェットですが、後述のウィンデルタもあって自重が求められたのかもしれません。1.5倍サイトが没収となりました。
ORYX(オリックス)
- T-5
- サイト:1.5xサイトを削除
固有能力(レマダッシュやハッチ登り)の用途が狭いとしてリリース当時は存在感の無かったOryxですが、「人気はシーズンを追うごとに高まっており」、「メインウェポンの変更以来、彼のプレゼンスは25%以上増加しており、キルデス比は現時点で最も高いものの一つ」とのことです。
背景にあるのはやはり、メイン武器のT-5と1.5倍サイトの組み合わせです。実質的に彼の固有ガジェットのようなものでしたが、1.5倍サイトを没収された後もどのくらい使われるかは興味深い点です。
WAMAI(ワマイ)
- MP5K
- サイト:1.5xサイトを追加
MAG-NETは敵に使われたときは厄介ですが、自分で使うのはあまり楽しくないガジェットの1つです。かつて没収された1.5倍サイトを再び手にし、撃ち合いに優位性が生まれたことで、サポート専門ではないプレイヤーにもWamaiをピックするモチベーションが上がるでしょう。
TACHANKA(タチャンカ)
- シュミハランチャー
- 弾薬:弾数を14から20に増加
- 装弾数:7から5に減少
- 9X19VSN
- サイト:1.5xと2.0xのサイトを追加
シージ公式からも「ランチャーを装備すると、攻撃オペレーターの突撃に対して無防備になるため危険」と指摘されている点がTachankaの難しさの1つです。また、ガスキャニスターを投げながら戦えるSmoke(スモーク)や、デス後もボルカンが残るGoyo(ゴヨ)と比べたときに遊撃にも出づらいため、「銀行」地下などの限られた拠点で見かける程度なのが現状です。
今回のアップデートでは、シュミハによる炎上時間が合計140秒に伸ばされました。攻撃側が建物に入るまでの時間を考慮すると、1つのエリアを1ラウンド中ずっと燃やし続けることもできるでしょう。
しかし炎上時間の合計は以前から最も長かった(98秒)ので、炎上時間が長いことそれ自体に新たな魅力を感じるプレイヤーがどのくらいいるのかは気になるところです。SMGに1.5倍サイトと2.0倍サイトも獲得し、装備はいよいよ充実し切った感がありますが、次の環境こそは活躍できるでしょうか。
武器のバランス調整
拡張型バレル
- 基本ステータス
- ダメージボーナス:15%から12%に減少
ダメージ15%増という大胆なボーナス効果で話題になった拡張型バレルですが、「(ベテラン以外の)プレイヤーたちはダメージの強化は常にありがたいものだと感じている」ため、「アタッチメントはじっくり考えてから選ぶべき」とのことで、ダメージボーナスが低減されました。
Y8S1の「勝利デルタ VS プレゼンス」
- 勝利デルタ:そのオペレーターをピックしたときのラウンド勝率から、ピックしなかったときのラウンド勝率を引いたもの。高いほど勝利に貢献していることを示唆する
- プレゼンス:そのオペレーターがピックされた頻度。高いほど人気のあることを示唆するが、勝敗とは必ずしも関係がない
- BANされた対戦は含まない
攻撃側の「勝利デルタ VS プレゼンス」の変化
攻撃側ではそれほど目立った変化はありませんが、勝利デルタでは、コンペンセイター強化の影響か、Finka(フィンカ)に再評価が入っているようです。
プレゼンスでは変わらずIana(イアナ)が独走。GONNE-6はもうありませんが、情報収集ができ武器も強力で、フラググレネードも持っていることから、今なお「とりあえず」で選びやすいオペレーターです。
能力の派手さで話題になった新オペレーターBrava(ブラバ)は、固定カメラ以外のハッキングポテンシャルは防衛側の顔ぶれ次第ということもあり、中立的な場所にいるようです。
逆に勝利デルタもピックも低いのがSens(センズ)です。スピード3となりDMRも強力ながら、固有ガジェットROUの使いどころは今なお模索段階のようです。
防衛側の「勝利デルタ VS プレゼンス」の変化
防衛側も、過去1.5ヵ月の間に目立った変化はないようです。Rook(ルーク)はガジェット難易度がゼロに等しいため初心者向けとされてきましたが、「ダイハード」という自己蘇生能力を味方に配れるようになったことで、エメラルド帯以上の対戦での勝利に高く貢献し続けています。
一方、最も貢献できていないのがTachankaとClash(クラッシュ)である点も前回と同様です。Tachankaについてはさらなる強化が入ったため一旦様子見。片や、防衛側の唯一の盾持ちで、要求されるスキルが非常に高いClashについても仕方が無い面があるでしょう。強化すると一転して手に負えなくなる恐れがありますが、彼女に今後調整が入るかどうかには注目したいところです。
Source: R6S Official
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コメント
コメント一覧 (5件)
すまん、誰がこんなオワコンゲームやってるん?w
まあ盾と進行阻害持って2倍持つのは程よいバフなのかなという感じかな
工事できるオペ自体は増えたわけだしオペの組み合わせ次第で輝くとは思う
SENSはARのフリしたクソ雑魚SMGの強化、ROUの走行スピードアップぐらいしてやってほしい
タチャンカは工事をできるLMG&BEARINGの構成が手堅いからVSNにバフが入ってもなぁ...
UBI「タチャのLMGに倍率なんかつけたらタチャがOPになるだろ😡」
あの…タチャンカのLMGに倍率サイトは?