レインボーシックス シージ：ランクマ"不人気マップランキング"公開、今シーズン最もBANされたマップは…？

Ubisoftの『Rainbow Six Siege（レインボーシックス　シージ）』では、敵チームとの読み合いの一環として、対戦開始時に「マップBAN」をする機能があります。

苦手なマップはあらかじめBANしておくことができるのですが、現在進行中のイヤー8シーズン2時点では、どんなマップが最もプレイヤーたちから避けられているのでしょうか。非公式オーバーレイアプリのR6 Analystが、トラッキングデータを元に興味深いランキングを公開しています。

もちろん、逆から見ると人気ランキングにもなっているのでぜひチェックしてみてください。

R6Sの不人気マップランキング

シージ開発スタッフから定期的に公開される「デザイナーノート」では、毎回オペレーターのピック率とウィンデルタ、オペレーターBANのデータが公開されています。しかし、マップBANについてのデータは公開されていません。

そんな中、オーバーレイアプリのR6 Analystが独自にマップBANのデータを公開。2023年5月30日から7月7日までに成立した、ランクマッチ284,819試合分のデータに基づいた集計結果がランキング形式で確認できます。あくまで公式情報ではない点にご留意ください。

「BAN率の高いマップ」ランキング

1. エメラルドプレーンズ：16.7％
2. スタジアムブラボー：16.4％
3. ナイトヘイヴンラボ：14.3％
4. 高層ビル：10.4％
5. テーマパーク：9.3％
6. アウトバック：8.1％
7. 運河：5.7％
8. 銀行：5.0％
9. ヴィラ：3.2％
10. カフェドストエフスキー：3.0％
11. 国境：2.7％
12. 海岸線：1.6％
13. （BANなし）：1.5％
14. 山荘：1.1％
15. クラブハウス：0.7％
16. オレゴン：0.5％
17. 領事館：0％（新マップにつきBAN不可）

エメラルドプレーンズ攻略が課題か

そこまで極端な差はありませんが、BAN率が10％を越えているのは、「エメラルドプレーンズ」、「スタジアムブラボー」、「ナイトヘイヴンラボ」、「高層ビル」の4マップ。このうち「高層ビル」を除く3つは比較的新しいマップであるため、知識量で負けたくないプレイヤーが避けて通るのは仕方が無い面もあるでしょう。

しかし、BAN率トップの「エメラルドプレーンズ」（16.7％）は、実装から既に1年以上が経過しています。すっかり慣れたプレイヤーも多いと思われる一方、競技マップでは無いためノウハウが共有されにくい点や、Redditのシージサブレでもマップデザインをめぐる問題点が議論されていたことも合わせて、今後もまだまだBANされ続けそうなマップです。

競技マップは「高層ビル」不人気

一方で、競技マップの「高層ビル」が、「テーマパーク」や、競技マップではない「アウトバック」よりも避けられているのは興味深いところです。

「高層ビル」は攻撃側のエントリーがしづらいだけでなく、防衛側としても、リワーク前の厳しい射線こそ削減したものの、部屋や廊下がやや窮屈で、依然として動きづらい構造と関係があるのかもしれません。

BANされていない方のマップを見ていくと、実質的な新マップである「領事館（リワーク）」はBANできないため、「クラブハウス」（0.7％）と「オレゴン」（0.5％）が最もBANされていないと判明しています。

どちらもリリース以来の対戦マップであり、リワークを経つつ競技シーンでも長らく使われてきた基礎的なマップなので、BANされにくいのは納得の結果と言えるでしょう。

皆さんは自分自身のマップBAN体験と比較して、今回のBAN率データにどのような感想を抱かれたでしょうか。思うところがあればぜひコメント欄にお寄せください。

Source: Twitter