logicool(ロジクール)は、ゲーミングマウス「PRO X SUPERLIGHT」の新型となる「Logitech G PRO X SUPERLIGHT 2」を日本国内向けに発表、公式サイトやAmazonなどで予約受付を開始した。
海外向けには既に販売開始していたこの最新モデルが、日本でも2023年10月13日にロジクール公式オンラインストアなどで発売開始。価格は25,410円(税込)。
「PRO X SUPERLIGHT 2」日本上陸
海外では発表後20分足らずで完売した「Logitech G PRO X SUPERLIGHT 2」が、いよいよ日本でも販売される。争奪戦は避けられないだろうが、PCゲーマーなら誰しも挑戦してみるだけの価値がある。
なおロジクールからは、ゲーミングキーボードの新製品、「PRO X TKL LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングキーボード」と、「PRO X 2 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング ヘッドセット」の新色マゼンタも発表されている。「PRO X TKL LIGHTSPEED」キーボードについても、後ほど詳細をお届け。
「PRO X SUPERLIGHT 2」の特徴
「Logitech G PRO X SUPERLIGHT 2」の本体サイズは「PRO X SUPERLIGHT」と同じ、125mm(縦)x 63.5mm(横) x 40mm(高さ)。LIGHTSPEEDワイヤレス テクノロジーも継承。しかし、さまざまな点がアップグレードした上位互換モデルとなっている。以下に特徴的な進化ポイントを比較した。
PRO X SUPERLIGHT 2 | PRO X SUPERLIGHT | |
重量 | 60グラム | 63グラム未満 |
センサー | HERO 2 | HERO 25K |
解像度 | 100~32,000 dpi | 100~25,600dpi |
最大速度 | 500 IPS | 400 IPS |
USBレポートレート | 0.5ms (2000Hz) | 1ms(1000Hz) |
連続動作 | 95時間 | 70時間 |
接続方式 | USB-C | USB Type-B |
「PRO X SUPERLIGHT 2」では、重要60グラムと約3グラムの軽量化に成功した。センサーはゲーミングマウス界でも最高水準を誇る「HERO 2」で、最大32,000 dpi1、最大速度500 IPS2の性能を発揮する。
スイッチも、光学式とメカニカル式をあわせたLIGHTFORCEハイブリッドに変更。光学式の持つスピードや安定性に、メカニカル式ならではの軽さと気持ちの良い打感を兼ね備えている。
本体カラーはホワイト、ブラック、マゼンタの3種類が用意されている。新たにUSB-C接続となり、連続95時間の動作も実現。POWERPLAYにも対応しているため、ワイヤレス充電が可能だ。
「PRO X SUPERLIGHT 2」予約情報
「PRO X SUPERLIGHT 2」は10月13日より25,410円(税込)で発売開始。
製品には、「PRO X SUPERLIGHT 2」本体のほか、以下のものが同梱されている。
- USB LIGHTSPEEDアダプター
- 充電/データケーブル
- レシーバー延長アダプター
- グリップテープ(オプション)
- PTFEフィート付きレシーバーカバー(オプション)
- 取扱説明書
2020年に発売され、プロゲーマーはもちろん、非プロやゲーマー以外のユーザーにさえ愛されてきた「PRO X SUPERLIGHT」。3年の時を経て「G PRO X SUPERLIGHT 2」へと進化を遂げる。
本体の形状は同じなので、これまでSUPERLIGHTの操作感が手になじんでいたプレイヤーも、上位機のSUPERLIGHT 2にスムーズに移行できるだろう。
「PRO X SUPERLIGHT」を使い続けてきた人には、買い換えにうってつけのタイミング。また、ロジクールのマウスを使ったことがないゲーマーや、ゲーミングマウスを初めて買うという方にも、「PRO X SUPERLIGHT 2」は幅広い層のニーズに応える最新製品だ。
「PRO X SUPERLIGHT 2」実機を体験!
都内で行われたロジクールによる新製品発表会に、EAA!!も参加させてもらった。
この記事では「PRO X SUPERLIGHT 2」にのみ触れているが、今回は他にも「PRO X TKL LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングキーボード」、そして「PRO X 2 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング ヘッドセット」の新色マゼンタが発表された。「PRO X TKL LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングキーボード」については、こちらの記事で取り上げている。
「PRO X SUPERLIGHT 2」は、上の画像の通り、現行の「PRO X SUPERLIGHT」と見た目がほぼ同じ。違うのは底面のソールの形と、接続部分の形(USB-Cに変更)くらいだ。
外見デザインに手を加えなかったことには理由がある。発表会にオンラインで出席したロジテック社グローバル・プロダクト・マネージャーChris Pate(クリス・ペイト)氏によると、プロは使っているマウスの手触りが変化することを嫌うためだ。
プロeスポーツ選手たちと協力して開発された「PRO X SUPERLIGHT 2」には、プロが求めるものが凝縮されている。一瞬の差で決着がつく最高レベルの戦いでは、精度やミニマルさを追求することはもちろん、体の一部であるかのように、自然に扱えることも重要だ。「PRO X SUPERLIGHT 2」のデザインは、「PRO X SUPERLIGHT」からのスムーズな移行を想定している。
実際に触れてみたところ、スイッチ感ははっきりと向上した印象。ただ、人によっては予想していたよりもやや硬く感じるかもしれない。左右対称のため、同じLIGHTFORCEハイブリッドを採用しているG502よりも、押し心地は左右均等になっている。
新たな設定項目として、リフトオフディスタンス(LOD:マウスを浮かせたときに何mm離れたたら反応しなくなるのか、という値)も調整可能になった点にも触れておきたい。
たとえばこのLODを短くすることで、マウスをあまり上げなくてもリセットが可能に。これは、市販のマウスソールと組み合わせた調整の幅が広がることを意味し、細部までこだわるプレイヤーには嬉しい新機軸だ。G HUBソフトウェアでX軸とY軸を個別に調整することもできる。
性能面では分かりやすい上位互換となった「PRO X SUPERLIGHT 2」。価格は25,410円(税込)で、ハイエンドを求めるプレイヤーは迷わず手に入れておきたい。全国の量販店でも実機が展示予定なので、使用感が気になる場合は自分で触ってみてからでも良いだろう。
Source: Pressrelease
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コメント
コメント一覧 (3件)
センサーの性能上がったって言っても、どうせ人間には感知できないレベルの差だし、期待してた重さも63から60って誤差レベル。
実質Type-Cになってバッテリーデカくなっただけのモデルに25,000は強気過ぎる。ブランドパワーで売れちゃうんだろうけど。
そそられないねぇ
終わりの始まり