本日2024年3月20日、Blizzard Entertainmentの『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』でゲームディレクターを務めるAaron Keller氏が「Developer Update | Hero Releases, Mythics, and More」にて、シーズン10以降に予定されているアップデートについて紹介を行った。
本日公開された動画「Developer Update | Hero Releases, Mythics, and More」では、ヒーローやミシック・スキンのアンロック方法の変更やBlizzCon 2023で発表された内容の続報などが発表された。
OW2 開発者アップデート|ヒーローのリリース、ミシックなど
以下では、公開された動画とニュースページの内容をもとに、それらを詳しく紹介していく。
新ヒーローは即時かつ無料に変更
まず大きな変更点として、シーズン10以降の「新ヒーロー」はリリース時に無料ですべてのプレイヤーが使用可能になることが発表された。
これまでシーズン開幕に合わせ実装された新ヒーローは「一定のtierまでバトルパスを進行させる」か「プレミアム・バトルパスの購入」のどちらかでのみ実装シーズン中の使用が可能となっていたが、シーズン10で登場する新ヒーロー「ベンチャー」からは、この過程(または課金)が不要となる。
また、オーバーウォッチ2で登場したヒーロー(ソジョーン/ジャンカー・クイーン/キリコ/ラマットラ/ライフウィーバー/イラリー/マウガ)についてもS10開幕時に全員アンロックされる予定となっている。
ただし、新規プレイヤーの場合は例外でファーストタイム・ユーザーエクスペリエンス(FTUE)を通した初代ヒーローのアンロックが必要。初代OWのヒーローをすべてアンロックすると、OW2から登場したヒーローが同時にアンロックされるとのこと。
ミシック・スキンに関する変更
シーズン10では、新ヒーローの入手手段だけでなくミシック・スキンの獲得方法にも変更が行われる。詳細については、シーズン10の開幕が近付いてからとの事だが、今回は「ミシック・ショップ」の導入が発表された。
「ミシック・ショップ」では、プレミアム・バトルパスの報酬として入手可能な新通貨「Mythic Prisms」を消費することで「現行シーズンのミシック・スキン」「過去シーズン(2シーズン以上前)のミシック・スキン」「ミシック・スキンのカスタム要素」をアンロックできるようだ。
また「ミシック・スキンのカスタム要素」のアンロックが任意になったことで、その分の「Mythic Prisms」を他スキンのアンロックに使用することも可能となる。
チャレンジとコインに関する変更
シーズン10以降は「オーバーウォッチ・コイン」が、バトルパス(無料レーン)とプレミアム・バトルパスの報酬としても登場するようになる。ウィークリー・チャレンジは、各プレイヤーのプレイスタイルに適した内容に変更され、バトルパス XPが報酬として提供されるようだ。
入手方法変更後は「以前よりもコインを簡単かつ頻繁に入手できるようになる」とのことで、シーズン毎に無料で獲得できるオーバーウォッチ・コインの上限も540から600に引き上げられる。
新ルール「クラッシュ」と新マップ3種の実装
BlizzCon 2023で発表された新規対戦ルール「クラッシュ」の実装は、年内に2つの新マップと同時に配信されることも発表された。「クラッシュ」の正式リリースに先立ち、シーズン10の開幕時には期間限定でクラッシュ用新マップ「HANAOKA」を用いたトライアルが期間限定で実施予定。
また、少し先の話にはなるがシーズン11では、新マップ「RUNASAPI」が実装されることも明らかとなった。「RUNASAPI」は、イラリーの出身地であるペルーを舞台とした美しい景観のプッシュ用マップとなっている。
シーズン11でコロッセオをリワーク
さらに同シーズンには、既存のプッシュ用マップ「COLOSSEO」のリワークも予定されている。
シーズン12ではマップリワークを重視
旧マップのリワークは、シーズン12以降でも実施される予定とのこと。リワーク対象のマップについては、現在議論中との事だが、候補としてマップに関するフィードバックが多く寄せられている「DORADO」「CIRCUIT ROYALE」「HAVANA」「NUMBANI」が挙げられている。
新マップだけでなく、旧マップのリワークも精力的に実施予定なのはうれしいポイント。どのような調整となるのか今から妄想しておこう。
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