Respawn Entertainment(リスポーンエンターテインメント)は『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の最新イベント「シャドウ・ソサエティ」を3月26日より開催。
このイベントと並行して、既存のレジェンドやシステムにも調整を実施。アサルトでありながら索敵やサポート面でも優れていたバンガロールのスモークが弱体化。計12人のレジェンドが調整された。
『APEX』「シャドウ・ソサエティ」バランスアップデート
期間限定モード「ロックダウン」や、Apexアーティファクト「コバルトカタール」などが登場するイベント「シャドウ・ソサエティ」については、こちらの記事で解説。以下はイベントとともに実施される既存コンテンツへのバランス調整。
ケアパッケージの調整
ケアパッケージの仕組みが微調整。序盤からケアパケ武器の獲得を狙えなくなり、代わりにゴールド武器が手に入るようになる。開発者ノートによると、「初期のケアパッケージ武器が不釣り合いに強力に感じられていたため、武器を弱体化するのではなく、登場をゲームの後半に回すことにしました」とのこと。
- ケアパッケージ第1弾
- ケアパッケージ武器を削除
- シーズンのゴールド武器が代わりに出現するようになりました(R-301、RE-45、マスティフ、ディヴォーション、30-30)
- ケアパッケージの2弾目と3弾目に変更はありません
レジェンドへの変更
レジェンドアップグレードの導入後から、レジェンドのバランス調整は散発的に行われてきた。今回はより広範なバランス調整となり、人気ピックであるレヴナントやバンガロールが弱体化。
逆に、ピックが下位に低迷していたシアは少し使いやすくなった。その他、バリスティックやコースティックらにも細かな調整が見られる。全体的には、アップグレードの選択肢をワンパターンにしないための開発側の工夫がうかがえる内容。
バリスティック
- アップグレード
- アモビジョン:削除
- 持続バレット:レベル2に変更
- 新アップグレード「スピーディー・ウィスラー」:戦術アビリティでヒットすると、2秒間のスピードが上昇する(レベル3)
バンガロール
- ローリングサンダー:クールダウンを4分から4.5分に増加
- スモークランチャー
- クールダウンを33秒から35秒に増加
- ダメージを与えなくなった
- スモークの持続時間を18秒から11秒に短縮
- スモークの消散速度が速くなった
- アップグレード:レベル2
- アルティメットクールダウン+:削除
- 新アップグレード「戦術アビリティクールダウン」:戦術アビリティのクールダウンを5秒短縮
- アップグレード:レベル3
- 援護しろ:駆け足を発動したプレイヤーを自動ピンで追跡できなくなりました
- レフュージ:回復速度を毎秒3HPから毎秒3.5HP秒に増加
とりわけ便利なアビリティといえる「スモークランチャー」をはじめ、バンガロールは全体的に弱体化。アップグレードで戦術のクールダウンを短縮できるようになったものの、「ダメージを与えなくなった」という仕様変更に目を向けると、差し引きではマイナスの方が大きく感じられる。
敵をスモーク越しに追跡できたアップグレード「援護しろ」も、開発者によると「意図したよりも強力すぎました」とのことで位置を指し示す仕様へと調整された。
ブラッドハウンド
- アップグレード
- オーディンの視線:レベル2に変更
- 戦術アビリティクールダウン:レベル3に変更
コースティック
- ガスダメージがティックごとに1ずつ増加(変更前は5/5/6/6など)
- ダウンしたプレイヤーは変わらず、ティックごとに5
- ガススロー効果は最初のダメージティックで2秒間のみ適用されるようになった
- アップグレード
- パーティクルディフューザー:レベル3に変更
- 残留毒素:レベル2に変更
コンジット
- レイディアントトランスファー
- クールダウンを26秒から31秒に増加
- リジェネ中断の遅延時間を1秒から2秒に増加
ヒューズ
- アップグレード - レックレス:爆発ダメージ軽減を25%から50%に増加
ライフライン
- アップグレード:レベル2
- 戦術アビリティクールダウン+:削除
- 新アップグレード「戦術アビリティクールダウン++」:戦術アビリティのクールダウンを25秒短縮(クールダウン時間が展開時間と等しくなるため、常にDOCが使えるようになる)
- アップグレード:レベル3
- ギフトラッピング:削除
- 新アップグレード「金の卵」:次のパッケージはゴールド装備で出現する
- 進化キャッシュ、ゴールドノックダウンシールド、ゴールドバックパック
- シールドバッテリー1個、医療キット1個、フェニックスキットまたはモバイルリスポーンビーコンも入っている
「ケアパッケージがサプライドロップになる」効果を持っていたギフトラッピングが削除。開発者によると、「ケアパッケージ武器によるパワースパイクと入手頻度の制御においていくつかの問題が発生」していたとのこと。ケアパケ武器に代わってゴールド装備各種が出現するようになり、よりサポートらしいデザインに。
一方では「戦術アビリティクールダウン++」なる新アップグレードが追加。「常にDOCが使えるようになる」という興味深いプレイスタイルが実現した。
オクタン
- アップグレード - レックレス:爆発ダメージ軽減を25%から50%に増加
パスファインダー
- アップグレード - ジップラインゼン:ダメージ軽減を25%から50%に増加
レヴナント
- フォージシャドウ
- アルティメット発動中にノックダウンしても戦術アビリティがリフレッシュされなくなりました
- アルティメット中の戦術アビリティのクールダウンが短くならなくなりました
- アルティメットのクールダウンを60秒延長
- アップグレード
- アジャイルアサシン:削除
- 戦術クールダウン:レベル3に変更
- 新アップグレード「アルティメットクールダウン」:アルティメットのクールダウンを30秒短縮(レベル2)
「レヴナントはここ数シーズン、ランクリーグで非常に強力なレジェンドでした」と開発者も認めているように、メタの一角となっていたレヴナントから「フォージシャドウ」が弱体化。「アジャイルアサシン」も削除された。
埋め合わせとして、アップグレードでアルティメットのクールダウンが短縮可能になり、終盤戦に向けて強くなれるというデザインに。
シア
- フォーカス・オブ・アテンション:発動までの遅延時間を1.4秒から1.2秒に短縮
- アップグレード
- アーティストリーチ:レベル2に変更
- ロングビュー:レベル3に変更
- レーシングハーツ:削除(基本戦術アビリティに統合)
- 新アップグレード「アルティメットクールダウン」:アルティメットのクールダウンを30秒短縮(レベル2)
パッシブで高速移動できる「レーシングハーツ」がアップグレードから外れ、戦術アビリティに統合。「フォーカス・オブ・アテンション」自体も、微調整ながら使いやすくなっている。
レイス
- アップグレード
- 戦術アビリティクールダウン:レベル3に変更
- アルティメットクールダウン:レベル2に変更
武器への変更
武器の出現率
- アサルトライフルとマークスマンライフルの出現率をゾーンごとに標準化
CAR
- エイム中の垂直反動をわずかに増加
- (シーズン20開始より、パッチノートに記載されていなかったため)
EVA-8 [ケアパッケージ]
- 拡散パターンを狭くした
- 発射直後の発射体のサイズを引き上げ
- 取り回しを改善
- 予備弾数を96から64に減少
ランページ
- アニメーションと合わせるためにエネルギーをチャージする時間をわずかに短縮
ウィングマン [ケアパッケージ]
- 予備弾数を90から72に減少
- 1倍デジタルスレットを装備できなくなった
- スコープのロックが解除され、交換可能になった
マップローテーション変更
- カジュアル
- ストームポイント
- オリンパス
- ブロークンムーン
- ランク
- ストームポイント
- オリンパス
- ワールズエッジ
- ミックステープ
- コントロール:バロメーター、生産工場、サンダードーム
- ガンゲーム:モニュメント、スカルタウン、サンダードーム
- TDM:モニュメント、サンダードーム、ZEUSステーション
ゲームモードへの変更
- 新期間限定モード:ロックダウン
- ゾーンを占領して保持し、ポイントを獲得
- ロックダウンのマップローテーション:サンダードーム、スカルタウン、ZEUSステーション、モニュメント
- スリーストライクアップデート
- 復活時間を2.0秒に短縮
- 体力が100%、シールドが0%の状態で復活
- 新しい最低保証アイテムシステム:相手と競い合えるロードアウトとインベントリを持ってリスポーンすることが保証される
- ミックステープ
- コントロール:モバイルリスポーンビーコンでリスポーンするプレイヤーは、ドロップシップを降りる際に、以前のようにフリーフォールするのではなく、スカイダイブする
- キル・リプレイ
- ヒットマーカーとダメージ値を表示するようになった
- ラウンド勝利時のリプレイにキルしたプレイヤーのバナーが表示されるようになった
- 新マップ:モニュメント
- TDM、ガンゲーム、ロックダウンをサポート
ワールドシステム
- 進化ハーベスター
- 進化ポイントを獲得したプレイヤーとそのチームメイトの両方に対して再生される音声を変更
- ストームポイントのマップ端付近で問題となっていたスポーン地点を削除
- 進化報酬
- 悪用を防ぐためにチームメイトのリスポーンと復活の報酬を変更
- リングコンソールをスキャンする際、進化ポイントを過剰に獲得しないように変更
- 野生動物とNPC:スパイダー、プラウラー、その他のNPCにもリングのルールが適用され、適切なリングダメージを受け、ヒートシールドの影響を受けるようになった
快適性向上
- 拡張マガジンを取り外すと、拡張マガジンに装填された弾薬がプレイヤーに戻るようになった
- クリプト:ドローンが他のプレイヤーではなく環境によって破壊された際の新しいセリフを追加
- 他のレジェンドにカーソルを合わせない限り、チームメイトにはデフォルトで選択したレジェンド(ロビーで選択していたレジェンド)が表示されるようになった
- 新射撃訓練場オプション
- ダミーハイライトのオン/オフ
- レジェンドアップグレードのロック
- レベル5未満のプレイヤーや前回のマッチでジャンプマスターだったプレイヤーがジャンプマスターになる可能性を低くするようジャンプマスターの選択をアップデート
- FPSのカクつきを軽減
- 再発動はリストの一番上に表示され、光る効果が追加
Source: Apex Legends Official
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コメント
コメント一覧 (3件)
アプデート後からPS4版の画質悪くなったのですが、一時的なクライアントの不具合でしょうかね。
リリースノートにも特に解像度に関する記載はないので。。
安定のホライゾンスルー
やっぱりあのお方が使ってるからですか??
ランクマップ変わらないんかい