本日2024年3月28日、Blizzard Entertainmentの『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』で次期シーズンに登場する新規ダメージヒーロー「ベンチャー」のゲームプレイ・トレーラーが公開された。トレーラー内では、ベンチャーが使用するすべてのアビリティが登場している。
新規ダメージヒーロー「ベンチャー」
これまで『オーバーウォッチ 2』の新ヒーローリリースペースは2シーズンに1人となっているが、ダメージヒーローの登場はオーバーウォッチ2リリース時に登場した「ソジョーン」以来で約1年半ぶり。
そんな「ベンチャー」だが、シーズン10での実装に先立ち、明日2024年3月29日~4月1日(厳密には現地時間の2024年3月28~31日)にマウガと同様のトライアル期間実施が発表されている。
以下では、本日公開されたゲームプレイ・トレーラーと画像から予想されるベンチャーのアビリティ性能について紹介していく。
「ベンチャー」アビリティ
“スマート・エクスカベーター”(メイン射撃)
衝撃波を放つ弾を発射する。弾は短距離で爆発する
発射される弾丸は非ヒットスキャン。弾道は比較的まっすぐに見えるが、仮にジャンクラットの“フラグ・ランチャー”レベルの山なりであったとしても、短距離で爆発する性質上そこまで気にならないだろう。
映像では連射シーンがみられなかったため、射撃レート等についてはわからない。しかし、ヒーローの性質や射撃モーションから察するに、射撃レートは控えめの単発高火力系である可能性が高い。
“探検家の決意”(パッシブ)
アビリティを使用すると、一時的にシールドが付与される
ドゥームフィストのパッシブ・アビリティ“攻撃は最大の防御なり”と似たような、能動的に最大体力を増加させられるパッシブ・アビリティ。
“攻撃は最大の防御なり”の起動条件が「アビリティでダメージを与えると」なのに対し、こちらは「アビリテを使用すると」であるため、容易に達成でき敵の動きに左右されにくいものとなっている。
“クラバー”(パッシブ)
より多くのダメージを与えられるクイック近接攻撃
恐らく、トレーラーで見られた「リーパーにドリルを押し付ける」シーンが該当。ワンモーションで複数回ヒットしている様子から、感覚的には近距離専用のビーム攻撃(物理判定)といった所だろうか。
気になる点は、この攻撃が“探検家の決意”の起動条件を満たすかどうか。ドゥームフィストの近接攻撃はアビリティではないため“攻撃は最大の防御なり”の発動条件を当然満たさない。
一方でジャンカー・クイーンのパッシブ・アビリティ“アドレナリンラッシュ”は“ギザギザブレード”を使用した近接攻撃で起動する。しかし、この性質は“ギザギザブレード”側に記載されているため、それがない“クラバー”での起動は難しいか。
“バロー”
地中を無敵状態で移動できる。浮遊時に敵へダメージを与える
既存の「無敵状態で移動」を行うアビリティには、リーパーの“レイス・フォーム”やモイラの“フェード”などが該当する。それらに比べると地中限定と制限はあるものの、このアビリティ自体にダメージを与える効果(飛び出す時限定)がある点で優れている。
また、アビリティが無敵状態を経由するという事は、回復阻害や炎上状態といったデバフを解除する効果にも期待できそうだ。
“ドリル・ダッシュ”
前方にダッシュして敵を押しのける
無敵ではないが“バロー”と異なり、地中を経由する必要がなく上を向いて発動すれば飛び上がる事もできるようなので、かなり自由度の高いアビリティ。“バロー”と組み合わせることで、見た目から想像できないほどの機動力を発揮してくれるだろう。
“テクトニック・ショック”(アルティメット・アビリティ)
ダメージを与える衝撃波を放つ
副次効果に関する説明がないため純粋にダメージを与えるのみのアビリティであると考えられるが、その範囲はかなり広く、ベンチャー自身が動く必要がないためローリスクな点も特徴と言えるだろう。
また、エフェクトもかなり派手なので、視覚的な妨害効果も少なからずありそうだ。
気になる点は“バリア・フィールド”や“ディフェンス・マトリックス”等での受けが成立するのか。説明文に同じく「衝撃波」と記載されているアビリティには、ルシオの“サウンドウェーブ”が挙げられる。
“サウンドウェーブ”は、バリアで防ぐことが可能だが“ディフェンス・マトリックス”や“木の葉返し”で吸収・反射することはできないため、同じような判定(“アース・シャター”の振動も同じ)になっていそうだ。
詳しい仕様については、明日から始まるトライアルで!
「ベンチャー」は発動条件の緩い体力増加パッシブや機動力を補助する複数のアビリティを持ち、それらを用いた近距離戦で威力を発揮するかなり扱いやすいヒーローのように見える。しかし、地中を移動したり飛び上がったりと、優れたパフォーマンスの発揮には高いマップ理解度が求められそうだ。
トライアルで判明する各種アビリティのダメージやクールタイム次第では大きく印象が変わる可能性もあり、なかなか活躍が難しいという可能性も考えられるが、ダメージロール専門のプレイヤーにとっては待望の新ヒーローであるため「どんな性能であっても明日が待ち遠しい」という方は少なくないだろう。
なお、ベンチャーが実装されるシーズン10以降、新ヒーローは無料ですべてのプレイヤーが登場時点で使用可能になることが既に発表されている。シーズン開幕直後には今まで以上に新ヒーローが選出される試合が多くなると予想されるため、新環境にいち早く馴染みたい方は他ロール専門のプレイヤーであっても一度ベンチャーに触れておくことをお勧めする。
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
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コメント
コメント一覧 (3件)
動画観るまで男キャラだと思ってた...。
デザイナー馬鹿かよ。
地中潜るとか絶対バグとかグリッチ出るだろこれ
そもそもOWって日本のアニメ・漫画・ゲームが大好きな韓国系 or 中国系アメリカ人がデザインしたキャラがアジアでウケてアジアで人気出たのに行き過ぎたポリコレ・WOKEでOW2の女キャラがほぼアジア系のドブスで全力で自滅してんのクソワロタ