Destiny 2：新DLC「最終形態」の新トレーラー公開、光と暗黒の力を同時に扱う新サブクラス"プリズム"がお披露目！

Bungieが開発している基本プレイ無料FPS『Destiny 2（デスティニー 2）』が、日本時間6月5日（水）に配信される有料拡張コンテンツ「最終形態」のゲームプレイをお披露目した。

「最終形態」は前作から10年かけて描いてきた「光と暗黒の戦い」の最終チャプターとなるが、新しいサブクラス”プリズム”と、新たな障害となる敵勢力”ドレッド”の追加など、まさに最終形態にふさわしい豪華さだ。

新サブクラス”プリズム”

これまでの『Destiny 2』のプレイヤーキャラクター「ガーディアン」は、サブクラスを切り替えることで光の力と暗黒の力を使い分けてきた。 しかし、”プリズム”はこの制限を取り払い、光の力と暗黒の力を同時に併せ持つ。 具体的にはこれまで登場したサブクラスのスキルを自由にカスタマイズすることで、光と暗黒の力が入り乱れるサブクラスとなるようだ。

また、各クラスには2つの属性を兼ね備えた新しいグレネードが追加される。

• ウォーロック：ステイシス/ボイド
• タイタン：ストランド/アーク
• ハンター：ステイシス/ソーラー

エキゾチッククラスアイテムが追加

前作『Destiny』に登場したエキゾチッククラスアイテムがついに『Destiny 2』にも導入される。ただし、性能は全く別物といっていいほどの上位互換だ。

生まれ変わったエキゾチッククラスアイテムには2つのパークスロットが用意され、これらのスロットには既存のエキゾチック防具のエキゾチックパークがランダムで付与される。つまり、一つのエキゾチッククラスアイテムでエキゾチック防具2つ分の効力を発揮する。

しかし、全てのエキゾチック防具のエキゾチックパークが導入されるわけではなく、一部のパークに限定されている。 また、効力を発揮するのは”プリズム”を使用している場合のみ、各パークの性能は従来のものよりも性能が半減しているなど、ある程度の制約も負っている。 そして一番の注意点が、エキゾチッククラスアイテムもエキゾチック防具扱いなので、エキゾチック防具とエキゾチッククラスアイテムを同時に装備できないという点だ。

新敵勢力”ドレッド”

『Destiny』シリーズはこれまで幾度かに渡って新しい敵勢力を追加してきたが、基本的には『Destiny』に登場した敵勢力の派生形だった。 しかし、「最終形態」では完全新規の敵勢力”ドレッド”が追加される。

昨年リリースされた「光の終焉」で登場した”トーメンター”と、すでに公開されている”征服者”に加えて、”グリム”、”ハスク”、”アテンダント”、”ウィーバー”から構成されるのが”ドレッド”だ。

・グリム：機動力の高い飛行する敵で、近づいたガーディアンのスキルを抑制し、鈍らせる。
・ハスク：アクロバティックに近接戦をしかけてくる近接型で、弱点を攻撃してトドメを刺さないと、ガイストという追尾型の爆弾を展開してくる。
・アテンダントとウィーバー：それぞれが暗黒の力「ステイシス」と「ストランド」の力をまとう。

全プレイヤーが無料で遊べる追加コンテンツ「光の中へ」が配信

「最終形態」の配信が迫っている『Destiny 2』だが、4月10日から新しいコンテンツ「光の中へ」が導入された。 「光の中へ」では新しくウェーブ防衛型のPvEコンテンツ「猛襲」、これまで登場した人気武器の復刻版や、新しいソーシャルスペース、人気だったエキゾチックミッション「ささやき」と「ゼロ時間」の復刻、新しいレイドボスの挑戦「パンテオン」などが追加されている。

これらのコンテンツは無料コンテンツとなっているので、最新の拡張コンテンツを所有していなくてもプレイすることができる。 「最終形態」で復帰を考えているプレイヤーにとっては、これから2ヶ月かけて準備とリハビリが出来るいい機会だろう。

『Destiny 2』の先へ

今回の「最終形態」ゲームプレイのプレビューが公開されるあたり、エグゼクティブクリエイティブディレクターのルーク・スミス氏がメッセージを寄せ、『Destiny 2』の先の展望について少しだけ触れた。 かねてより『Destiny』シリーズの物語は「光と暗黒の戦い」以降も続いていくとBungieは語っている。

『Destiny』シリーズという人気タイトルにはまだまだ未来が待っているようだ。 まずは「最終形態」で10年続いたストーリーに一つの区切りをつけよう。

Source: Bungie