ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカが、アメリカ・ニューヨークにて現地時間2013年2月20日(日本時間2月21日)に開催した“PlayStation Meeting 2013”において、『Halo(ヘイロー)』シリーズを手掛けていることで知られるバンジーと『Call of Duty』シリーズで知られるActivisionが、PSフォーマット向けに新作FPS『Destiny(デスティニー)』を開発中であることが明らかになりました。
美しすぎるコンセプトアートと期待の高まるトレイラーをぜひご覧ください。
『Destiny(デスティニー)』 PlayStation 4 公式発表
『Destiny(デスティニー)』世界観・ストーリー
太陽系への植民を可能にする技術で文明を発展させていた人類だが、突然攻撃してきたエイリアンによってほとんどの基地や都市が破壊され、もはや地球に残された都市以外は、完全に包囲されてしまう。
そこへ、“トラベラー”と呼ばれる謎の超高度生命体が出現し、巨大なステーションを地球最後の都市の上空に静止させ、人類の守護者として助け舟を出す。トラベラーの技術を与えられた人類は、生き残った人々から、スーパーソルジャー部隊、ガーディアン(Guardian)を編成し、人類の存続のために戦いを挑んでいく。
プレイヤーは、そんなガーディアンを操作してゲームを進めていくことになるわけだが、ネットへの常時接続が必須とされており、Co-opや対戦を楽しみながら、物語を体験することになる。
オンライン専用タイトルなのか、それともシングルプレイが存在するのかは明らかにされていないが、ソーシャル要素が重視されるのは間違いなく、公開されたムービーには、“The Queen”と呼ばれるゲームの登場人物、あるいはギルドのリーダーらしき人物から「金星で、新たなチャプターが始まる」というメッセージをスマートフォンで受け取ったプレイヤーが、仲間達と「今日、金星が面白いらしいぜ」と連絡し合い、ノートPCでキャラクターのクラスや装備を設定するという一連の場面が収められている。ゲームそのものはコンシューマ機向けながら、携帯デバイスやPCとの連動が可能になっているようだ。
公開トレイラー - 公式 『Destiny(デスティニー)』 ViDoc: Pathways Out of Darkness
『Destiny(デスティニー)』コンセプトアート
開発者ダイアリーでは、『Destiny』は6年にわたって温められてきたプロジェクトであり、「Haloよりも大きな作品を、どのようにして作り上げるのか」という命題に挑んだものであるという。Destinyというゲームを、さまざまな形でゲーマーが集える場所にするというコンセプトが感じられ、かなり野心的な作品になりそうだ。
これまでHaloシリーズ一筋だったBungieが2012年にMicrosoftから独立して以来、初めての作品となる本作。日本での展開は明らかにされていないが、続報を楽しみにしよう。
『Destiny(デスティニー)』その他の情報まとめ
- オープンワールドタイプのMMOシューター
- キャラクターには3つのクラスが存在
- コンシューマとモバイルなどを連動させたソーシャル要素が大きな特徴
- MMOだが月額課金なし
- プラットフォームはPlayStation 3、PlayStation 4、Xbox 360、PC。当然新型Xboxも?
- PlayStation 4専用の機能も搭載予定
- 発売日は2013年10月、12月、2014年以降との噂あり
『Destiny(デスティニー)』ボックスアート
『Halo』でシューター界に革命を起こしたバンジーが、6年もの歳月をかけたMMOシューター『Destiny(デスティニー)』。今すぐ予約しても後悔はない気がします。
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント