CWLファイナル：eUnitedが2年半ぶりに優勝し賞金約5,400万円獲得、「CWLチャンピオンシップ」に出場する全32チームも決定

日本時間7月19日から行われた『Call of Duty: Black Ops 4（コール オブ デューティ ブラックオプス 4）』の公式大会「Call of Duty World League Finals（CWLファイナル）」にてeUnitedが優勝、賞金50万ドル（約5,400万円）を獲得しました。同チームがメジャー大会で優勝するのは「CWLアトランタ 2017」以来、およそ2年半ぶりとなります。

CWLファイナルの流れと結果

グランドファイナル第1試合: eUnited 0-3 Gen.G

1. ハードポイント（Arsenal）: 123-250
2. サーチ・アンド・デストロイ（Payload）: 3-6
3. コントロール（Arsenal）: 2-3

グランドファイナルではeUnited（1位/ディビジョンB）とGen.G（2位/ディビジョンA）が再戦。準決勝ではeUnitedが勝利しGen.Gはルーザーズブラケットに回っていました。しかしGen.Gはそれを物ともせずハードポイント、サーチ・アンド・デストロイを連取。コントロールでは1人も倒されずに2拠点を確保する、おそらく史上最短ラウンドのビッグプレイも飛び出します。

Take a look at that immaculate Control round from @GenG! ? pic.twitter.com/PNZ4AnTzD7

— Call of Duty World League (@CODWorldLeague) July 21, 2019

Gen.Gはこの後のラウンドもきっちり取り、3-0で勝利。ブラケットをリセットします。

That was QUICK. ?@GenG serve up the 3-0 to @eUnited, for the first time this season a Grand Final heads to the second Best of 5! https://t.co/NKHQShcI4R #CWLPS4 pic.twitter.com/Gjr389AE7g

— Call of Duty World League (@CODWorldLeague) July 21, 2019

グランドファイナル第2試合: eUnited 3-0 Gen.G

1. ハードポイント（Seaside）: 250-119
2. サーチ・アンド・デストロイ（Hacienda）: 6-5
3. コントロール（Frequency）: 3-0

両チームともに後がなくなった第2試合、eUnitedがまずは第1ゲームのハードポイントを取ります。続くサーチ・アンド・デストロイでは第11ラウンドにまでもつれ込みますが、爆弾を解除するArcitys選手を双子のPrestinni選手が見事カバー。兄弟愛を見せたeUnitedが2-0でリードを広げます。

.@Prestinni SAVES HIS BROTHER @Arcitys!!!@eUnited now 2-0 up on @GenG here in the Grand Final! https://t.co/NKHQShcI4R #CWLPS4 | #CWLFinals pic.twitter.com/TT7i1LAluq

— Call of Duty World League (@CODWorldLeague) July 21, 2019

最後はClayster選手が決め、見事トロフィーを手にしました。

It's been a long time coming… congratulations to @eUnited, your 2019 CWL Pro League CHAMPIONS!!!#CWLPS4 | #CWLFinals pic.twitter.com/5t7GCaSSdv

— Call of Duty World League (@CODWorldLeague) July 21, 2019

eUnitedはOpTic Gamingに次いで人気のあるチームですが、実はメジャー大会で優勝したのは『CoD:IW』の「CWLアトランタ 2017」の1回だけ。今シーズンも強豪に何度も優勝を阻まれ、実力とともに“第2のチーム”に甘んじてきました。 また現役最年長のClayster選手も『CoD:AW』の「MLG プロリーグ シーズン3プレイオフ」以来、実に1,400日間も優勝から遠ざかっていました。長年の呪縛を解いたeUnited、「CWLチャンピオンシップ」でも素晴らしい活躍を魅せてくるでしょう。

MVP: Simp選手

The @ASTROGaming MVP at the 2019 CWL Pro League Playoffs: @SimpTheSickJoke!#CWLPS4 | #CWLFinals pic.twitter.com/HDvIHVn3Yf

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MVPを獲得したのはSimp選手。今年年齢制限である18歳になったばかりですが、ロスター入りするとすぐに大活躍。サブマシンガンとスナイパーライフルでチームの優勝に大きく貢献しました。

• ハードポイント K/D: 1.10
• サーチ・アンド・デストロイ K/D: 1.26
• コントロール K/D: 1.30

順位および賞金

1. eUnited - 500,000ドル
2. Gen.G - 300,000ドル
3. FaZe Clan - 200,000ドル
4. Reciprocity - 100,000ドル
5. Luminosity - 43,750ドル
6. 100 Thieves - 43,750ドル
7. Splyce - 18,750ドル
8. OpTic Gaming - 18,750ドル
9. Heretics - 18,750ドル
10. Evil Geniuses - 18,750ドル

「CWLチャンピオンシップ」に出場する全32チームも決定、日本チームは出場ならず

Presenting the 32 teams that will compete in August at Call of Duty World League Championship 2019! https://t.co/3XLcZZSHpT

Congrats to our final eight qualified teams:@CGCarnageGaming@FireSticksCOD@FuegoGG@ggHybridGaming@LGNDStatusGG@SageTheTeam@teamDivinely@SNG_Esports pic.twitter.com/3TYWLhzHsb

— Call of Duty World League (@CODWorldLeague) July 20, 2019

また8月に開催される今シーズン最後の大会「CWLチャンピオンシップ」に出場する全32チームも決定しました。本大会ではプロリーグ16チームとオープンブラケットを勝ち抜いた16チームが対戦し、今シーズンの王者を決めます。オープンブラケットを勝ち抜いた16チームは以下の通り。

• TRAINHARD
• SAGE ESPORTS
• TEAM WAR
• FIRE STICKS GAMING
• FURY GAMING
• HYBRID GAMING
• THE BHOYS
• FUEGO GAMING
• EXCALIBUR
• SINGULARITY
• SICARIO
• LGND STATUS GG
• MAZER
• TEAM DIVINELY
• ASPIRE
• CARNAGE GAMING

日本からはLibalent VertexとCYCLOPS athlete gamingが、オーストラリアからはSCARZが出場し、ともにベスト48で終了。残念ながら「CWLチャンピオンシップ」に出場することは叶いませんでした。日本チームは8月10日に国内で開催される「日本最強決定戦」に挑みます。 『Call of Duty: Black Ops 4（コール オブ デューティ ブラックオプス 4）』の発売日は現地時間2018年10月12日で、対象機種はPlayStation 4 / Xbox One / PC。