e-Sports、eSports、esports、そしてE・SPORT。
フロリダで現地時間3月24日に開かれた2017 American Copy Editors Society conventionにて、英語圏の最大の通信社であるAP通信が、今後は「esports」で統一していくことが発表されました。
「esports」で統一へ
近年、大きな盛り上がりをみせ一大スポーツとしての地位を得たeスポーツ。これまでは媒体によってeSportsやe-Sportsなど、スペリングがバラバラになっている問題がありました。 しかしAP通信が今年のAPスタイルブックからは「esports」で統一すると発表したことにより、この問題に決着がついた形です。
英語圏最大手であるAP通信が毎年公開するAPスタイルブックは、メディア間での各表現を統一するルールブックのような存在。今までのAPスタイルブックでは「email以外は電子関係はe-bookやe-businessと表記するように」と記載されていましたが、最初は従っていた各メディアが、次第にesportsと表記するようになり、AP通信もこの流れを受け入れ、今年の7月11日に発行する2017年版では「esports」として収録されることになりました。
AP通信社の編集者は「他の新たな決定事項に比べ、esportsはどの表記にするか難しい判断だった」と語りながら、esportsを「業界のトレンドや使用率の高さ」から、「email」と同様にeのあとに-を介さない市民権を得た一単語として認定しています。
表記ルール
英語メディア向けには以下のルールを制定しています。
- 文章の先頭がesportsで始まる時はEを大文字にする
- Esportsは固有名詞ではないので、Eを大文字にするのは文章の先頭の場合のみ
- 題名やヘッダーは、Esportsとesportsどちらでもよい
Esportsの正式な表記法が定められたことで、今後は名称の表記ゆれが起こる心配はなくなりました。 日本語での表記法は未定ですが、当サイトEAAでは今後、暫定的に「eスポーツ(esports)」と記載していきます。
国内でもプロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」がKDDI「au」とのスポンサー契約と締結を発表するなど、日本eスポーツ(esports)史に残る大きな出来事がありました。この提携により今後の様々な展開を想像できますが、国内eスポーツ界隈の更なる発展に期待しましょう。
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コメント
コメント一覧 (3件)
R6Sとか有名なyoutuberとかがやれば流行るんじゃないかな
eスポーツが世間的に認められる時代は来るのでしょうかね~
まあFPSをやってる人なんて世間からみれば正直ステロイドゴキブリクソムシみたいなものですが、FPSの楽しさや没入感をアピールしていけばきっと・・・!
えすぽーつ