本日、Bungieが『Destiny 2(デスティニー 2)』の2年目コンテンツの詳細を明かし、タイトルが「孤独と影」で日本時間9月5日にリリースと発表されました。
お披露目では「ショットガン3丁同時持ち」といった、クレイジーなロードアウトもできるようになった武器スロットの改変が確認できます。また、アイテムのパークランダム化、サブクラスに追加される新スキルにコレクター向け収集用記録ブックの「トライアンフ」といった、1年目の反省を踏まえ作られた新要素が追加。更にはPvEとPvPが融合した新たなゲームモードの「ギャンビット」が実装されます。
Destiny 2:2年目コンテンツ 「孤独と影」
Destiny 2「孤独と影」公式発表 [JP]
長年の争いにより、リーフは無法地帯と化した。最近起こった混乱の調査を個人的に頼まれたケイド6とプレイヤーは、到着してすぐにエルダーズ・プリズンの要注意人物達が脱獄を企ていたことを知る。バンガードの権威の範疇を超え、逃亡者を追跡しリーフの奥へと進んでいく。新しい地域を探索し、新しい力を目覚めさせ、強力な武器を入手して長い間明かされることのなかったアウォークンの秘密を突き止よう。狩りが始まる。
- 8体のバロンとその部隊の討伐
- 2つの新しいロケーション「入り組んだ岸部」と「夢見る都市」
- 全く新しいレイド
- 4対4のPvE対戦モード「ギャンビット」登場
- 新しく追加される9つのスーパースキルで新しいパワーを使おう
- 新しいエキゾチックの武器、アーマー、装備を集める
- 全く新しい武器タイプ、レジェンダリーの弓
- 新しいストーリーミッション、アドベンチャー、アクティビティなど
リリース日と価格
- リリース日: 日本時間9月5日
- 価格: 記事執筆時点での日本での販売価格は不明。 北米PlayStation Storeでは単品が$39.99
様々な特典がつくリミテッド版や、シーズンパスセットもあり- 「孤独と影」で追加される新コンテンツをプレイするには『Destiny 2』本編と、拡張コンテンツ第1弾「オシリスの呪い」、第2弾「ウォーマインド」の所有が必須
- 9月頃に本編、1年目拡張コンテンツ、「孤独と影」が一つになったセットを販売予定
- 先行予約特典:ケイド6のエキゾチックセット
制作陣と目的
- 制作指揮は前作で好評だった拡張コンテンツ「鉄の章」の制作を率いたSteve Cotton氏とTaylor Scott氏
- 「孤独と影」の大きな目的は「壮大なストーリーを伝えること」と、『Destiny』にあり『Destiny 2』では失われてしまった「やりがいを取り戻す」こと
「孤独と影」のストーリー
エルダース・プリズン・ブレイク発生
- ケイド6がリーフのエルダース・プリズンに収監していた極悪人たちが手を組んで一斉に脱獄するプリズン・ブレイクが発生。 ケイド6とプレイヤーはバンガードの権限が届かないリーフに旅立ち調査開始
8体のバロンを追跡
- エルダース・プリズンから抜け出した新たな敵勢力「スコーン」のボス「バロン」たちによる凶悪事件が発生。 計8体のバロンを追跡する西部劇のような「バロン・ハント」でバロンを討伐。討伐をすすめるにつれて失われたアウォークンの秘密が明かされる
- 例: スナイパーのバロンとスナイパー対決など
新エリア「入り組んだ岸辺」
- 小惑星や岩を集めて作られたエリア。 リーフのなかでもっとも危険な無法地帯でバロンたちや海賊、ならずものが根城にしてお宝を探している
新レイド
ボス戦は過去最高回数
- 恒例のごとくレイドについて触れられた点は少ないものの、今回のレイドのボスは過去最高の多さで、ボス戦とはどれもオブジェではなくHPが大量にあるボスのことを指すとJoe Blackburn氏が発言
- 制作に費やした時間は8ヶ月
レイドの舞台になる新エリア「夢見る都市」
- 新しく追加される「夢見る都市」は前作レイドの「ガラスの間」と「ドレッドノート」を映画「ロード・オブ・ザ・リング」監督のピーター・ジャクソン氏が手がけたかのような名前の通りファンタジー色の強い街並み
- レイダー(敵のレイダーか、それともレイドをプレイするプレイヤーのことかは不明)達によりどんどん見た目が変わるので数週間後には別物の夢見の都市になっている
変更される武器システムと新武器「弓」
カスタマイズ性が増えた武器スロット
- これまではヘビーウェポンにしか用意されていなかったショットガンやスナイパーライフルがキネティックとエナジーにも用意され、すべてのスロットにショットガンを持つ特化ロードアウトなどカスタマイズの幅が前作を超える
- その他のヘビーウェポンのキネティック/エナジー版は未確認
- 武器バランスについては後日説明
新武器「弓」が登場
- 近距離用、中距離用、遠距離用の弓が新武器カテゴリとして追加
- 特殊な能力を備えている弓もあり(トレイラーでは矢の着弾地点の近くにいる敵にアークの電撃が攻撃)
武器のランダムパーク復活、防具にもパークが追加
- 前作の武器掘りに醍醐味をもたらした武器パークのランダム化が復活。 ベターデビルを10本ひろっても10本とも同じ性能という現状から脱却
- 改造パーツにも武器のカスタマイズ性をあげる新たな仕様が追加
防具にもパークが追加
- 防具にもパークが用意
- 例: 指定エリアにいると敵からのダメージを10%軽減、敵に与えるダメージを10%増加
マスターワークに変更
- これまで武器の性能向上とスーパースキル発動中の耐久力上昇、連続キルでオーブ生成と強力だったマスターワークが改良され、レベルアップ制のようなものが実装されるとのこと
- 連続キルでオーブ生成はトレイラーで確認
9つの新しいスーパースキル
既存のサブクラスにスキルパスが追加され、新しく強力なスーパースキルも発動可能に。以下は配信から確認できた詳細。
タイタン
- ストライカー: 飛翔距離が伸び、前作にあった上空から叩きつけるデス・フロム・アボブに似た技を使用
- センティネル: ドーンウォードの展開を確認。新スーパースキル関連かは不明
- サンブレイカー: 巨大な炎のハンマーを召喚し近接攻撃
ハンター
- ガンスリンガー: 炎のナイフを投げつける
- アークストライダー: ポールで敵の攻撃を跳ね返す
- ナイトクローラー: 影をまとって移動しボイドの小刀二刀流で攻撃。まるで前作のブレードダンサー
ウォーロック
- ボイドウォーカー: 瞬間移動でワープしつつ爆発を発生
- ドーンブレイド: 地面に炎の剣を突き刺し形状が変化
- ストームマスター: 巨大なビームを手から照射。 グレネードを消費してアークソウルを召喚
これらは既存のサブクラスに追加されるので新サブクラスというわけではない点に注意です。
PvEとPvPが融合した新モード「ギャンビット」
これまでの『Destiny 2』や前作にもなかったPvEとPvPが同時にプレイできる新モードが「ギャンビット」で、ゲームの流れは3つに分けられます。
- 敵対する2チームにそれぞれの陣地に分かれAIの敵を倒す
- 倒された敵が落とす「かけら」をバンクに入れると、相手チームにお邪魔虫の敵を送り込み、その敵を倒すまで相手チームはバンクが使えなくなる
- バンクに最大まで「かけら」を入れると自陣にボスがわくので倒すことで勝利
「ギャンビット」の目玉として、かけらをバンクにいれると自チームからプレイヤーが一人だけ相手チームに直接攻撃にいけるようになります。 クルーシブルではないのでロケーション選択画面に専用のアイコンが用意されます。
配信でギャンビットを観たときに、これを考えたプランナーはテトリスやぷよぷよが好きだったのだろうと思いました。 そんなギャンビットは来週から開催されるE3で試遊が可能で、筆者も実際に手に取りプレイしてプレイレポートをお届けしますのでお楽しみに!
コレクションとトライアンフ
- 上述した「やりがい」を支えるのがコレクションとトライアンフ
- コレクションは2000以上もある装備をすべて記録し、所有済みか一度に確認可能
- トライアンフでは様々な条件を満たすことで実績を解除
Destiny 2 | 大型アップデート「孤独と影」簡易紹介動画 | EAA
『Destiny 2』は絶賛発売中で、対応機種はPlayStation 4/Xbox One/PC。2年目コンテンツの「孤独と影」は日本時間9月5日にリリース。
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Source: Bungie, Twitter ( 1, 2 ), Destiny
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コメント
コメント一覧 (3件)
弓……ねぇ。
ファークライのような有能武器になるのか、BO2のようなマゾ武器になるのか。
相変わらずDestinyのDLCは事前情報でワクワクさせてくれる
このDLCで邪神のような復活劇をしてくれよー
D1の要素いっぱい持ってきてくれるのは嬉しい。弓も楽しみだけど、産廃にはしないで欲しいなぁ。