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R6PL:R6インビテーショナル2019 Fnaticインタビュー「野良連合はTOP4にふさわしいチーム」

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現地時間2月15日からカナダ、モントリオールで開幕した『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の公式大会「Six Invitational 2019」はG2の二連覇で幕を閉じました。こちらではAPAC代表チームFnaticのMagnet選手とVirtue選手から、本戦での野良連合戦後のインタビューをお届けします。

CONTENTS

Fnaticインタビュー(現地時間2月15日、試合後)

Fnatic vs 野良連合 : 0-2

  • 第1マップ:銀行 6-8
  • 第2マップ:ヴィラ 1-7

ハイライトが以下の映像にまとめられています。

NORA-Rengo vs Fnatic | Six Invitational 2019 Highlights

配信アーカイブ(00:46:47頃~)

【タイムシフト】レインボーシックス Six Invitational 2019 Day4 野良連合が初の決勝ステージ!どこまで進めるか?

左からLusty選手、Acez選手、Virtue選手、RizRaz選手、Magnet選手

左からLusty選手、Acez選手、Virtue選手、RizRaz選手、Magnet選手

Fnatic Virtue選手インタビュー

EAA:Fnatic移籍後、初めての世界大会でSix Invitational出場となりました。率直な感想を聞かせてください。

Virtue:本当に素晴らしい機会をいただけたと思います。

EAA:Virtue選手の活躍ぶりはAPACの新たなスターが誕生したと印象づけるものでした。この短期間でどのようにチームに合わせていったのでしょう?

Virtue:僕が合わせたという感覚はなくて、チームが僕のスタイルに合わせてくれたのが大きいと思います。僕がアグレッシブなのでチーム全体がアグレッシブに動く方針に変わってくれました。

EAA:Virtue選手にとっても自由でやりやすい環境なのですね?

Virtue:ええ、とてもプレイしやすいチームです。

EAA:加入時には日本語のツイートもされていましたよね。日本語は勉強されたのですか?

Virtue:僕の彼女が日本人のハーフなので、教えてもらいました。あのときは多くの反響がありました。

EAA:彼女とシージの話もしますか?

Virtue:ええ、ずーっとしてます(笑)

EAA:多くの日本のシージファンはFnaticも野良連合もよく知っているので、2チームが本戦出場まで来たことを嬉しく思う反面、初戦で当たってしまうことを残念にも思っていました。

Virtue:それはよく分かります。僕も同じ気持ちです。嬉しいけど悲しい・・・。

EAA:プレイ中はどうでした?葛藤もありましたか?

Virtue:少しはありました。でも試合中は一旦置いて、全力を出すよう集中しました。結果は満足のいくものではありませんが・・・野良連合が勝ち進むのも祝福してます。彼らはベストフレンドなので:)

グループステージではリオでFazeに野良連合が敗れた分をFnaticがリベンジしてくれた!強かった!と伝えると、「そうだった、ありがとう」と返してくれました。

Fnatic Magnet選手インタビュー

EAA:お疲れさまでした。今の気持ちを聞かせてください。

Magnet:とても"bitter&sweet"です。負けたことは残念ですし、今大会ではTOP4を目指していたのでTOP8という結果も満足のいくものではありません。でも野良連合が勝ち上がったことは嬉しいし、TOP4にAPACチームが残ったわけですから喜んでもいます。今日は両チームよく頑張ったし、彼らはTOP4にふさわしいと思います。

EAA:APACから2チームも残ったのに初戦なんて…という気持ちのファンは多いと思います。

Magnet:本当にそうですよね。

EAA:Virtue選手について、今回の活躍は目覚ましいものでしたが、いつの時点でFnaticに迎えると決まっていたのですか?

Magnet:昨年の夏にオーストラリアで行われたマスターズ大会のときですね。あの頃、新しいメンバーを入れようと話していました。NeophyteR選手はとても静かなプレイヤーで、アグレッシブさに欠けるところがありました。Darksidedと試合をしてみて、Virtue選手に目が留まりました。自立したプレイヤーで、アグレッシブなプレイスタイル、エイムもいいし、試合の流れを作る力がある。試用期間のスクリムでは毎試合必ず2ケタ以上のキルを取っていたし、本番の試合でも強かった。彼が必要だ、ということで来てもらいました。

EAA:ではMagnet選手から声を掛けたんですね?

Magnet:そう!なん!です!

EAA:前シーズンのリオファイナル後にロースターを変更して、どうやってたった2~3カ月でここまでチームを完成できたのでしょう?

Magnet:Virtue加入前は、私たちは作戦重視のチームでした。Virtueを入れたことで、作戦は増やしつつも、相手がどう動いてくるかを見たうえで、その場に応じて対応するように変わりました。どのチームに対しても、ラウンドごとに、決まった動きは特に持たないようにしたんです。最初の頃はすごく難しかったですよ、カジュアルやランクを回すときのような、ランダムな動きを求められる感じでした。でも慣れてきたら、誰が遊撃を潰して、誰がドローンを回すか、エントリーフラッガーをやるか、全員がその瞬間に何をすべきか判断できるようになりました。それがうまく働いたんだと思います。野良連合についても元から強かったけど、Ramuが加入して、当初は彼がIGLでしたが、Ramuはサポートに回ってMerieuxがIGLに戻りましたね。彼らもチーム内での試行錯誤と調整の結果、また一段と強さを発揮したと思います。今後も楽しみです。

EAA:でもそのFnaticの新しいスタイルは、かなり密なコミュニケーションが試合中に求められそうですね。

Magnet:そうですね。特に私たちのようなスタイルだとコミュニケーションが肝になります。敵の動きに関する情報が不足してしまうと、どう動くべきかが決まりません。情報収集とコミュニケーションは必要不可欠です。

EAA:野良連合のインタビューでは貴族さんが「Fnaticとは色々相談しあう仲で、作戦なんかも教えあったりした」と言っていたのですが、ある程度は相手の考えが読めたり、逆にこちらの動きにくさがあったりしたのでは?

Magnet:それはあると思います。ただ、野良連合はスクリムと本番では違うことをしてくるチームで、一部の動きは分かっていたとしても撃ち合いにも勝たないと意味がありません。今日はそこで差がついてしまいました。

EAA:第2マップではいつものFnaticの良さが消えていましたよね。

Magnet:全然いつも通りが出せませんでしたね。ヴィラで何があったのか・・・情報の鮮度が不十分でした。どこから攻めるかをパッと決められなかった。野良連側がちょっと撃ち合ったら逃げてしまうし、こちらも早い段階で人数を削られてしまったので、チームワークも乱れたしコミュニケーションも良くなかったですね。あとヴィラはよく落とすマップでもありました。

EAA:日本のファンについてはどうですか?

Magnet:日本のファンは私たちをとてもリスペクトしてくれて、その愛をもらって僕らからも愛を返しています。いつも応援してくれてポジティブで、すごく力になっています。

EAA:ではまた次のシーズンではAPAC代表戦での再戦を楽しみにしています。

Magnet:ぜひ!

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『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。

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