Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』へアップデートを配信、パッチノートを公開しました。今回のアップデートでは、イベントの開催や新機能の追加、ヒーローの調整、ゲームルールの変更などが行われており、一部ヒーローの調整はPTR段階と異なるものがあるのでご確認ください。
「リユニオン・チャレンジ」開催
先日公開された短編小説「捨てられた過去」に掲載されていたバティストの新スキン「コンバット・メディック」を獲得できるイベントが6月19日~7月2日の2週に渡って開催されます。過去のチャレンジ系イベント同様、クイック・プレイ、ライバル・プレイ、アーケードでの勝利によって進行。3勝でプレイヤー・アイコン、6勝でスプレー2種、9勝で「コンバット・メディック」のスキンを獲得することができます。
また、Blizzardアカウントと連携済みのTwitchアカウントで指定されたチャンネルを視聴することで、視聴時間に応じて最大6種類の限定スプレーを獲得することができます。
本イベントの特設ページが用意されているので詳細は「バティストのリユニオン・チャレンジ」を確認してください。
Baptiste’s Reunion Challenge | Overwatch
新機能「リプレイ」の実装
新しい機能として実装される「リプレイ」機能は、直近の10試合をリプレイ再生することが出来る新機能です。実際のプレイ時と同様の1人称視点はもちろん、3人称視点や鳥瞰図での視聴も可能になっており、スロー再生や早送りなども可能です。試合中には見えていなかった戦況が動いた原因を探る、改善点を見つけるなど、この機能を有効に活用することでより効率的にスキルアップが目指せます。特設ページ(英語)が用意されているので興味のある方は読んでみてください。
ヒーローのバランス調整
バティスト
- バイオテック・ランチャー
- 回復弾の最大装填数を10発から12発に増加。
- アンプリフィケーション・マトリックス
- 効果時間を8秒から10秒に延長。
バティストのリロードは回復弾の補給の為に行うことが多いので、装填数の増加はリロード頻度の低下に貢献します。開発チームの狙い通り、この強化によって生まれた時間的な余裕を攻撃に回すことが出来るようになると思います。アンプリフィケーション・マトリックスの時間延長は、現状8秒間全てを有効に使える場面が限られているのでそこまで大きな影響は無さそうです。ただ、その有効に活用出来る場面(目標付近や最後の押し込みなど)では、強化点が生きてくると思います。
D.Va
- ディフェンス・マトリックス
- 効果範囲を15mから10mに縮小。
15mでは範囲が広く遠距離であっても圧力をかけられるという理由での弱化調整になります。慣れるまでは、プレイしている時に「アレ?」と感じるかもしれませんが、吸収した攻撃を消滅させるという唯一無二の防御能力なので、居場所がなくなるということは無いと思います。GOATs構成にも組み込まれるヒーローなので、環境にどの程度影響を与えるのか気になる所です。
マクリー
- ピース・キーパー
- 射撃間隔を0.5秒から0.42秒に短縮。
射撃レート向上の強化調整、PTRの段階では0.4秒への短縮だったので若干マイルドになって実装されました。これによりキルに必要な弾数は据え置きながら、立ち回りでのダメージ出しが強力になりフラッシュ・バンからの追撃の安定性が増します。機動力に難があり、他のダメージヒーローから一歩遅れた位置にいた彼ですが、この調整で選択肢に挙がるようになるかもしれません。
オリーサ
- プロテクティブ・バリア
- バリアの設置がリロードを妨げないよう変更。
最近強化調整続きで十分な地位を獲得したように見えるオリーサにさらなる強化が入りました。フュージョン・ドライバーは距離減衰の影響を受けず、装填数は150発で射撃レートも高い武器ですが、目立った欠点として弾速の遅さとリロード時間が2秒と長めな点がありました。旧性能ではその長いリロード中にプロテクティブ・バリアの設置を行うと2秒間のリロードモーションが始めからになってしまい、中々リロードが完了しないということがありましたが、その欠点を部分的に克服した形になります。目に見えて強くなるわけではありませんが、オリーサをプレイしているときのストレスを緩和する良調整だと思います。
シンメトラ
- テレポーター
- インタラクト範囲を1mから1.5mに拡大。
特段出来ることが増えることはなさそうですが、テレポーターの使い勝手がちょっと良くなりました。
トールビョーン
- リベット・ガン
- サブ射撃のダメージを弾丸1発あたり12.5から10.5に減少(1射撃で合計105ダメージ)。
リベット・ガンはヘッドショット判定を持っているので、旧性能のサブ射撃は最大で250ものダメージを1回の射撃で与える事ができました。さらに耐久力と機動力、射撃レートを高めるアビリティオーバーロードと組み合わせる事で、かなり強気な攻めができていましたがオーバーロードそのものやオーバーロードによって獲得できるアーマーの内50を基礎ヘルスに組み込むなど、耐久力が高くなったトールビョーンには過ぎた攻撃性能ということで弱化調整を受けました。
大型リワークや強化調整の続いていた彼が、ついに弱化調整を受ける程に強力なヒーローになったようです。
アサルトマップのルール変更
- 攻撃側がポイントAのキャプチャに成功した際に獲得出来る時間を4分から3分に短縮。
- ポイントAをキャプチャされた時点及び直後にデスした防衛側プレイヤーのリスポーン時間を最長3.5秒に短縮。
どちらも防衛側に有利な調整となっており、この変更によりアサルトルールのプレイ時間は最長で4分+3分+オーバータイムの計7分強となります。今までは、ポイントA防衛時に致命的なダメージを受けてしまうとポイントBの防衛の為に諦めてグループアップを行うのが一種のセオリーでしたが今回のリスポーン時間の短縮によって変わってくるかもしれません。
その他ワークショップの変更点や細かいバグの修正については公式パッチノート(英語)をご覧ください。
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / PC / Nintendo Switch。
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Source: Overwatch Patch Notes
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コメント
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マクリー強くなりすぎじゃね?