CD PROJEKT REDがリリースした待望の新作『サイバーパンク 2077(Cyberpunk 2077)』ですが、日本時間12月18日に海外Sony Interactive Entertainmentが返金に応じると発表。 さらに、PlayStation Storeから『サイバーパンク 2077』を削除する事態となりました。
返金対応までの経緯
12月10日にコンソール版とPC版が同時に発売された『サイバーパンク 2077』ですが、PC版はゲーム内の細かいバグはあるものの安定した挙動をしています。 一方、コンソール版はゲームがエラー落ちしてしまい満足にプレイできないという報告が上がり批判の的になっています。 その結果、開発スタジオのCD PROJEKT REDはコンソール版の返金対応を発表しました。
この返金対応には称賛の声が寄せられたものの、デジタル版を購入したプレイヤーはCD PROJEKT REDではなく各プラットフォームの窓口に返金を申請しなくてはいけませんでした。 しかし、デジタル版の返金対応をしてもらえたという報告は少なく、返金期日の12月21日まで残りわずかとなっていました。 そして、本日12月18日にSIEから発表がありました。
SIEが返金対応
海外SIEが公式ホームページ、ならびにTwitter公式アカウントにて『サイバーパンク 2077』の返金対応に応じる声明を発表。
記事執筆時点では日本語ページは開設されていなかったので、以下は英語ページの本文を訳したものとなります。
SIEでは、お客様に高い満足度をお届けできるように努めておりますので、PlayStation Storeから『サイバーパンク 2077』をご購入いただいたすべてのお客様を対象に、全額返金対応を開始いたします。 また、SIEは追って通知があるまで、PlayStation Storeから『Cyberpunk 2077』を削除させていただきます。
PlayStation Storeにて『サイバーパンク 2077』をご購入いただいたことが確認でき次第、返金処理を開始いたします。 お支払い方法や金融機関によって返金の完了が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
以上のとおり、SIEが返金対応に応じるという異例の事態に発展するほどになりましたが、同時に削除された『サイバーパンク 2077』が返金受付期間を過ぎたあとに復活するのかは不明です。 記事執筆時点ではすでに日本とアメリカ、どちらのPlayStation Storeからも削除されていることを確認できています。
なお、CD PROJEKT REDは先週の時点で修正パッチ第1弾を配信し、近々パッチ第2弾の配信を予定しています。 また、1月と2月にコンソール版とPC版のさらなる最適化と修正を含んだパッチの配信も告知しています。
近年では期待されていたもののローンチでは炎上してしまったというゲームタイトルは増えてきていますが、先日行われたThe Game Awards 2020では『No Man's Sky(ノーマンズスカイ)』がBest Ongoing賞を受賞するなどカムバックを果たすタイトルも存在します。 『サイバーパンク 2077』もPC版は安定しているため、コンソール版の最適化が完了すれば再びコンソール版ユーザーから受け入れられるかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (4件)
30万くらいかけたpcでも最高設定で動かないゲームが、ps4で動くだけでも個人的にはありがたい。確かにバグは多いけど、内容は良いし何回も遊べるから、今後のアプデに期待してるよRED。
PC版でやってるが
PS5やPC向けに発売すべきだった。骨董品みてーな7年前のゲーム機に合わせようとするからこうなったと思う
これだけ待ってるんだからむしろ今年あたりに情報だして来年あたりに次世代機のゲームとして出すべきだった。
性能が今のご時世にあってないゲーム機が悪い。ただ合わせようとしてだして失敗してる企業も悪い。
PS5とかの次世代機用として開発してたってなら言い訳聞くけど8年かけてこれだからな、流石に擁護できん
今後修正されるとしてもPS5で買った方が無難だろうね
ゲーム会社なのに残業・休日出勤無しでホワイト企業化したらこうなるよ(延期期間だけ残業あったらしいけど)
GTAのロックスターやラスアスのノーティドッグはブラックだけどゲームとしての質は高いしAAAタイトルのゲーム出すとなるとホワイトじゃやってられないってことなんだろうね
8年も掛けたのに二度延期してバグ大量って延期してなかったらどんな仕上がりだったんだろう