『DOOM(ドゥーム)』はid Softwareが1993年にリリースし、その画期的なゲーム体験から今なお最新作『Doom Eternal(ドゥーム エターナル)』や、派生商品が生み出され続けている名作。
これまでもとんでもない機器に移植されてきた愛され『DOOM』ですが、今回はとうとうゲーム機でもデジタル製品でもなく、Twitterへの移植版が登場しています。
Twitterに『DOOM』が登場?
最初期のFPSゲームとして、今なおこのジャンルに大きな影響を残している名作『DOOM(ドゥーム)』にTwitter移植版が登場しました。当然非公式なものですが、Tweet2Doomアカウントでは早速主に海外ファンたちがこれを試しているようです。
プレイ方法はやや複雑
Tweet2Doomのアカウント(@tweet2doom)の冒頭に固定されている説明書ツイートによると、このアカウントに宛ててリプライを作成し、コマンドを送信することで、入力されたコマンド通りにDOOMをプレイしている動画が生成される仕組みのようです。
たとえば説明書の例にならって「/play x, e, e, e, , 50-, 50-u, 8-r, 64-f, 50-,」と入力すると、「ゲーム開始。メインメニュー表示。ニューゲーム選択。エピソード1を選択、スキルレベルを入力。50フレーム分待機。50フレーム分前進。8フレーム分右に回転。64フレーム分発砲。50フレーム分待機」という操作が実行されたプレイ動画が直下に生成されます。
しかしフレーム単位での入力が求められるため、非常に難解。ゲーマー向けというよりは、「DOOMをあらゆる機器・空間に埋め込みたい」というプログラマーの願望によって生まれた、ある種のアートと言えるかもしれません。
レトロな『DOOM』を実際にプレイしたいという方は、Steamでダウンロードできる『Ultimate Doom』(498円)や、同作を含むバンドルなどを購入した方が無難と思われます。
なお、ステージクリアを達成したり新記録を更新すると、Tweet2Doomアカウントが自動的に、そのステージでのプレイをすべてつなげた動画を出力しているようです。フォローしておくと、誰かが新記録に到達した際にはそのプレイの模様を見せてもらうことができるでしょう。
あらゆる機器やサービスに浸食するDOOM
『DOOM』は今回のように、ファンによるネタ移植が有名。以前から電卓やATM、オシロスコープやプリンター、果てはデジタル妊娠検査薬にまで移植されてしまっています。どんなときでも『DOOM』をプレイしたいと言わんばかりの、当時の熱狂が今なお受け継がれている様がうかがえます(?)。
このままいけば、モニターがついたあらゆる電子機器で『DOOM』がプレイできることになりそうです。果たしてTwitterの次はどこに移植されてしまうのでしょうか。
Via: Kotaku
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コメント
コメント一覧 (3件)
DOOMはどこにでもいます
よろしくおねがいします
むしろDOOMをプレイできない電子デバイスを探せよ
DOOM以外からDOOMをプレイできるしDOOMの中でDOOMもできるゲーム、DOOMよろしく