2022年2月17日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』で、現在実施中の「クリエイター・エクスペリメンタル・カード」第2弾に対しアップデートを実施。プレイヤーから不満の多かったタンクのダメージ軽減率やヒーロー調整の見直し、不具合の修正が行われています。
なお、2月11日に公開された「クリエイター・エクスペリメンタル・カード」自体は現在も有効となっています(今回アップデートされた項目を除く)ので、そちらのアップデートをまだ見ていない方は合わせてご確認ください。
不具合の修正
- マーシー
- “リザレクト”中、味方のリスポーンタイマーが一時停止するように
- シンメトラ
- “セントリー・タレット”が体力フルのターゲットを回復しいように
- “セントリー・タレット”によるヒールでUltチャージを獲得するように
- ゲンジ
- 納刀モーションを中断された場合も「終了後、攻撃速度が6秒間40%増加」の効果を発動するように
タンク
全般的
- 全般
- 与ダメージ軽減率を50%から25%に低下
- Ultのチャージ獲得量を20%増加
クリエイター・エクスペリメンタル・カード配信時点で不満の多かったタンクの与ダメージ軽減率が低下。Ultのチャージ獲得量増加は、ダメージ軽減に伴いUltのチャージが遅くなっていた事を見ての調整です。
しかし、与ダメージ量の減少に関しては、不可解な点も多く、D.Vaの“マイクロ・ミサイル”やシグマの“アクリーション”、レッキング・ボールの“パイルドライバー”など一部アビリティは25%のダメージ減対象外であったり、後述するウィンストンの“ジャンプ・パック”は逆にダメージ量が上昇しています。
レッキング・ボール
- “パイルドライバー”
- ダメージを50から100に増加
“パイルドライバー”はタンク共通調整のダメージ減対象外(最大100ダメージ)。
オリーサ
- “ストップ!”
- 効果時間を1.5秒から2.5秒に増加
- “スーパーチャージャー”
- 効果範囲を30%拡大
- デバイスの耐久値を200から400に増加
- 発動に必要なコストを30%減少
“ストップ!”はライブ仕様に比べ用途が狭い事を考慮しての効果時間延長だと思われます。“スーパーチャージャー”に関しても通常の自陣設置と異なり、敵の近くに設置するため耐久値をUP。
ウィンストン
- “テスラ・キャノン”
- 最大装填数を100から150に増加
- “ジャンプ・パック”
- ダメージを50から75に増加
“テスラ・キャノン”はタンク共通調整のダメージ減に合わせた調整。“ジャンプ・パック”に関しては、75への増加と記載されていますがカスタムでテストした所、最大100ダメージ与える (真上レベルでの着地)場面があり、その再現性もかなり高いです。
ロードホッグ
- “テイク・ア・ブリーザー”
- 味方の人数に応じて得られるバフの範囲を100%増加
- “チェイン・フック”
- ヒットした対象に対して2秒間移動速度40%低下のデバフを付与
D.Va
- “マイクロ・ミサイル”
- クールタイムを8秒から6秒に短縮
“マイクロ・ミサイル”はタンク共通調整のダメージ減対象外(直撃7ダメージ×18=126)。
シグマ
- “キネティック・グラスプ”
- アビリティ発動中のクラウドコントロール耐性を削除
ダメージ
ファラ
- “コンカッシブ・ブラスト”
- 敵にヒットした時の“コンカッシブ・ブラスト”耐性の付与を撤廃
“コンカッシブ・ブラスト”以外のノックバック耐性も付与されません。
ウィドウメイカー
- “ウィドウズ・キス”
- スコープ使用時、フルチャージまでにかかる時間を0.9秒から0.7秒に短縮
- 最大装填数を35から30に減少
- “ヴェノム・マイン”
- 最大設置数を3つから1つに減少
- クールタイムを10秒から15秒に増加
- 秒間ダメージを10/秒から15/秒に増加
- 効果時間を最大3秒から最大5秒に増加
- 発射速度を30%減少
- “インフラ・サイト”
- 効果時間を15秒から10秒に短縮
“ヴェノム・マイン”は、ほぼほぼ最初の調整を撤廃する変更。その代わりに“ウィドウズ・キス”を用いたスナイパー面を強化。
ソルジャー76
- “ヘリックス・ロケット”
- クールタイムを8秒から6秒に短縮
最初の調整を撤廃。
バスティオン
- “偵察モード”
- 最大装填数を100から60に減少
減少していますがライブ仕様の35発よりは、多い弾数となっています。
サポート
マーシー
- “ヴァルキリー”
- クールタイムを20秒から17秒に短縮
- 飛行速度を30%増加
- “ガーディアン・エンジェル”による移動速度を25%増加
- “リザレクト”
- 蘇生までにかかる時間を1.75秒から1.5秒に短縮
- 発動に必要なコストを15%減少
アビリティ化に伴い控えめになっていた“ヴァルキリー”の性能強化。“リザレクト”の方も純粋強化です。
関連記事
Source:Overwatch
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント