2022年4月20日、Riot Gamesは『VALORANT(ヴァロラント)』の次期アップデートであるパッチ4.08の情報を一部先行公開しました。その内容は、現在開催中の「VCT 2022 STAGE 1 MASTERS」でも選択される機会の非常に多いエージェント「ジェット」の弱体化となっています。
パッチ4.08でのジェットの変更
ジェット(弱体化)
- “テイルウィンド”
- アビリティーキーを押すと、そのすぐ後から12秒間の間、再入力によってすぐにダッシュできる状態に
- “テイルウインド”のチャージはダッシュまたは時間経過により失われ、2回キルを獲得することで回復する
ベータ期間中は最も弱いエージェントの一人と評価されていたジェットが、今やほとんどの構成で欠かせない主戦力へと進化したことには驚きを隠せません。圧倒的なテクニックによる印象的なプレイでディフェンスを突破しキルを獲得するジェットは、多くのチームに愛されています。しかし彼女がゲームに与える他のいくつかの影響は、気がかりな形でVALORANTの核となる戦略サイクルを超えるものとなっているのです。
この問題に対応するため、パッチ4.08でジェットの「テイルウィンド」に調整を施す予定です。
今回の調整で“テイルウィンド”は、レイズの“ショーストッパー”の様に事前準備が必要で時間制限のあるアビリティへと変更されます。これは、アタッカーサイドでのエントリーなど能動的な“テイルウィンド”の性能はできる限り落さず、ディフェンダーサイドでの受動的な“テイルウィンド”(強気なアングルからの逃げなど)を弱める意図があるとの事。
本調整の内容を紹介した動画コメント欄では、高MMR帯や競技シーンでのピック率、活躍度合いを考えると妥当とする声や、エージェントの面白さ、個性を損なうという意見が見られ賛否両論の反応。また、同じくオペレーターとの相性がよく、“ランデヴー”による素早い逃げが可能なセンチネルエージェント「チェンバー」と比較する声が多数みられました。
その他にもニュースページでは、変更を行う理由とその背景の詳細「なぜ他のエージェントを強化するという方法を取らなかったのか」や「この調整に踏み切るまでの経緯」なども記載されています。アップデート後のジェットを使いこなすヒントが隠されているかもしれないので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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無料FPS『VALORANT(ヴァロラント)』の発売日は2020年6月2日で、対象機種はPC(Riot Games)。
Source: VALORANT
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