ActivisionおよびInfinity Wardは、CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare ll (コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll)』シーズン02で実装された新武器ISO Hemlockを、ランクプレイモードで制限することを発表しました。
この発表は、競技シーンCDLのルールにも適応されます。実際に武器データを調べてみると、TAQ-56など類似した武器を上回る性能を持ち、納得の出禁であることが分かります。
ISO Hemlockが早くもランクプレイ出禁
シーズン02ではリリース時から4種類の新武器にアクセス可能で、アサルトライフルのISO Hemlockもその1つです。バトルパスを通じてアンロックできるため、既に入手したプレイヤーも多いでしょう。
しかしシーズン02スタートから約1週間にして、競技シーンCDLではルールを改訂。このHemlockを、シーズン02で強化された武器の1つTAQ-Vとともに、制限武器リストに加えることを発表しました。
なおゲーム内のカスタムロードアウトに表示は出るようですが、使用はできず、今後のアップデートで表示されなくなるそうです。
直近の制限武器・装備については、こちらの記事でご確認ください。
Hemlockのデータを検証
制限されたHemlockは確かに使いやすい印象を受ける武器ですが、数字の面では具体的にどのように強いのでしょうか。
- 胴体ダメージ:38
- 連射速度:600RPM
- マガジンサイズ:30発
- リロード時間:2.5秒
- ADS速度:250ms
- 弾速:590m/s
- 移動速度:4.7m/s
- ダッシュ後射撃速度:210ms
- タクティカルダッシュ後射撃速度:310ms
- ADS時移動速度:2.58m/s
- 通常ダッシュ速度:5.84m/s
- 通常タクティカルダッシュ速度:7.5m/s
TrueGameDataに掲載されているHemlockのデータを調べてみると、連射速度は600とAR系では最低水準である一方で、ベースダメージは38と最高水準であることは分かります。しかし他の部分はいたって普通なので、これらが1つになったとき、非常にバランスが良くて扱い易い武器として完成するようです。
Hemlockのキルタイムはライバルを圧倒
TrueGameDataの動画解説によると、このHemlockと、性能が似ているTAQ-56、シーズン01におけるウォーゾーンのメタ武器だったRPKの弱体化前データの3つを比較すると、確かにHemlockが優秀な武器であることが分かります(※以下のキルタイムは、ウォーゾーンでアーマーを3枚つけた合計体力250のプレイヤーを想定)。
キルタイム比較では、0から25メートル以内ではHemlock(赤線)は600msと、弱体化前のRPK(青線)と同じ速さです(弱体化前のRPKは、35メートルまでキルタイム600ms。70メートル先でもキルタイム700msという高性能ぶりだった)。
また、Hemlockは遠距離にも対応しており、55メートル以上離れた敵にもTAQ-56(黄色線)より速い900msで敵を仕留めることができます。
Hemlockは反動の少なさでも優秀
3つの武器で反動を比較してみても、Hemlock(赤点)はTAQ-56(黄色点)よりも垂直反動が少ないことが分かります。ほとんど全距離でTAQ-56を上回り、かつ反動も少ないということで、競技シーンおよびランクプレイでの制限も、致し方ないことが分かります。
なお通常のマルチでは制限されていないため、バトルパスでまだアンロックしていない方や、持っていてもまだ使っていない方は、ぜひこの新武器ISO Hemlockを試し撃ちしてみてください。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
- 発売日:2022年10月28日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: Twitter, TrueGameData
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コメント
コメント一覧 (3件)
やっぱOPやったか
禁止にするんじゃなくてランクでも使えるような性能に調整しろってんだよな。壊れてる自覚あって修正しないとかやばいやろ
出てまだ2週間ぐらいでしょ
雑調整されて産廃になるの10年以上見てるせいで、調整で一回外してるのが随分良心的に見えるわ