Activisionが手がけるCoDシリーズのバトロワ『ウォーゾーン カルデラ』は、9月22日にサービスが終了することが発表されました。
終了にあたっては、ヴェルダンスクをはじめこれまでのウォーゾーンを象徴してきた旧マップのことが気になります。現在の『ウォーゾーン2.0』で旧マップが復刻される見込みはあるのか、過去の噂などを再確認しながら予測してみましょう。
『ウォーゾーン カルデラ』がサービス終了
2020年に『ウォーゾーン』のタイトルでリリースされたコール オブ デューティのバトロワタイトル『ウォーゾーン カルデラ』が、2023年9月22日にサービス終了となることが突如として発表されました。
今後は、現在の『ウォーゾーン2.0』が『ウォーゾーン』となってサービスが継続していきます。
バトロワ自体は『ウォーゾーン2.0』で引き続きプレイできるのですが、気になるのは『ウォーゾーン カルデラ』を象徴する数々のマップのことです。中でも、リリース時のマップであり、東欧の架空都市を舞台にした「ヴェルダンスク」がすっかり消滅してしまうというのは惜しい話です。
『ウォーゾーン カルデラ』には他にも「カルデラ」や「リバースアイランド」、「フォーチュンズキープ」といったマップがありましたが、サービス終了により、これら旧作マップも二度とプレイできなくなってしまうのでしようか。
しかし、過去の噂を振り返っていくと、旧作マップが『ウォーゾーン2.0』で復刻される可能性がいくつか仄めかされていることに気付かされます。
アクティビジョンの直球なアンケート
23年の1月ごろにCharlieIntelが紹介していたのは、販売元のActivisionからランダムなプレイヤーに送付されたというアンケート調査です。
その中には、「以下のうち、次のウォーゾーンの大型マップはどれが良いでしょうか?」という直接的な質問もあったことで注目を集めました。
選択肢には「完全新規マップ」のほか、「ヴェルダンスク」や「ヴェルダンスク'84」、「カルデラ」、さらには『CoD:BO4』のブラックアウトのマップまで含まれていましたが。これはやはり、プレイヤー側の要望さえ集まれば、旧作マップを『ウォーゾーン2.0』で復刻できるということなのでしょうか。最終的にどんな調査結果になったのか、当然明かされてはいませんが気になるところです。
『ウォーゾーン モバイル』にはヴェルダンスクがある
2023年内に全世界でローンチ予定の『ウォーゾーン モバイル』には、ヴェルダンスクが登場することが既にゲームストアの説明から明言されており、トレーラーでも確認できます。
ヴェルダンスクが復活。
ファンに人気のバトルロワイヤルマップ が帰ってきた!マップ上には重要地点が多数存在し 、生き延びるための戦略は無限にある。スクワッドを率いて最後の1人になるまで戦い抜こう。スタジアムのてっぺんから混乱を見渡し、ダムの酷寒の戦場を戦い抜き、空港から空路での脱出を計画し、強制収容所での決闘に勝って生き延びるチャンスをもう一度つかもう!
また、ウォーゾーンモバイルにはクロスプログレッション機能があり、バトルパスや進行状況が『CoD:MWII』や『ウォーゾーン2.0』と共有されます。
いっそのことアイテムだけでなく、対戦マップも同じにすれば、ゲーム内の知識もプラットフォーム間で共有できるためプレイヤーの利益になるのですが...そのような構想が『ウォーゾーン モバイル』にあるのかどうか気になるところです。
もちろん「ヴェルダンスクはモバイル版限定のマップ(=プレイしたければ『ウォーゾーン モバイル』をダウンロードしてね)」という扱いになる可能性もあるのですが、答えはいずれ明らかになるでしょう。
DMZの新イースターエッグ
『ウォーゾーン2.0』シーズン03リローデッドでは、ヴェルダンスクに関連していそうなイースターエッグ「バンカー11キーカード」が発見されました。
これはDMZに実装された「物々交換」システムを利用して作成するアイテムで、赤、青、黒、緑のアクセスカードをすべて新品で揃える必要があるという、興味深いながらも極めて入手難易度の高いものです。
なお、このキーカードそのものには今のところ開けられる扉がないようです。他の2つのアイテムとセットでコシチェイ・コンプレックスに向かい、赤い購入ステーションをアンロックし、そこで物々交換に出すことで特別なガンスクリーンと交換できます。
キーカードの用途はともかく、「バンカー11」と聞いて思い出すのは、やはりヴェルダンスクです。
ヴェルダンスクには、0番から11番まで12個のバンカーがマップの地下にありました。中でもバンカー11は特殊な手順を踏まなければ扉を開けることができないという、『ウォーゾーン』のストーリーを彩るミステリアスな隠し要素となっており、その地下深くでは核弾頭を目にすることもできました。
設定上は「所在地不明」となっているビルディング21が、そもそもヴェルダンスクの地下、核が落ちたところにあるという説もあります。そして「いつかビルディング21を通って、新しいヴェルダンスクのマップに出られる」...というプレイヤーたちの予想も見られます。これらはすべて、開発を手がけるRaven Softwareの仕組んだ壮大な復活計画なのでしょうか。
シーズン04のティザーにヴェルダンスク?
ヴェルダンスクの復活については、シーズン04スタート直前に『コール オブ デューティ』公式Twitterに掲載されたティザーでも噂になりました。
このティザーは既に削除されているのですが、スクリーンショットを撮っていたユーザーの画像から、そこは確かにヴェルダンスクの(過去のトレーラーの)一部が映っていたことが分かります。
シーズン04の目玉は新マップ「ヴォンデル」であるためヴェルダンスクが映っていたのは奇妙であり、削除された点も踏まえて単なる担当者のミスと解釈することもできます。いずれにせよ、その真相は推測するしかありません。
そもそも残っているのか
新マップと言えば、アレハンドロ・ヴァルガス大佐の出身地であり、キャンペーンの舞台にもなったラス・アルマスの今後の実装が噂されています。ヴェルダンスクとラス・アルマス、2つの大規模なマップが同時期に登場する可能性はあるのでしょうか。噂の真偽や、開発リソースの都合も気になるところです。
ところで、ヴェルダンスクの街はかつて『CoD:BOCW』の頃、核ミサイルイベントによって派手に爆破され、プレイヤーが全員1984年のヴェルダンスクにタイムスリップしたという経緯があるのですが、そもそも『ウォーゾーン2.0』の世界にもヴェルダンスクは残っているのか、という点も気がかりです。
日本のプレイヤーの皆さんは、現在のウォーゾーンのシステムでヴェルダンスクを再びプレイしてみたいでしょうか。「むしろリバースアイランドやカルデラの方がいい」など、旧作マップについて思うところがあれば、ぜひコメント欄にお寄せください。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
- 発売日:2022年10月28日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: Twitter, YouTube
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コメント
コメント一覧 (1件)
私はヴェルダンスクからこのゲームを始めたプレイヤーなので特別な思いがあります。是非復活できたら大歓迎です。