Electronic ArtsおよびDICEは『Battlefield 2042(バトルフィールド2042)』の次回アップデート#5.2.0のパッチノートを公開しました。
今回は対戦マップ「アワーグラス」へのリワークが実施されるほか、分隊管理メニューに機能が追加。その他、弾の拡散度の調整などさまざまな変更が発表されています。
『BF2042』アップデート#5.2.0
アップデート#5.2.0は来週(7月30日~8月5日の週)リリース予定。このアップデートではついに対戦マップ「アワーグラス」がリワークされます。これで、正式リリース時からのオリジナルマップすべてがリワークされたことになります。
「アワーグラス」リワーク
広大な砂漠をひた走るマップ「アワーグラス」がリワーク。マップ全体のサイズが縮小されたほか、これまでのマップリワークと同様、遮蔽物となるオブジェクトを増やしたことでセクター間のルート移動が容易になりました。
また、軍需物資を多数設置することで戦争ゲームとしての臨場感を補強。破壊表現も追加し、新エリアも導入し、大人数用ミリタリーシューターとしての遊びやすさを高めています。
リワーク「アワーグラス」の特徴
- 村落部のあったA1セクターは、補強された軍事拠点に変化。ここはブレイクスルーの新たなスタート地点にもなった
- B1セクターはオーバーホールされ、戦闘による破壊によって崩落した高架を表現。高架下にクレーターを配置して束の間の安全地帯にするとともに、付近に新たな地下エリアも追加された
- ダウンタウンエリアの高層ビルは炎に包まれて戦争の臨場感を補強。地下部分にも破壊されたビークルが散乱し、ここで行われてきた戦闘の激しさが描出されている
- 幹線道路には、軍需物資が敷き詰められた軍事拠点を設置。ビークルでのゲームプレイが白熱するように改善された。ダウンタウンに通じるルートには遮蔽物が追加され、戦闘に役立てられるようになった
ヴォルト武器のアタッチメント追加
ヴォルト武器には少しずつアタッチメントが装着可能になってきました。次回5.2.0アップデートでは、SMGとLMGカテゴリのヴォルト武器にも「All-Out Warfare」用アタッチメントが装着可能に。これですべてのヴォルト武器がアタッチメントにアクセスできるようになりました。
並行して、P90、AKS-74U、PP-2000、M60E4、XM8 LMG、M240B、Type 88 LMG、RPK-74Mは、ダメージカーブ、弾の拡散度、反動パターン、命中率を微調整。「All-Out Warfare」の対応する武器と比較したとき、有効な選択肢となるようにバランスが取られました。
また、サブ武器にも(付けられる武器には)「All-Out Warfare」のアタッチメントが装着可能になりました。
一連のヴォルト武器へのアタッチメント追加は、ゲームバランスへの影響が予想されています。開発スタッフはアップデート後も引き続きフィードバックとデータを収集し、必要に応じて再調整していく予定です。
分隊管理の新機能
アップデートにより、分隊長は目標地点の攻撃や防衛の指示が可能になります。合わせて、命令後に目標を達成することで、分隊命令ボーナスとして追加のXPが得られます。
また、分隊員からの命令リクエストに対して分隊長が反応しなかった場合、分隊長権限を奪えるようにもなりました。
さらに、「分隊ロック」機能も追加。分隊長の手で分隊のロックまたはアンロック、または分隊員のキックができるようになりました。
過去作にもあった機能がようやく『BF2042』に実装されたことで、分隊でコミュニケーションしながらの協力プレイがより楽しめるようになるでしょう。
チェンジログ(抜粋)
オーディオ
- 亜音速弾は弾のクラック音を出さなくなる
- サンダンスは、蘇生のリクエストまたはスキップ時にボイスオーバーを出すようになる
- クロフォードの固定バルカン砲による、発砲後の反響音ボリュームを落とした
- 味方プレイヤーの頭部に近接攻撃をしたとき、弾丸の衝突音が出ないようにした。今後も、仲間の頭を刺すことは控えるように
兵士とAI
- 「ペンギンたちが一部のはしごにグリスを塗っており、スペシャリストたちがはしご使用時に操作不可能になっていました。ペンギンたちには、それははしごであって滑り台ではないと話しておきました。彼らはしぶしぶながら汚した部分を掃除することに同意してくれました」
エクスポージャー(マップ)
- サンダンスがプレイエリア外に飛んでいける不具合を解消
リクレイムド(マップ)
- カスタム・コンクエストがBFポータルで利用可能!
ゲームモード(ラッシュ)
- 攻撃側は、防衛側がMCOM(爆弾)を解除している場合、それをアイコン表示で確認できなくなる。防衛側は、攻撃側の爆弾設置時にそれを確認できなくなる
- 開発者コメント「このメカニズムは、いつ飛び込んで敵に反撃すべきかを示す、非常に頼りになるものでした。アイコンではなく目標に注意を払うようにして欲しいと思います」
- 防衛側の撤退タイマーと後退メッセージを改善
スペシャリストとガジェット
- 茂みによって、ドロップした武器や設置したガジェット類にインタラクトするのをブロックされなくなる
弾薬箱
- 弾薬箱は、設置済みの他の弾薬箱との間で補給クールダウンを共有するようになる
- 弾薬箱と医療箱の(再設置の)リチャージタイムを、30秒から16秒に低下
- 弾薬箱の補給は20秒ごとではなく、15秒ごとに行われるようになる
- 弾薬箱は、メインとサブ武器両方の予備マガジンを与えるようになる
- 開発者コメント「これらの変更にはいくつかの理由があります。1つ目は、プレイヤーが複数の箱から大量の補給物資を、短時間かつ即座に受け取れるような事例を減らしたいからです。2つ目は、箱のクールダウンが長すぎるというフィードバックを受け取っており、前述の変更によって、ゲームバランスを崩すことなくこれを下げられるようになるでしょう」
C5
- 素早く移動しているビークルにC5を投げると、大抵くっつかないという事例に改善を実施
- 木の幹などの大きな枝葉のオブジェクト越しに、C5やクレイモアのインタラクトおよび回収ができなくなる
発煙弾
- 発煙弾は、レベル1のデフォルトアンロックとなる。斥候兵と援護兵のデフォルト手榴弾も変更し、破片手榴弾ではなく発煙弾とする
- 開発者コメント「今回の変更で、新規プレイヤーには前述したクラスにおける発煙弾の重要性を学んで欲しいと思っています。援護や隠蔽のアクションにおいて、発煙弾はあなたの友人なのです!」
武器
- 射撃モードのインジケーターは、アンダーバレルを装備しアクティブ状態にしているとき、マークスマンライフルにのみ表示されるようになる
銃弾の拡散度調整
- SMGの初期拡散度が上昇。ただし、最大拡散度と、そこに到達するまでのレートはアサルトライフルと同等になる
- LMGの弾拡散度の上昇レートと、移動時の最低拡散度のレートが上昇
- ヴォルト武器のSMGは、弾のばらつき方と発砲時の挙動を調整し、「All-Out Warfare」のSMG各種に合わせてより一貫した、有効な武器になるようにした
- 上記の変更を補完する目的で、バイポッドはLMGの拡散と反動を抑えるのにより有効なものになった
ビークル
- レーダーミサイルはステルスヘリをロックオンしたり、フレア越しに命中したりしなくなった。ビークルとの距離が近かったり、フレアの動き方によっては、近距離では今後も発生する可能性がある
- 乗員たちはリロードタイミングなどのヒントが得られるようになった
- 地上ビークルに降車の方向を追加し、自分が見ているその方向に向かってビークルから降りられるようにした
- 地上用戦闘ビークルに後ろへの降車ポイントを追加し、必要ならビークルの後ろ側から降りられるようにした
Source: BF2042 Official
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コメント
コメント一覧 (2件)
この調子で キャラ廃止 あるいは一般兵みたいなのが使えるようにする
ビークル枠を4みたいにする キャラの動きも
これでいいんじゃん?
やっと追いついたかDICE