本日2023年10月2日『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』競技シーンの最高峰であるオーバーウォッチリーグでは「Overwatch League Grand Finals 2023」を実施、シーズンを締めくくる激戦が繰り広げられた。
その配信上でBlizzard Entertainmentは予告通り、開発陣による新コントロールマップ「SAMOA」の紹介を行った。
新コントロールマップ「SAMOA」公開
今回の発表は、本作のエグゼクティブプロデューサーであるJared Neuss氏とゲームディレクターを務めるAaron Keller氏によって行われた。発表内では実際のマップのスクリーンショットや映像、コンセプトアートなどが公開され、クリエイターやキャスター陣たちによるエキシビションマッチも実施。
公開されたSAMOAは、コントロールルールで用いられるため小さな3つのマップが登場。マップ毎に伝統と文明がハッキリと分けられ、ビジュアル的にも構造的にもそれぞれが目立った特徴を持っている。
新規コントロールマップ「SAMOA」は、シーズン7(2023年10月11日)に登場予定。
マップに存在する「マウガの部屋」?
新マップ「SAMOA」は次のタンクヒーロー候補として期待されている“マウガ”の出身地であるため、情報公開後コミュニティでは早速マウガとの関連性(イースターエッグ等)を探す動きが見られた。多くの考察が行われる中、マップ内に存在する以下画像のエリアが「マウガの部屋」ではないかと目されている。
マウガの部屋と考えられる根拠は、画像右の干されたアロハシャツ。このオウムが描かれた巨大な赤色のアロハシャツは、短編小説「捨てられた過去」でマウガが着用していたものと一致する。
仮にこの部屋がマウガの部屋であるとするならば、興味深い点(オレンジ色の丸)がいくつか見られる。
部屋に張られたザリアのポスター
まず、部屋に張られたザリアのポスター。もともと、ザリアは重量上げとボディビルディングに熱中し、国家運動競技強化プログラムに選ばれ祖国を代表する選手にまでなっている。
それぞれの出身地である「サモア」と「ロシア」はかなり離れているため、直接の面識があるかは怪しいところ。邂逅の可能性が考えられた世界大会についても、突如ロシアで目覚めたオムニウムと交戦するためザリアは出場を辞退している。
ただ、出場予定であった世界大会においてザリアは「長年破られることのなかった記録を破るものと期待される程」の選手であったため、マウガがその道に明るければ憧れていたり、ライバル視している可能性は十分に考えられる。
マウガ自身かなりガタイが良く、ポスターの下に重そうなダンベルがおかれていることからも、偶然貼られたポスターにザリアが描かれていたとは考えにくい。
オレンジ色のタンク
次に画像左のバイオハザードマークが描かれたオレンジ色のタンク。短編小説に描かれたマウガの武装と言えば「大人の男ほどもある巨大なマシンガン二挺」と「巨大なボディアーマー」の2つが特徴的であったため、科学的な印象を受けるこのタンクの存在はかなり異質。
しかし短編小説でマウガは、豪快なビジュアルや言動に反し、狡猾な一面を持ち合わせていると記載されており、ラインハルトのようなパワー全振りのヒーローというわけではない。
同じくタロン陣営のヒーローであるウィドウメイカーが“ヴェノム・マイン”という形で毒を取り扱っていることから、タロン陣営が毒を取り扱う技術を持ち合わせていることは確実。もし、シーズン8で実装される新規タンクヒーローであれば、アビリティや背景ストーリーとの関連性が気になる所だ。
オウムのアロハシャツとサメのスリッパ
部屋には見慣れたオウム柄のアロハシャツと可愛らしいサメのスリッパも確認できる。サモアの豊かな自然に囲まれ育ったマウガは、意外と動物好きなのかもしれない。こういったギャップは、パチマリ好きのロードホッグに近いものが感じられる。
真相はBlizzCon 2023で
昨今公開される情報がいずれもマウガとの関連性を感じさせる内容続きであることから、コミュニティでは新タンクヒーロー「マウガ」の登場を確実視する声が多くなってきた。
これだけの情報がプレイヤーのミスリードを誘う目的であるとは考えにくいが、新タンクヒーロー発表の場はBlizzCon 2023と明言されているため、今後の情報公開でさらに期待を膨らませつつ、実際の発表を楽しみに待とう。
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