本日2023年11月4日、Blizzard Entertainmentは現在開催中の「BlizzCon 2023」にて、『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』に実装される新規タンクヒーロー「マウガ」を発表。ライブ環境で期間限定のテストプレイを開始した。
新規タンクヒーローは待望の「マウガ」
2023年11月4日~5日に開催される「BlizzCon 2023」のオープニングセレモニーにて、シーズン8で登場する新規タンクヒーロー「マウガ」が発表された。
「マウガ」は、バティストを主人公とした短編小説「捨てられた過去」の登場人物であり、当時タロンに所属していたバティストの元友人。わずか短編小説1作のみの活躍ながら、豪快な言動と狡猾な一面、挿絵のビジュアルなどからヒーローとしての実装を望む声が多数寄せられていた。
「BlizzCon 2023」までにいくつか(1, 2, 3)のイースターエッグがゲーム内外に隠されていたことでマウガの実装を多くのプレイヤーが予想、期待していたが今回正式に実装が発表。短編小説「捨てられた過去」の公開から4年以上の時を経てヒーロー化が実現した。
「マウガ」を無料でテストプレイ(11月6日まで)
本日発表されたばかりの「マウガ」だが、現在『オーバーウォッチ 2』のライブ環境で既にプレイ可能(ライバル・プレイでは使用不可)となっている。あくまでトライアルとしての実装であるため、プレイ可能な期間は11月6日までとなっているが、全てのプレイヤーが無料で使用可能。
以下では、マウガのアビリティなどについて簡単に紹介している。
マウガ:基本性能
ロール | タンク |
体力 | ・通常体力:650(ロールキュー) ・通常体力:500(オプンキュー) |
マウガ:所有アビリティ
バーサーカー(パッシブ)
クリティカル・ダメージを与えると一時的に追加ライフを得る
クリティカル・ダメージとは、基本的にヘッドショットダメージの事を指すが、マウガの場合は後述する“焼夷チェーンガン”と“ヴォラタイル・チェーンガン”のコンビネーションでも発生させることが可能。獲得する追加ライフは与えたダメージの約40%で、最大+150までストックできる。
焼夷チェーンガン
繰り返し衝撃を与え、敵を炎上させるオートマチック武器
連続で弾をヒットさせると、敵にアッシュの“ダイナマイト”のような炎上状態を付与する射撃。弾丸1発あたりのダメージ量は、ボディショットで最大4.5ダメージ。
炎上ダメージのおまけだけでも十分に面白い性能となっているが、次に紹介する“ヴォラタイル・チェーンガン”と組み合わせる事で、さらにパフォーマンスを高めることができる。
ヴォラタイル・チェーンガン
炎上状態の敵にクリティカル・ダメージを与えるオートマチック武器
基本的な性能は“焼夷チェーンガン”と同じだが、炎上付与効果の代わりに炎上状態の敵に対して撃った弾はすべてクリティカル・ダメージとなる性能を持つ。クリティカル・ダメージの倍率は2倍。
“焼夷チェーンガン”と“ヴォラタイル・チェーンガン”はマガジンを共有しており、合計300発まで連射可能。また、2つのガトリングは同時に発射することも可能だが、この場合は移動速度と集弾性にペナルティが科される。
“ヴォラタイル・チェーンガン”の無条件クリティカルの発生条件は、あくまで「炎上状態」であるためアッシュの“ダイナマイト”やトールビョーンの“モルテン・コア”によって付与されている「炎上状態」も対象となる。
オーバーラン
前方に突進し、地面を踏みつけて敵を吹き飛ばす。突進中は移動を妨害されない
クラウドコントロール系アビリティの一切を無効化しながら突進するアビリティ。クールタイムは6秒。
突進系アビリティ(“チャージ”や“シールド・バッシュ”など)同士がぶつかると基本的に両者ノックダウンとなるが、そういったものに関しても一方的に吹き飛ばしながら突っ込むことができる。
“オーバーラン”中は、ストンプ動作(またはキャンセル)に派生可能で突進とストンプでダメージが発生。派生のストンプは、着地点の敵をノックダウンする効果も持っている。
- 突進ダメージ:20
- ストンプ(周囲)ダメージ:40
- ストンプ(着地点ダメージ):80
“グラビトン・サージ”や“グラビティ・フラックス”といったアルティメット・アビリティに関しても無視して突っ切ることができるが、ハック状態になった場合は動作が途中でキャンセルされてしまう。また、“オーバーラン”自体にダメージ軽減効果等はないため、クラウドコントロール系アビリティのダメージは受けてしまう。
ガーディアック・オーバードライブ
付近の味方が受けるダメージ量が低下する。敵にダメージを与えると、範囲内の味方のライフが回復する
アルティメット・アビリティを除き、マウガ唯一の味方を直接補助するアビリティ。クールタイムは10秒で、効果時間は約5秒。
効果範囲は、自身を中心に半径約10m。ダメージ軽減効果は本来受けるダメージを約70%に抑え、回復効果は与えたダメージの約60%となっている。
注意点は、回復効果の恩恵はダメージを与えた本人限定である点。マウガが与えたダメージはマウガのみを回復し、範囲内の味方が与えたダメージは、ダメージを与えた味方本人のみが回復する。
ケージ・ファイト
自分と敵を閉じ込めるバリアを展開する。バリアの中にいる間は弾薬を無限に使用できる
耐久値1500のバリア(円柱形)を展開する。バリア内に入った敵と自身は鎖で繋がれ、バリア内に閉じ込めるられる。鎖に繋がれた対象は“グラビトン・サージ”等で拘束された時と同様に、移動系アビリティの使用が禁止される。
味方ヒーローの出入りに関しては自由だが、敵ヒーローはバリアの中に入る事のみ可能。多くのサポートヒーローは、回復手段がバリアによって阻まれるため、味方を回復するためには自らバリア内に入っていく必要がある。
耐久値も1500と高く、マウガはバリアアビリティを持たないため、咄嗟のバリアアビリティとして使用するのも面白そうだ。
弱点としては、円柱形のバリアは天井部が開いているため、放り込まれる形での攻撃や回復は通してしまう点。また、バリア系アビリティの宿命として“EMP”一発で破壊されてしまう。
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- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source: BlizzCon 2023
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コメント
コメント一覧 (1件)
豚ちゃん同様ウルトタンクになる未来が…
OWにしてもヴァロにしても領域展開系のウルトが来るなぁ。