最新作『Call of Duty: Black Ops 3(
コール オブ デューティ ブラックオプス 3)』の発売を控えるActivisionですが、先日開催されたPAX Prime 2015にて、『Call of Duty』のデータをどう収集しどう活かしているかを解説する「Big Data in Call of Duty」が行われました。
CoDの舞台裏を知ることのできるこの興味深いパネルイベントは、Activisionのデータサイエンス主任によるもの。
CONTENTS
Big Data in Call of Duty
- CoDのデータ収集は『CoD:BO2』から始まった。
- データ解析を行う「Game Science」のチームメンバーは現在25人ほど。物理学者と数学者で構成されている。
- 収集内容はマッチプレイの満足度、ゲームバランスに役立てるための詳細データ、プレイヤーの傾向など。
- プレイヤーの体験向上のためにの細かな変更を調査、即座に反映させる。
- 機械学習を取り入れた効率的なプログラムにより、談合・ブースト行為を行ったプレイヤーは自動判別され特定可能に。
- プレイヤーの反応収集にはツイッター等のSNSも活用され、ツールで30秒おきにモニタリングされる(日本も対象)。
- ネガティブな影響を与える可能性のある行動を発見した場合、最初はSNSなどでやんわりと注意を促す。
- SNSを通してどのような反応やインパクトがあったかを解析していく。
- ネガティブな行動を抑止するため、SNSの他にもゲーム内のボーナスなども使用される。
- ネガティブな意見かポジティブな意見かを分析し、ネットワークなどのトラブルの報告には即座に対応。
- その他にもマップや武器などのネガティブな意見は開発チームに届けられ、更に個別に収集したデータを基に修正が行われる。
我々日本人が何気なく『CoD』の感想を日本語でつぶやいても、そのコメントはビッグデータの一部として収集され、内容によってはActivisionが対応してくれるかもしれません。「今、BO3ラグい」「マップ外に出られた」と書けば気づいてくれる可能性も?
日本も含まれます!
セールス目的でのデータ収集だけではなく、多角的かつ効率的に収集されたプレイヤーのデータをゲーム自体の問題提起の起点とし、そのデータを基に解決、更に反応を見ていくというサイクルは、ユーザーの声がより届きやすい環境と言えるでしょう。
少なくとも理論的には、ビッグデータによる分析はより良いゲーム体験へと繋がりそうです。また、チーター対策や不具合対策に多くのコストをかけていることも語られています。
『Call of Duty』の舞台裏を知るには、以下の記事も必読です。
なおチート対策に莫大なコストがかかることは、こちらの記事でも言及されています。ついでにライバル『BF4』の取り組みもご覧ください。
『CoD:BO3』の発売日はPS4 / Xbox One / PCが2015年11月6日で、PS3とXbox 360は現時点では未発表。
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コメント
コメント一覧 (13件)
無線有線関係なくサーバー強化だろ
まずは無線使ってる餓鬼共をアクセス禁止にする事から始めないとな
クレカ認証の方が良いと思うんだよなあ
ボイチャ勢が発狂した回数は?
それ数えるの難しくね?ww
BO2の味方ケアパケをブラックハット?でパクれたのはウケたよ
パクったら怒り狂って発砲しながらストーカーする奴とか、なんでケアパケがないのか分からず棒たちしてる奴とか
必要ポイント低めにして、ああいう遊び心がほしいな
やめてくれよ
正直あれはチートよりも腹立つ
遊びにもならない寒いことだったからブラックハットの仕様変更されたんだよなあ
ケアパッケージ投げたら、必ず一人は勘違いしてる輩が居る。隣で待って、落ちたら取りに行こうとする奴。これはなんの?
そんな奴が居るから、ストーカーなどが発生する原因だろ。
始めて2、3ヶ月ぐらいの頃味方のケアパケを堂々と奪っていた頃思い出した
僕もやってましたw
今考えるとかなり迷惑ですよねww
つまりクソゲーとつぶやくんじゃなくて具体的に何がどう悪いのかつぶやいた方が良いってことだな
BO2はスナ弱体化が遅すぎたから早くパッチ入れて安定してほしいな
普通じゃないジャンプをするクソゲーって言えばいいのね