新作AAA級FPSタイトルの発売が続き、沸く2015年末のシューターゲーム界隈。しかしインディーシューター界も負けてはいません。
Unreal Engineや、Unity等のAAA級タイトル開発にも使用されるゲームエンジンの基本無料化によって、個人でもクオリティの高いゲーム開発が可能となりました。
インディーゲームにも数々の熱いシューターゲームがありますが、今回はそのなかでも特に激アツなシューター『SUPERHOT(スーパーホット)』をご紹介。
まずは動画を見てほしい
『SUPERHOT』の大きな特徴として、ゲーム内で流れる時間は常にスローモーションで、プレイヤーが動くと時間が加速するという一風変わった新感覚のシステムとなっています。
百聞は一見にしかず。まずは動画をご覧ください。
SUPERHOT kickstarter trailer
マトリックスよろしく、スーパーエージェントになって敵をバッタバッタとなぎ倒していく感覚に浸れてしまいます。
体験版であなたもスーパーホット!
実は『SUPERHOT』は、元々は2013年に開催された一週間でFPSゲームを作りあげるイベント7DFPSで開発されたゲーム。その際に公開されたプロトタイプ版が存在し、以下の公式サイトで実際にプレイすることが可能です。
なお、Chromeには対応しておらず、IEかFirefoxにUnity Web Playerをインストールする必要があります。長いロードに待ちきれない、まずはプレイ映像を見たい、という方は記事下部の実況動画をご覧ください。
キックスターター目標額、即突破
プロトタイプ版は製作期間一週間ということもあり、ボリュームもグラフィックも完璧とは言えません。ただしパズル的な要素とFPS要素があいまったやりごたえは充分で、斬新なアイデアには賞賛の声が寄せられています。
資金調達サービス“キックスターター”でのプロジェクトはすでに目標達成済みで、開始から24時間経たないうちに目標額の100,000ドル(約1,200万円)を調達。最終的にはなんと250,000ドル(約3,000万円)を調達、中には1人で2,000ドル(約24万円)を投資したファンもいるようです。
人気は既にインディー超え?
インディーゲームながら知名度は高いようで、『ギアーズ・オブ・ウォー』や、『アンリアル』のゲームデザイナーとして知られるクリフ・ブレジンスキー氏も「Superhotはこれまで見てきたFPSタイトルの中でも、援助なしで作り上げた最も革新的な特徴を持っている。大枚をはたく価値がある」とまで言わしめたほど。
海外の人気Youtuber達も『SUPERHOT』の魅力に取り憑かれ、思わず「スゥゥパァ・・・ホッ! スゥゥパァ・・・ホッ! スゥゥパァ・・・ホッ! スゥゥパァ・・・ホッ!」と連呼しています。
BULLET TIME | SUPERHOT #1
SuperHOT | EVEN BETTER THAN BEFORE!!
価格と発売日
気になる発売日は2016年第一四半期で、対応プラットフォームはPC / Linux / MAC / Xbox oneを予定。
現時点では通常版が14ドル、特典付きのスペシャルエディションが25ドルとなっています。
通常版には、SteamキーとDRMフリーのダウンロード可能なゲーム本体、壁紙などのオマケ、そして支援者のみが参加できる公式フォーラムのアクセス権がついてきます。スペシャル版には、ゲーム本体に加え、デジタルアートブック、FLAC形式でのサウンドトラックが付属するようです。
支払い方法はPAYPAL、Amazonペイメント経由でのみ可能。気になった方がいたらぜひ予約してみてはいかがでしょうか。
- 発売日: 2016年第一四半期
- プラットフォーム: PC / Linux / MAC / Xbox One
- 価格: 通常版 14ドル / スペシャルエディション 25ドル
- 公式サイト: SUPERHOT | The FPS where time moves only when you move
- 予約ページ: SUPERHOT
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コメント
コメント一覧 (6件)
そもそも箱買う気にならん
新感覚で良さげ
BO3がお蔵入りしたからこれやってみようかな
PS4フレンド(BO3コミュニティ経由)もレインボーシックスやってるからパーティは無理そうだし
当たり判定はどうなっているんだ
当たったら死ぬ
たしか7日でFPS作るんだっけ
良い意味でインディーらしい面白いゲームだった