PC版へのライバル・プレイの配信も行われ、多くのプレイヤーが初のシーズンを楽しんでいる『Overwatch(オーバーウォッチ)』ですが、ゲームディレクターのジェフ・カプランしが現在発生しているライバル・プレイでのバグ対応や今後の予定を含む内容を公式フォーラムにて報告しています。
概要
- コントロールマップでスキルレートが正常に調整されないバグは、修正、もしくはコントロールマップ停止で近日中に対応
- 今シーズンは大きな変更は適用しないまま続行、変更は次のシーズン
- 今シーズンの延期はなし
- シーズン終了時にコンペティティブポイントのリセットはなし
詳細
コントロールマップのスキルレートバグ
昨夜発見された、コントロールマップ(Nepal、Lijiang Tower、Ilios)にてスキルレートが正常に調整されないバグは現在調査中。最優先事項として取り組んでおり、可能な限り早期の解決を望んでいる。
ユーザーからの「過去をさかのぼってのスキルレート再計算があるのか」、「ライバル・プレイを控えたほうが良いのか」、「ランクのリセットは予定していないのか」といった質問には下記のように返答。
スキルレートをリセットする予定はない。基本的にはごく少量のスキルレートの調整が発生している。バグ自体はゼロサム(損得のない状態)で、スキルレートシステム自体もプレイヤーにとって完全に相対的なものなので、全てのプレイヤーが平等に影響を受けている。コントロールマップでの敗北でも、スキルレートの調整は正常に行われていない。
重要なのは勝者・敗者共にスキルレートの調整が正常に行われていないことで、明るい面を見ると勝利によってコンペティティブポイントは得ることはできる。
間もなく修正を適用するか、それができない場合はコントロールマップ自体を無効化する。
スキルレート
スキルレートを決定する値は固定ではないことを改めて説明。スキルレートを決定する方程式には、自身や相手のスキルレート、自身の試合でのパフォーマンスなど複数の要素が絡みます。勝敗によって大きく増えたり少しだけ減ったりと、増減の幅は大きく異なります。
格付け試合
最初のスキルレートを決定する「格付け試合」ですが、これは通常の試合と比べて重要度が高いわけではなく、プレイヤーのスキルを他のプレイヤーと相対的に見て測定するものだと説明。格付け試合はプレイヤーが満足できるスタートポイントを探すためのものであり、シーズン中はスキルレートの調整が常に行われていると重ねて説明されています。
コインフリップとシーズン延期
開発チームが望む変更を全て適用すると7月の下旬までかかってしまい、夏のシーズンの終了である8月18日を考慮すると、シーズン終了数週間前に大きな変更を複数加えるのは良くないと感じており、シーズン終了の遅延はしたくないと説明。
その上で、データ統計を見る限りはアサルトマップとエスコートでのコインフリップ発生率は非常に稀で、ハイブリッドではまだ期待通りではないものの、こちらも発生は稀な状態に抑えられています。
また、コミュニティーの理解が進んだことで「このマップでは防御側が常に勝つ/負ける」といった先入観も落ち着いた模様。マップによって異なるため完璧なバランスとは言えないものの、ある程度バランスの取れた状態にあるとしています。
ライバル・プレイのようなシステムは幾度かのシーズンを通して完成されていくもので、今回のシーズンが気に入らないプレイヤーも次のシーズンには期待が持てるだろうとしています。
コンペティティブポイントの保存は可能
ユーザーからの「ゴールデンガンがあまり好きではないので、次のシーズンの報酬のためにコンペティティプポイントを貯めておくことが可能か?」という質問には、コンペティティブポイントが消えるのは使用した時のみで、シーズン間でのリセットは行われないと返答しています。
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Source: Overwatch
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コメント
コメント一覧 (3件)
ランクマ配信見たけどパーティーもクソゲーだし野良はもっと酷そうだったゾ
6月中に配信が間に合うよう見切り発車した結果がこのオープンベータなんだよなぁ
見切り発車っちゅうか、ゲームの性質上完璧なバランスなんて数回のβで最初から出るわけないじゃん。
数年使って莫大なフィードバックからだんだん完成していくタイプのものだと思うが
だがプロが調整したんだから完璧だゾってのが
最初の頃からの言い分だったんだよなぁ