大絶賛オープンベータ中の『Battlefield 1(バトルフィールド 1)』ですが、早くも解析サイトSymthicにより銃のデータが解析。各銃のダメージ、反動、拡散などあらゆる数値が白日の下となりました。
本記事では、この解析データを元にカテゴリごとの拡散の特徴やそれに伴う交戦距離などを、個人的な意見や偏見を交えて解説していきたいと思います。
サブマシンガン / 突撃兵
BF1のサブマシンガンはBF3やBF4などの最近の作品に比べ、全体的に拡散数の増加(クロスヘアの広がり)が非常に少なく、撃ち続けても散らばりにくいため、基本的にはフルオート射撃が非常に強くなっています。
腰だめ(HIP)射撃の拡散数も非常に優秀、特に腰だめが強化されるTrenchプリセット(塹壕仕様)では、立ち移動時以外の拡散はなんと「0.67」とADS移動時の拡散と張り合い、さらに拡散連射増加数に至っては腰だめ時のほうが低く、“むしろ腰だめのほうがADSよりも当たる”という場面も多そうです。また、正確な数値は出ていませんが、今作では腰だめの最大拡散数が全武器一律ではなく、サブマシンガンは他の武器種より低く設定されている(多分3くらい)こともあり、“CD間近距離戦でのカニ歩きでしゃがんだりしながら腰だめフルオート全弾発射”では無類の強さを発揮します。勿論ADSしてのフルオートも強力。
打って変わって遠距離戦。今作では“初弾拡散倍率”というものが設定され、連射武器は初弾から次弾で拡散が大きく増加するようになりました。(MP18Tの静止ADSでは0.3→0.5→0.54…)つまり、バースト撃ちの弱体化です。(※一部武器を除く)
さらに今作のサブマシンガンは拡散減衰(クロスヘアの収束)が非常に低く設定されており、バーストごとの間をしっかり取らないとむしろフルオートよりも拡散してしまいます。つまり、バースト撃ちの弱体化です。
バースト撃ちがとことん弱体化されました。これにより2発目が当たらないような距離では単発撃ちをするしかないのですが、最低ダメージとなる40m以遠では体力100の通常兵士をキルするためにMP18で8発、M1918で9発必要となります。シングルショットでこれは厳しい物があるかと思われます。
例外としてバースト武器である「MP18 Experimental」では、初弾拡散倍率が3発目に掛かる(0.2→0.23→0.26→0.41…)ため、十分に間を空けたバースト射撃を徹底すればサブマシンガンの枠を外れた遠距離戦もこなすことが出来ます。(もちろん過去作と同様で初弾反動倍率も3発目に掛かります)
マシンガン / 援護兵
BF1のマシンガンの仕様は一風変わった物になっていて、拡散連射増加数と初弾拡散倍率がマイナスになっています。つまり、初弾から次弾で拡散が大きく増加、次弾以降は拡散が減少し最終的には初弾と同じ数値になるということです。(Lewis GunLWの静止ADSでは0.27→1.35→1.17→→→0.27→…)そのため、撃ち方としては「単発撃ち」か「キルできるまでフルオート」のほぼ二択、バースト撃ちはどうしても弾を拡散させたい時くらいしか使えません。既視感がありますね。
サブマシンガンと違い最低ダメージも優秀(LewisGunは7発、他は6発でキル)で、離れた敵もトリガーを引き続けることで倒すことが出来ます。さらに今作はバイポッドが窓でも岩でもいたるところで立つようになり、バイポ状態なら更に離れた敵も相手が死ぬまでフルオートで倒すことが出来ます。制圧効果も高いため当たらない弾にも意味はあります遠慮せず撃ちましょう。
しかし、前述の仕様もあり、“撃ち始めの命中率”は高くないため、遠距離でのセミオートライフルやスナイパーライフルとの正面切った撃ち合いでは不利なところがあります。また、当然のように腰だめの命中率は高くないため、近距離でのサブマシンガンとの正面切った撃ち合いでもやや不利です。
セミオートライフル / 看護兵
セミオートライフル自体は前作や前前作とほとんど仕様が変わっていません。強いて言うなら遠距離向けライフルの弾速が早いことと近距離向けのフルオートライフルがあることくらいでしょうか。弾速はサブマシンガン以外のプライマリウェポンで全体的に向上しているためセミオートライフル固有の変化ではないのですが、スナイパーライフルの次に偏差撃ちが重要なセミオートライフルにとって弾速の向上はスナイパーライフルの次に大きな要素です。
これ自体の性能はあまり変わっていませんが、近中遠万能銃アサルトライフルがいなくなり、残った連射武器は豆鉄砲と撃ち始めガバガバガンだけなので相対的に精度面で強くなっています。また、「Automatico M1918」以外の連射武器はレートが低いものばかりの中、セミオートライフルのレートはほとんど変わっていないので相対的にキルタイム面でも強くなっています。
スナイパーライフル / 偵察兵
スナイパーライフルです。今作のスナイパーライフルは胴体一撃キルができる「適正距離」が設定されていたり(一部武器を除く)、弾速が早いため遠距離の狙撃が容易になっていたり、連射武器の遠距離性能が弱体化したり、そもそも威力が高かったりレートが高かったりと非常に強力。
地味に強いハンドガンや銃剣突撃もあってやっぱり強力。注意点を上げるとすれば、ベータ時点でのコンクエストの仕様ではいくらキルをしようとチケットに一切の影響がないため、拠点制圧の支援となるような狙撃をする必要が有ることくらいでしょうか。
全銃のデータは以下から。
『Battlefield 1(バトルフィールド 1)』の発売日は2016年10月21日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。
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コメント
コメント一覧 (6件)
スナイパーライフル強いか?使った感じだとLMGが強いな
データ上そうなってるのはわかってるんだけど、それでもタップ打ちしちゃうんだよなぁ〜
で結局最強兵科と武器なんですのん?
ショットガンは?
スナイパーライフルが強いのとコンクエのキルでチケットが減らないのはあまりに噛み合ってなさ過ぎるような気がする。
スナイパーライフルでもチケットが減る仕様になったら芋が量産してクソゲーになるだろ