『Destiny(デスティニー)』の開発スタジオ「Bungie」でレイドの開発に携わるBrendan Thorne氏が、「どうすればBungieで働けるか、ゲーム開発者になれるか」という質問に答えています。氏の16に渡るツイートはゲーム業界だけにとどまらず、様々なジャンルでも指標となる話でしたのでまとめました。
「ゲーム業界への就職」に役立つ16のアドバイス
一つ目は前置きとなっています。
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1. よくDMで「どうすればBungieで働くか、ゲーム開発者になれるか」と聞かれるので、幾つかの明確なことと、不明確なことをまとめよう。
2. UnrealかUnityをダウンロードし、チュートリアル動画を観て、たくさんゲームを作るんだ。小さくても粗悪でもいい、とにかく作るんだ。
3. 一つのゲームやプロジェクトに集中しすぎるより、たくさん作ったほうが多くを学び上達できる。 場数が品質へと繋がる。
4. 多くのジャンルのゲームをプレイしよう。新しい体験を探すんだ。
5.記述を練習しよう。綺麗で簡潔な記述は大切だ。仕事では多くのことに関係してくる。
6. 気楽に一緒に働こう。誰も嫌な奴とは働きたくない。同僚達は前の職場の同僚達に君がどんな人物だったか確認するだろう。
7. 自分の立場をハッキリさせる方法を学ぼう。 自分が守れる強いアイディアを持とう。 けれどそれらが間違っている時は手放す準備もしておこう。
8. 間違えてもいい、それを受け入れよう。これは人生でも同じことが言える、とくに人間関係ではね。
9. コード/スクリプト言語を学ぼう。より優秀で貴重なデザイナーになれる。可能ならクラスを受講しよう。
10. ゲーム内の決定が気に入らない? そうなった理由があるはずだ。なぜ開発がそのような決断を下したか考えてみよう。
11. 気に入らなくてもいい、ただ強烈なアンチにはならないこと。
12. 良いフィードバックを提供するやり方を学ぼう。 何がゴールだった? ゴールに到達出来た? ダメだった? ゴールまでの現実的な道のりは?
13. 時間切れになるだろう。そんな時はターゲットを絞った変更を学ぼう。1回の「小さな」変更が100時間ものQAを要することもある。
14. 経験に基づいた設計。達成しようとしている経験からスタートしよう。どんな気持ちを追いかけている?
15. どんな行動/仕組みがその経験を支えることが出来る? 普段、私は仕組みから始めるのではなく、経験をしてから仕組みを開発する。
16. しばしば、テスター/QAから始まり他の部署に移籍することもある。スタジオの空きによるけれどね。それでもいい経験だ。
以上、16に渡る中の人による中の人になるためのアドバイスでした。 自分はBungie内に何人か知り合いがいますが、そのうちの一人も最初はテスターからキャリアが始まったと語っています。 将来ゲーム業界に進みたいと考えている方々への参考になったのではないでしょうか。
現在「Bungie」に協力しているスタジオ「Vicarious Visions」が『Destiny 2』だと思われる開発の求人を出しています。所在地はニューヨークですので、日本を飛び出してゲーム開発をしたいという強い意志をお持ちの方は申請してはいかがでしょうか?
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Source: Twitter, Activision
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コメント
コメント一覧 (2件)
アクティに入りたいなら、課金に対する熱い思いをぶつければ入社できそう
ゲーム業界に入るって言っても、デベロッパとパブリッシャとじゃまた大きく違うよな・・・(素人)