ブリザード・エンターテイメントは、PC版『Overwatch(オーバーウォッチ)』のPTR(パブリックテスト環境)へ最新パッチを配信、パッチノートを公開しました。これらの変更は後日正式パッチとしてPlayStation 4、Xbox One、PC版へ配信されます。
バスティオンの大幅な変更や自由度の高いサーバーブラウザー実装はもちろん、マーシーの無敵時間やディフェンス・マトリックスの強化といった見逃せない変更も含まれているのでぜひ確認してください。
パッチハイライト
新機能「サーバーブラウザー」
今日からすべてのプレイヤーは、独自のユニークなオーバーウォッチ体験をフレンド、チームメイト、そして世界中に共有できます。
- サーバーブラウザーはオーバーウォッチの“カスタムゲームモード”を拡張するもので、さまざまなマップやモード、ヒーローの設定を調整し、独自のサーバーを設定することができる
 - 例として、ファラのミサイルの弾速を上げたり、マクリーのコンバットロールのクールダウンを無くすなど自由自在
 - お気に入りの設定が完成したらパーミッションを設定してゲームを起動。「フレンドのみ」や「招待のみ」、「公開」などを切り替えることが可能
 - 現在サーバーブラウザはPTRにてテストと調整が行われれている
 
新ゲームモード「キャプチャー・ザ・フラッグ」
- バトルの中でも最も人気を博した「Capture the Rooster」が「キャプチャー・ザ・フラッグ」としてアーケードに登場
 - さらに「キャプチャー・ザ・フラッグ」モードのNepal、Lijiang Tower、Ilios、Oasisを追加
 - カスタムゲームでは12マップを試すことができる
 
ヒーローアップデート
アナ
- 新しいヒーローオプション: ナノ・ブースト感度
- ナノ・ブーストのターゲット感度を調整することができる
 
 
バスティオン
- セントリーモード
- 展開時間を1.5秒から1秒に短縮
 - 弾丸拡散率が50%増加
 - 弾丸の拡散は武器の発射とともに増加していかず、常に最大になる
 - マガジンサイズが200から300に増加
 - ヘッドショットダメージの倍率を削除
 - クリティカルダメージを削除
 
 - 偵察モード
- 弾丸拡散率が25%減少
 - マガジンサイズが20から25に増加
 
 - 自己修復
- 移動中の使用が可能になった
 - セカンダリの攻撃としてバインド(以前はアビリティー2だった)
 - ダメージを受けても中断されないようになった
 - 自己修復を使用すると減少し、使用していない時は回復するリソースメーターを追加
 
 - タンクモード
- ボーナスアーマーを削除
 
 - 新パッシブアビリティ: Ironclad(アイアンクラッド)
- セントリーかタンクモードの際、被ダメージが35%減少する
 
 
開発者コメント: これらの変更の目的は、セントリーモードを対タンクやバリアの選択肢として残したまま、偵察モードに強さを移していくことで、全体的にバスティオンがより強く、より柔軟になった感じられるはずだ。
D.Va
- ディフェンス・マトリックス
- ロードホグのチェイン・フックやトレーサーのパルスボムなどの発射体が、ブロックするための必要最小距離を移動しなくてもブロック可能になった
 
 
開発者コメント: 以前は発射体が一定距離を移動しないとディフェンス・マトリックスで破壊することができなかった。それにより味方の隣に敵がいるシチュエーション(味方がチェインフックで引っ張られる時など)において役に立たなくなっていた。今回の変更で距離の制限が削除されたことで、距離に関係なくディフェンス・マトリックスが発射体を安定して破壊出来るようになった。
メイ
- クリオフリーズ
- 「クリオフリーズ」中のメイを味方がターゲットにできるようになった
 
 
マーシー
- リザレクト
- リザレクトの実行中、マーシーは蘇生されている味方と同様に一時的に無敵になる
 
 - カドゥケウス・スタッフ
- 「心頭滅却」を使用中のゼニヤッタはターゲットできないようになった
 
 - 新しいヒーローオプション: ガーディアン・エンジェルの感度
+「ガーディアン・エンジェル」のターゲット感度を調整できるようになった - 新しいヒーローオプション: ビームの感度
- 「カドゥケウス・スタッフ」のビームのターゲット感度を調整できるようになった
 
 
開発者コメント: マーシーのリザレクトは常に強力ではあったが、使用するのに自分を犠牲にしなくてはいけないことが多かった。この問題に対しての変更は過去にも行われたが、解決とまでは至らなかった。この変更により常に蘇生した味方と共に存在できるまで、生存することが可能となる。
ソンブラ
- 新しいヒーローオプション: ハックの調整
- アビリティ「ハック」のターゲット感度を調整できるようになった
 
 
トールビョーン
- リベット・ガン
- リロードアニメーションのより早い段階で弾丸がリロードされるようになった
 
 
ウィドウメイカー
- 新しいヒーローオプション: グラップリング・フックの感度
- アビリティ「 グラップリング・フック」のターゲット感度を調整できるようになった
 
 
ザリア
- 新しいヒーローオプション: バリア・ショットの感度
- アビリティ「バリア・ショット」のターゲット感度を調整できるようになった
 
 
ゼニヤッタ
- 新しいヒーローオプション: 調和のオーブの感度
- アビリティ「調和のオーブ」のターゲット感度を調整できるようになった
 
 - 新しいヒーローオプション: 不和のオーブの感度
- プレイヤーがアビリティ「不和のオーブ」のターゲット感度を調整できるようになった
 
 
マップバランスの変更
Eichenwalde
- ペイロードが城の入り口を通過後、2番目のゲートが閉じなくなった。代わりに、破壊された門の瓦礫がエントランスの一部をブロックするように
 
開発者コメント: 攻撃側のチームが城の入り口を通過すると、防衛側のほうが非常に有利な状態になっていた。この変更により攻撃側に攻めの選択肢が産まれ、全体のマップバランスの改善に繋がっていくだろう。
バグ修正
全般
- コミュニケーションホイールのキー割り当てが正しく表示されない問題を修正
 - コントロールマップの第1ラウンド終了後、一部のキー割り当てがデフォルトに戻るバグを修正
 - ラウンド終了時に該当のプレイヤーが退出すると、コメンデーションカード(最多キルなど)が再計算され、新しいプレイヤーにその権利が移っていたバグを修正
 - ゲームロビーを離脱したにも関わらず、オーディオエフェクト「experience gained(経験値を獲得)」が流れ続けるバクを修正
 - バリアへの環境ダメージが「ダメージブロック」の統計にカウントされないように
 
ライバル・プレイ
- 試合の2ラウンド目で「残り60秒」と「残り30秒」のボイスラインが流れないバグを修正
 
ヒーロー
- ルシオの「サウンド・バリア付与」が統計で正しく計算されないバグを修正
 - ラインハルトが沙悟浄スキン装着時に、バリアの耐久力が低くなってもヒビが表示されないバグを修正
 - ロードホッグがフックしたターゲットを引っ張っている時に、自由に向きを変えることができたバグを修正
 - ソンブラの「トランズロケーター」が空中でスタックする問題を修正
 - トレーサーの”Clock’s Tickin’’スプレーがヒーローギャラリーのサムネイルと一致していないバグを修正
 
マップ
- トールビョーンのタレットがOasisの階段に設置可能になった
 - Lijiang Towでのハイライト・イントロが建物の屋根に重なってしまう問題を修正
 
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / PC / Nintendo Switch。
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Source: Overwatch
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コメント
コメント一覧 (4件)
dvaのディフェンス強化で旗取りバランス悪くなりそう
細かい話ではありますが マーシーの説明文の一部で「マーシー」が「マーシ」になっていますよ
バスティオン必須になる可能性が…
やり過ぎ感ある。パッシブやばない?そしてソルジャー・・・