旧レイドに新たな難易度とチャレンジ、そして報酬を追加した『Destiny(デスティニー)』ですが、今週は金星レイドが復活。早速クリアしてきましたが、そのチャレンジの内容はBungieが「過去最高難易度」というにふさわしいモノでした。
スパイア
ここはパトロール地点が舞台となるので、Bungieは変更はないとあらかじめ宣言していました。3箇所のプレートを起動させたのち、破滅の剣や闇の剣で優先してプレトリアンを処理しましょう。
カブルの試練
週間おすすめレイドの時のみ、1つ目の宝箱からは「エアオのナックル」が出ます。この宝箱の下にある隠し通路の奥に、「勝利の時代」から追加された新たな宝箱が設置されています。この2つの宝箱からはアーティファクトの他にレジェンダリー/昇華エングラムが手に入ります。 新しい宝箱はおそらく、以前はテンプラーをテレポートさせなければ手に入った宝箱が移設されただけです。
テンプラーの泉 合流点防衛
ベックスが合流点に身を捧げるのを防ぐという点は1年目と変わっていませんが、1年目とは違い、下のエリアに1人が移動すると全員が下に移動させられるようになった他、左脇の部屋や、右の安置などは潰されています。 これらの変更は1年目の難易度ノーマルでも適用されています。
合流点は中央、左右、中央と左右の3回に分けて防衛します。 ファナティックという黄色ネームの敵を倒すと液体の様なエリアが出来、触れてしまうと「滅却の標的」というデバフが付きます。 このデバフは中央下にある「光の輪」という浄化装置に触れることで解消されます。
報酬: アーティファクト、レジェンダリーエングラム/昇華エングラム
テンプラーの泉 オラクル
1年目よりウェーブ数は7から4に減った代わりに、オラクルが湧くペースが早くなりました。
オラクルの処理は闇の剣、雷の剣がエイムアシストが効くのでお手軽です。破滅の剣はエイムアシストが弱く空振りしやすいので避けましょう。以前だとオラクル処理に猛威を奮ったスーパーグッドアドバイスは、仕様変更により、弾持ちが悪くなってしまったので微妙です。外側に湧くホブゴブリンは、威力型スカウトを2発すぐに叩き込めばシールドを張る前に倒せます。
オラクルを全て破壊すると、手持ちの弾薬が全て回復するので、最後のオラクルを破壊したら急いでギャラルホルンに持ち替えましょう。
報酬: クラスアイテム、アーティファクト、エキゾチックアイテム、レジェンダリー/昇華エングラム
テンプラーの泉 テンプラー戦
チャレンジ内容: テンプラーをテレポートさせずに討伐。
テンプラーのバリア破壊後に左右にどちらかに湧く「赤い輪」の中に、テンプラーがテレポートしてくるが、「赤い輪」にプレイヤーが侵入して立っている間はテレポートができません。ディフェンダータイタン二人を用意し、全員ギャラルホルン装備がオススメ。
「光の輪」があった地点にレリックが湧きます。このレリックを取るとテンプラーが出現し、その後にアテオン戦の赤いオラクルが出現しますが、これは色が変わっただけで中身は今までのオラクルと同じです。レリックのSCでテンプラーのバリアを破壊すると、ランダムでプレイヤーが拘束されます。すみやかに拘束を破壊した後、「赤い輪」の中にタイタンが入りドーンを張ります。
「赤い輪」は一定時間が経つと反対側のワープ地点に移りますので、そこにもう一人のタイタンがドーンを張って待機します。ドーンは1回で「赤い輪」の移動3回分を維持出来るので、4回目の赤い輪の移動時に、1番最初に入った側にレリック持ちが入りシールドを展開します。
上からテンプラーの泉を見た時の左側ワープ地点に光の武器持ちディフェンダータイタンと他プレイヤー全員、右側ワープ地点に光のアーマーか祝福持ちのディフェンダータイタンを配置します。右側は光の武器を使わない理由は、右側のワープ地点は真上に天井があり、そこに当たったテンプラーの攻撃の爆発ダメージがたまにドーンを貫通してくるケースの対策です。
テンプラーは現在のワープ先にいるプレイヤーを優先して攻撃するので、反対側にいるプレイヤーがギャラルホルンで一斉に攻撃します。火力でゴリ押しが決め手なので、シャドウショットやバイキングフューネラルでダメージの底上げが有効です。
我々は当初、赤くなったオラクルに翻弄され、まずは火力でゴリ押しして様子見というスタイルを失念してしまい、雑魚を掃除しつつテンプラーを攻撃など様々な策を用いましたが、1時間掛けても討伐出来ず。 最後に、火力でゴリ押ししてみようと試したら、たったの1分半でクリア出来ました。 ギャラルホルンは正義です。
報酬: エキゾチック版レイドメイン武器(チャレンジ時のみ)、プレトリアン・フォイル(FR)、プラエディスズ・リベンジ(SR)、ヘゼン・ヴェンジェンス(RL)、胴体、脚、腕防具、レジェンダリー/昇華エングラムを確認。
可能であれば、ここであえて3キャラ分のテンプラーを終えて、プレトリアン・フォイルを手に入れられると、アテオン戦でのオラクル処理 が若干楽になります。
ゴルゴンの迷宮
ゴルゴンは「勝利の時代」から、1体を討伐しても他の敵が強くなる要素が排除されました。 勝利の時代の記録ブックに「難易度光390のゴルゴンを全滅させる」という項目がありますが、実はこれが生まれ変わった金星レイド中で最も手間取りました。
3キャラのうち1キャラでもクリア出来ればブックは完了するので、可能ならタイタン6人を用意します。 全員エキゾチック剣の「若き狼の遠吠え」とショットガンを装備し、3人ずつに分かれ、どちらが先に剣で攻撃するか決めます。 若き狼の遠吠えは他のエキゾチック剣と違い、ゴルゴンを押し出さずに攻撃出来るのが決め手です。ゴルゴンを処理中に他のゴルゴンに見つかるという最悪なパターンを防ぎやすく出来ます。
注意力と辛抱がものを言います。毎回しっかりと光の武器を使い、剣とSGを使い分け、何度かヘビー合成弾使用休憩を取り、しっかりとゴルゴン達のお互いの位置を見分けて合計11体を討伐して下さい。 我々は約15分掛けて達成できました。
ここの2つの宝箱からはレジェンダリー/昇華エングラムが出ます。余談ですがゴルゴンから隠れてしっかりと回り道をしようとしているのに、突如ナイクロハンターが煙玉で自分だけ透明になって先を行く裏切り行為には要注意です。
消える床
1年目にはなかった見えない壁が横側に設置されていますが、正面に湧く床を1つか2つ渡った後に、一気に対岸までジャンプしてしまえば問題ありません。ジャンプだけでは不安な方は、剣を空中で振ることで距離を稼げます。
ガラスの間 ゲートキーパー戦
1年目では開幕と同時に一斉砲火で倒せたゲートキーパーですが、新たな仕様では1回目の攻撃が当たった瞬間にワープするようになり、ギャラルホルンではウルフパックが追いつけない場面も出てくるようになりました。 ゲートキーパーはさっさとワープさせ、雑魚掃除にまずは専念します。ゲートキーパーを倒すと1つ目のレリックを落とします。
レイド開幕地点にもあった左右のプレートを起動させると、正面のゲートが起動します。1年目ではゲートに突入した先にいるゲートキーパーを倒すことで発動していたデバフ「ボイドの印」が、今回はゲートに突入した時点で発生するようになっています。 そのため、以前は可能であったゲートを二つ同時に開いて突入する戦法が使えなくなりました。
ゲートには必ずレリック持ちの他に、ゲートキーパー討伐役が2人突入して下さい。レリック役は浄化と、ゲートキーパーを倒した後に湧く黄色ネームのミノタウルスを処理するのが仕事です。ゲートの中にいるゲートキーパーを倒すと2つ目のレリックが落ちます。
2つ目のレリックを回収すると、最初のゲートキーパーがいた地点に防衛点が出ます。どちらかのレリック役がガラスの間の奥から湧くミノタウルスをリスキルに専念します。ミノタウルスは強攻撃2回で倒せます。もう一人のレリック役は火力担当と一緒に最後のゲートに突入して、3つ目のレリックを回収してきます。
全てのレリックを回収した後は、中央の防衛点を守るだけです。左右のゲートから黄色ネームのミノタウルスが出てきますが、これをレリックや剣で吹き飛ばしてゲートに押し込んでしまうと、防衛点に直接ワープしてきてしまうので注意が必要です。レリックが消滅するとクリアです。
報酬: コレクティブメジャー(MG)、ファウンドバーディクト(SG)、プレアディスズタイムピース(PR)、レジェンダリー/昇華エングラム
ガラスの間 アテオン戦
チャレンジ内容: ワープ先のオラクルを毎ターン6人全員が1個ずつ破壊する。
弾持ちがよく威力も高い模倣スリーパーがオススメ。最初に飛ばされた3人が3つのオラクルを破壊後にゲート外の3人と入れ替わり。 オラクルは出現直後は体力が低く、長引くほどにHPが増加し、破壊しても破壊完了判定が出るまで若干のラグがあるので注意。
アテオンは登場後に約30秒経ってから、ランダムで3人を左右のどちらかのゲート先に飛ばします。残された側はミニレーダーの左右端を見ることで、どちらに味方が転送されたか確認できますが、転送された側はアテオンに向かって左の荒野(過去)か、右の森(未来)かコールアウトを忘れずに。
転送される前にあらかじめ3:3で左右に分かれておき、プレートを起動させておきましょう。 プレートは一度起動さえすればプレートから離れてもゲートは閉じません。 高台に登りサプリカント掃除をしましょう。特にゲート近辺のサプリカントは転送組がゲートから出てきた瞬間に自爆に巻き込まれやすいので、優先して掃除して下さい。対岸のサプリカントは無視でも構いません。
転送された3人は、まずレリックを確保した後、レリック役以外が1番と2番のオラクルを破壊します。レリック役は中央にいる雑魚を掃除した後、3番目のオラクルを破壊します。 転送組がゲートから外に出た後、レリック役が浄化し、今度は居残り組がゲートに突入しオラクルを破壊します。
荒野側は転送地点からゲートまでオラクルが順に並んでいきますが、森側は4番目以降の並びが左右に飛ぶので、何度かトライして場所を掴んで下さい。森側は中央にミノタウルスがいるので、レリック役以外もオラクルが湧く前にミノタウルスを攻撃してレリック役を援護しましょう。
全てのオラクルを破壊しゲートから全員出た後に、中央の足場に集合し攻撃します。 1年目ではレリック役はアテオンに背中を向けてシールドを展開すると、中からロケットランチャーを撃ってもシールドで爆発しませんでしたが、現バージョンでも同じなのかは不明です。ただし、シールド内からグレネード、ノヴァボムは貫通しなくなったのは確認しています。ゴールデンガン、模倣スリーパーは貫通します。
ギャラルホルンは火力は出せますが、ウルフパックがアテオンをふらふらと移動させてしまい、精密ダメージを狙う模倣スリーパーやスナイパーの妨害になってしまう上、自爆の危険性があるので注意して下さい。模倣スリーパー持ちがいない場合はウルフパックの件は気にせず使いましょう。
ハンターはシャドウショットでアテオンを弱体化。もし模倣スリーパーを持っていなければセレスティアル・ナイトホークを装備し、デッドアイ付きゴールデンガンを使います。残念ながらバフ「時の復讐」でゴールデンガンの威力は上がりませんが、それでも威力は十分です。
ウォーロックは1ターンキルを狙うのであればサンシンガーのヴァイキングフューネラルでアテオンを弱体化、2ターン以降を狙うのであればアテオンを攻撃しつつ、ノヴァボムで左右のサプリカントを処理して移動後の安全確保。ノヴァボムをアテオンに撃ってもダメージが全く出ませんので時間の無駄です。
タイタンは最優先で足場に移動し、後方にドーンを張って後続が安全に渡れるようにして下さい。
精密部位が分かりづらいアテオンですが、実は光っている部分の周りのVの字型の縁が弱点です。光っている部分の中央に当てても精密ダメージが入らないのはそのためです。光の武器付き模倣スリーパーでの精密ダメージが約24.5万、光の武器付きナイトホークゴールデンガンは約14.2万です。
ところで、筆者はアテオンのチャレンジを、このやり方ではなく少々違う方法でクリアしました。 1番と2番を破壊した後、転送組は外に。レリック役が浄化した後、今度は居残り組と一緒にゲートに再突入し、居残り組が3〜5番を破壊して、レリック持ちが6番を破壊していました。 ただし、この方法は野良で行うにはコーディネートが難しいので非推奨です。
報酬: エキゾチック版レイドメイン武器(チャレンジ時のみ)、アテオンズエピローグ(AR)、フェイトブリンガー(HC)、ビジョン・オブ・コンフルエンス(SR)、ベックスミソクラスト(FR)、頭防具、ゴースト、シェーダー、スパロー、レジェンダリー/昇華エングラム
筆者の実プレイ動画
手探りだった1回目と違い、2回目は何度かエラーがありましたがそれでも約50分でクリアしています。 8:00辺りからの約7分間、防衛点で味方がどんどん死んでいく中、2人で孤軍奮闘している場面が一番思い出に残っています。何度見ても、自爆に耐えるために咄嗟にシャドウショットを撃った自分の判断を自画自賛できます。
Destiny: 新金星レイド 2キャラ目
総評
『Destiny』にギャラル難民や、永遠に光レベル29、アテオン落としなど数々の歴史を生み出した金星レイドが、姿を変えて復活しました。その作り込みの深さには最も人気のあるレイドだと、改めて実感します。 ただ、比較的単純な月レイドに対し、咄嗟の判断やかけ声を求められる金星レイドは、野良の集まりでは非常に苦戦し、場合によってはギスギスオンラインになりそうだとも感じましたが、それもまた1年目にもあったやり取りだと思い出し、懐かしい気持ちになりました。
これから挑戦する方は、ぜひこの記事を参照して頑張ってください。
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Source: imgur, YouTube
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コメント
コメント一覧 (3件)
参考になります。
レリックのシールド内からは弓も貫通しないですね。
魔境から野獣を召喚して金星に行ってみようかな
エアオのナックル使用でアテオン倒したらベックスミソクラストとフェイトブリンガー同時にドロップしたよ