前回の記念すべき第一回「C4 LAN 2016 Fall」の序盤ではチケットが132席中30席しか売れず、困り果てていたというLANゲームパーティ「C4 LAN」。しかし先日行われた「C4 LAN 2017 Spring」ではわずか3日で全162席完売で約530名が来場。連日、当日チケットを求めて来場するゲーマーたちが後を絶たちませんでした。
オールナイトで3日間ゲームで遊び倒すというそのイベントの魅力と秘密、そもそもLANパーティーとは何なのか? イベントを開催する目的は? などなど、気になるところを主催するC4 LAN実行員会でCyAC代表の小林氏(Boss3)と、C4 LAN運営委員会の総合プロデューサーtaharasan氏に聞いてみました。
C4 LAN ってなに?
まずはC4 LAN 2017 Springの開催おめでとうございます!
Boss3氏、taharasan氏(以下敬称略): ありがとうございます!
では簡単にお二人の自己紹介をお願いします
Boss3: えーっとぼくはゲーム好きのおじさんですね笑。2004年にCyACというものを立ち上げました。最初は「eスポーツ」をやろうと思ったのですが、今年で13回目の「eスポーツ元年」を迎えています笑。なかなか2年目が来ないなぁと悩んでいるうちに、今のC4 LANの形になりました。あとは会社の社長など色んな顔も持っています。
そもそもインタビューはあまり好きでは無いんです。ぼくが表に出ててしまうと、どうしても「CyACが~」といった見方をされてしまう。そうではなくて、ゲーマーに焦点を当てて欲しい。ぼくが有名になりたいわけではありませんから。
(嫌がっていたのに無理にインタビューお願いして)なんだかすみません。ではtaharasanさんお願いします
taharasan: taharasanと申します。もともとLANパーティーが好きで、LANパーティーの主催などをしておりました。縁あってCyACさんのお手伝いを始めることになり、C4 LAN運営委員会の総合プロデューサーとして、全体統括をさせていただいております。
そもそもなんですが、「LANパーティー」と聞いてパッとイメージが浮かばない人も多いと思います
taharasan: 確かにそうですね。LANパーティーとはなんぞやと問われれば、いくつかのパターンがあります。1番多いと思われるのが「オフ会」です。この中で色んな人が色んな形のオフ会を好き勝手にやっていると思っていただければ分かりやすいと思います。
C4 LAN開催の目的は?
オンラインの友達がたくさんいても、なかなか合うきっかけがない、オフ会をやっていないという人が多くて、C4 LANがオフ会実施のきっかけになれば、という提案が大きなモチベーションの一つです。
もう一つは「よくわかんないけど楽しそうだから来た」という人も楽しませたい。海外でのLANパーティーは大会がメインですが、ぼくらは大会が主軸ではないLANパーティーの主軸づくりをグラウンドアップで今やっています。
そういった「場所と回線」を提供していこうと
taharasan: 物理的な意味ではそうですね。ただどちらかというと提供したいのは「雰囲気」です。どのゲームやろうがイベントやろうが、人と話そうが話すまいが自由。そんなフリーダムな空気を作りたいんです。(※ 話さない自由もあるので「自己紹介タイム」みたいなことは絶対やらないとのこと)
ステージを使って何かしたいのであれば、我々が実現できるようにサポートしますというようなことも提供します。そういった「空気感」です。
そういう意味ではスタッフもお客さんも一緒に作り上げていくイベントです。世界観としては「お客さん」という言葉はあまり使わないようにしていて「LANパーティーヒーロー」という言葉を使っています笑。「みんながヒーローなんだから、ヒーローにあるまじき行為をするなよ」「自分自身がイベントの主役・ヒーローなんだ」と。
taharasan: お客さん・ヒーローと同じ立ち位置で我々と一緒にパーティーの場を作っていくという雰囲気でやっていきたいと思っています。
Boss3: 主軸をどこに置くかですね
主軸は(主催者側ではなく)ゲーマーだと
taharasan: そうですね。あと、恐らくネットワークや電源を提供しただけでは、ぼくらの目指す場にはならないんじゃないかと。ぼくらのお陰ではないと思いますが、「LANパーティーが盛り上がっているらしい」との話が業界で噂されだし始めています。なので今後は他社さんもLANパーティーを開催すると思いますが、電源と回線を用意しただけでは同じ雰囲気は作れないのではないかと思います。あと、160台という小さな規模ですが、これでも結構大変です。色々と笑
設営の大変さはよくわかります笑(1日フルボランティアを体験)
taharasan: ネットワークを含め前回・今回とノーエラーで来ているので、今後もこの記録は継続していきたですね。
たぶん、なかなかできることじゃないですね
「事業として成り立つか」よりも大事なこと
taharasan: 「事業として成り立つのか?」といった質問を多数のメディアさんにいただいていますが、それは重要ではないんです。事業として色々と考えていることはありますが、イベント(C4 LAN)のゴール的なところは「ゲームをもっと楽しむこと」と、個人だったりコミュニティーが、ゲームを使ってもっと「表現する場・発信できる場を提供」することにあるんです。(※ C4 LANではイベント企画を持ち込んで、自由にステージで披露することができる)
Boss3: シェイクさん(聞き手)はボードゲームしてる人にインタビューしてましたよね笑
むしろ一緒に遊んじゃってました
Boss3: メディアの方もそうやって一緒に遊んでいただいて、その感想を書いてくれるのが一番いいかもしれません笑。実際に遊んで、我々(運営)側からではなくメディアさん側から楽しさを上手く伝えて欲しいですね。
taharasan: 今回は約160席を販売(来場者は約530名以上)しましたが、何人来てくれたかという「数」がゴールではないんですね。先ほどの「ゲームをもっと楽しむこと」と「表現する場・発信できる場を提供」で、その規模と質を高めていくことが我々の目標です。
LANパーティーという点で言うと、海外の例を見ると1000席までいくと面白さが出ちゃうんですね。1000席ですよ?ある意味バカです!笑 そういう意味での数値目標は1000席のボリューム感、というところはあります。
Boss3: 1000席で本当の意味でのスタートです。実はまだC4 LANはまだ準備段階なんですね。
taharasan: そこから数を増やせば面白いかもしれないし、ステージを増やしたら面白いかもしれない。どうすれば面白くなるのか、始まるのが1000席からということです。
Boss3: 1000席からが面白くて、それ以上はみたことがないので、(数値的な目標を)答えるのは難しく、答えようがないワクワク感を感じています。「1000席ってどうですか?!バカバカしくないですか?!」ってところなんです笑。
一同: 笑
taharasan: ぼくは3000席のイベント(QuakeCon)に何度か行っていますが、今年の冬に行く DreamHack は2万5000席です。...バカです笑! 幕張メッセのワンブロックよりでかいのが6個も7個もダーーーッと並んでます。
Boss3: そういうものすごい状態のイベントを目指してはいますが、まずは足元を固めようと。
LANパーティー開催の難しさ
taharasan: もちろんC4 LANは“事業”としてやらなけらばなりません。(※ CyACは赤字垂れ流し状態だった)ぼくは日本では個人的にLANパーティーやってた時代もありましたが、日本でのLANパーティーって開催がすごく難しい。まず車持ってない人が多いから運ぶのが大変だよねとか、騒音など住宅事情の問題で人の家に集まってやるのも難しく、日本では集まって遊ぶという文化も弱い。そもそも大人はゲームをあまりやらないという文化的な事情もある。
主催する側の問題として、会場費や地代が高すぎる点もあげられます。最近は『LoL』などのおかげでPCゲーマーもグッと増えましたが、(日本では)コンソールが普及しているという背景もあったりしたのでかなり難しい状況でした。もちろんコンソールも大歓迎ですが。
taharasan: 今回なんとか黒字になってるんですけど、その理由はほとんどすべてを我々自身で内製しているからなんです。企業努力でなんとかしたから黒字になった。
設営から撮影・放送まですべて自前ですもんね
taharasan: ネットワークもですね。電源は業者さんに入ってもらいましたが、ほとんどぼくらで自前でやっています。コストカットしまくってなんとか...という感じです。
Boss3: スタッフ10人いないですから
taharasan: 複数のメディアさんからも「この規模ではたぶん黒字になっていないでしょうが、続けていく理由はなんでしょうか」といった質問が繰り返しありました笑。なので(今では)最初に「今回は黒字でした!」と断ってから話すようになりました。(※ 多数のメディアがインタビューを行なっており、EAAのインタビューがラスト付近だった)
一同: 笑
Boss3: 取材をゲーマーの人にしてほしいですね。私が表立って「CyACです!うちがやります」って挨拶(アピール)しない理由のひとつに、企業が表に立って「ご用意しております」というのではなく、「(ゲーマーの)みんなで作ろう」ということです。主体が彼ら(ゲーマー)であることに軸を置きたい。メディアさんにはその部分にスポットを当てて欲しいですね。そこに答えがあると思っています。
Boss3: だってシェイクさん「なんで来たの?」って聞いたら面白いからでしょう?
はい。一応周囲には「取材です」みたいな顔してますが、正直Twitterには「遊び」って書いちゃってます
Boss3: それでいいんです!笑
taharasan: もう記事上がらないくらいでもいいんです!遊び倒して帰ってもらえれば笑。そういう場所なので本当にそれでいいんです。その意味では「メディアさんも書きづらいだろうな...」と思います。席を買わなければ参加できないのに満席で空いている席がありません。席があれば周りの人と遊んで、新しい楽しいことに気付いて貰えるかもしれません。
これは席が取れなかった他のお客さんも同じで、立ち見でフラッとだけでは面白さが理解できないかもしれません。ゲーム中は話しかけづらいし、(参加者たちと)絡めないで終わってしまうかもしれない。この部分はどんどん工夫していきたいと思っていますが、どこまでいっても自分(参加者)でやることこと・自分で遊ぶことを否定しないイベントです。そのため、最終的には「席は確保してくれ!」と言うしかない部分はあります。
(※ 高価なPCがある席で3日間ボードゲームをやり続けると断言した参加者や、小林氏がガンダムオンライン配信者のためにガンプラを作った話で盛り上がる)
それですか!会議に参加せずガンプラ作ってた社長の話は。
Boss3: そうそうそうそう!笑
taharasan: こっちがイベントまで時間がない状態で真面目に会議してるのに、「パーツがどっかいった!パーツがどっかいった!」とか叫んだり。みんなイラッとしてました。他の場所でやってくれないかって笑。
一同: 笑
(※ 名誉のために言っておくと、ガンプラは参加者を楽しませるために作っていた模様)
友達1000人できるかな
ところでC4 LANはどうやって産まれたんですか?
Boss3: 簡単に言うと1000人集まるゲームイベントをやろうというのが始まりです。最初はeスポーツでの展開も考えましたが、最終的にtaharasanくんの考えもあってLANパーティーに落ち着きました。
そもそもぼく自身が現場主義、直に会わないと・見ないと分からないという考え方なんです。じゃあ“現場”って何だと考えた時、「ゲーマーの人に会おう」と思ったんですね。コミュニティなりチームなりプロなり、いろいろな人へ会いに行きました。
地方にしょっちゅう飛行機飛ばして...という話は伺っています笑
Boss3: 実をいうとその一環でシェイクさんに連絡したんです。この人ゲーマーだろうなって笑
バリバリです。ほっとくと何時間でもやっちゃいます
Boss3: そんな中で色んな方にお会いすると、大会を主催してる方は100-200人規模などでやってたんです。じゃあ箱(会場)を用意して、100人集まる大会を10個いっぺんに、1000人でやったら面白いんじゃないかとふと思いついたんです。彼(taharasan氏)が横にいる時に。これは凄いアイデアだと興奮気味で「ねえtaharasanくんさあ、友達1000人できるかな?!」って(それだけを)言っちゃった。
こっちは「はあ?勝手に作ってくださいよ」ですよ笑。説明が一切ない笑。ただ、今ある少人数のコミュニティを単純に集めても面白くはないですし、参加するにはお金もかかる。集まる意味はなんだろうと考えた時に、一回目(C4 LAN)の形になっていきました。
Boss3: とにかく徐々に大きくして、まずは1000人を目指そうと。そこが本当のスタート地点だと。それを2人で考えてたんですが、彼(taharasan氏)には非常に感謝しています。ぼくはまだ海外のLANパーティーはみたことはありませんが、恐らく「どこにもない形」で実現できたことです。
taharasan: この形はどこにもないですね。
感激して涙
Boss3: まさに(C4 LANは)「CyACが目指していたそのもの」なんですね。ニチカレがこれまでやってきたCyACの12年間の歴史の空気感、そのものがC4 LANにも出ていて....前回開いた際に色んなゲーマーの子たちがウェブやTwitterで色んな意見を言っていました。中には口の悪い子もいます。ただ、それをひっくるめて...見ていると...色んなゲームの子たちが一緒くたになってる...思わず感激して泣けてきちゃったんですね...。
taharasan: 前回ステージ上でうなだれたジョー・ヒガシみたいになってましたからね。「すげえな...」「ほんとすげえな...」って笑
Boss3: ぼくのやってる製造業でも運送業でも何事においても、“空気感”みたいなものが好きなんですが、彼が作ってくれたこの空気感に非常に感謝しているんですね。みんなが、仲間たちが作り上げてくれたすばらしい空気感だと思っています。ほんとに嬉しかったことは、参加者の方が最後に「ずーっとここにいたい」と言ってくれたことです。グッと来ちゃいました。
taharasan: 正直、ぼくはあまり「ニチカレ・CyAC風にした」という意識はないんです。「友達1000人作れるかな?!」はただLANパーティーをやりたくて初めたわけじゃないので、その考え方の軸は絶対に崩しちゃいけないと思っています。そもそもLANパーティーを日本でやる、(海外のLANパーティーを)ローカライズするとしたらどうなるんだろうと考えた末に、こういう形に落ち着きました。
ちなみに、色々と独自のシステムがある中で「ステージ持ち込み」がありますが、イコール公式チャンネルで放送してくれるということですか?
taharasan: そうですね。朝10時から夜24時までは公式放送に載っていますが、それ以降は「ミッドナイトフリーダム」という時間帯になっています。おっぱいバレーでもなんでも、みなが好きなゲームを自由に披露できます。『ロックスミス』でギター引き出す人がいたりとか。アレンジすごすぎて0点なんですけど笑。前回はステージ上で酒盛りしました笑
Boss3: 大量にからあげと酒買ってきて、ちゃぶ台まで置いて「ゲーマー会議だ!みんな飲むぞー!」みたいな笑。3時くらいまで飲んでました。今回は流石にやりませんが笑
もっと長く楽しみたいという声もあるみたいですが
taharasan: ぼくの中では3泊4日か4泊5日じゃないとダメなんですよ。2泊3日だと初日で張り切って徹夜しちゃって燃え尽きるとあと1日しかない。もう一泊あると、初日に燃え尽きちゃってもあと2夜あれば「がっつり遊んだな」と思える。
Boss3: ちょうど2年後にはCyACは15周年を迎えるんですが、その時は一週間ぶっつづけでやりたいんです。みんな会社や学校があるという問題もありますが、C4から出勤してC4に帰宅すればいいんじゃないでしょうか笑。もちろん主役が変わっちゃうから「CyAC15周年」などは一切表には出さず、「なんか知らないけど一週間やってる」感じで笑
taharasan: アイデア自体は楽しんですが、実際に運営するぼくら側からしたら「何言ってんだ?」っていう笑。イベントは種まいたらかってに生えてくるものじゃない。自宅でやったらいいじゃないと笑。
前回のC4 LANはどんな雰囲気でしたか?
taharasan: 当初、参加者が140席中30席(人)しか売れていなかったんです。だから色んなゲーマーに無理やり押し売りしました。ただそれをやったのは、来てもらえれば「価格以上の価値はある」と言ってもらえる自信があったからです。結果的に「次回も絶対きます」と言ってもらえることが多く、リピーターは6割くらいになっています。残り4割も新しい人が来てくれたのも嬉しい誤算でした。
今回の160人の例で言うと、その友達は800人ほどいると思います。来てくれた人が「おもしろかった!」「次行こうぜ!」と言ってくれることもあるでしょう。今回はそんな形であっと言う間に完売しました。(※ 発売3日で完売)
課題はありますか?
taharasan: 配信のクオリティが高くはないので、そこは上げていきたいですね。配信はプロのクオリティで支援していきたい。
Boss3: 配信のスキルもそうですし、オペレーションもそう。あとは会場のセキュリティや安心感。すべてがまだ甘く、想定の2割くらいしか達成できてないです。差し当たりもっと迅速にゲームができる状態にしたいですね。
taharasan: 海外のLANパーティーは治安が悪いし、そこらで喧嘩はしてるし、機材はパクられるし、その機材を横で売ってるしでもう大変にカオスな状況です。そうはしたくないですもんね。
Boss3: 人が増えればマナーは悪くなりますが、お陰様で現時点では治安は良好です。
taharasan: マナーの良さは本当に感激していますね。
第3回も今年中に実施決定
今年中にもう一度やる計画は?
taharasan: ありますよ!もう動いています。近日中に発表予定です。
Boss3: もっと言うと2年後、3年後も予算組みしつつ計画しています。まずはひとつひとつ足元を固めつつですが、まずは1000席を目指します。
taharasan: ステージを3つくらいに増やしたいですね。
それはいいですね野外ライブみたいで
taharasan: 海外ではひとつのステージでずっと音楽やってたりします。ゲーム関係ないじゃんという笑
LANパーティーのここが好き
Boss3: LANパーティーの何がすごいって、今(ステージ上では)『ロケットリーグ』やってますが興味ない人は全然見てないですもんね。これで成り立ってるのが凄い。完全無視して好きなことやってる。例えば「カラオケで人の歌を聞いて終わったら拍手」みたいに行儀よくする必要がまったくない。これが面白い笑
taharasan: そうなんです。今回参加された企業さんでも、我々は口をすっぱくして「自分のゲームを3日間やって、誰とも会話せずに帰る人もいますよ」「みんなで一つのゲームやイベントに集中しているわけではありませんよ」と繰り返したんですが、先ほど企業さんから「さすがにここまでだとは思わなかったので、企画を相談しなおしたい」と言われて急遽練り直しました笑
一同: 笑
Boss3: 一体感はまったくない笑
taharasan: だから普通にブースを置くだけではなく、ALIENWAREのエイリアンマスクを用意したりだとか、サイコムではゲーミング足湯をやってみたりだとか、あの手この手で攻めていくみたいなことを提案しています。
新しい何かが生まれそうですね
taharasan: こちらの規模は全然小さいですが、TGSさんではやれないこともやれるんじゃないかと思います笑
ピンボールだけをずっとやってる人もいましたね。何やら「Steamより多くのピンボールゲームを持っている」とか
Tahara: 彼はすごいです笑。ピンボールの布教を目指していているんですが謎が多い。以前からやってるイベントを含めて6年連続参加してくれています。
Boss3: 彼はおもしろいですよ!バックギャモンの公式インストラクターでもあるんですが...(※ 彼の伝説で盛り上がる)
人生をゲームでどう楽しむか
最後に読者さんに伝えたいことはありますか?
taharasan: ぼくらのイベントだけじゃなくて、「もっとゲーム楽しもうぜ!」「もっと本気で遊ぼうぜ!」っていうことです。まだまだみなさん遊び方がヌルいと思います笑
Boss3: 「本気で遊びました」っていえますか?!「ゲーム好きなら徹底的にやろうよ」!って笑
taharasan: ゲームも長くやっているとルーチンになって惰性でやっていたり、飽きたりすると思います。それはもったいないなと。飽きかけてるタイトルでもちょっと遊び方を変えれば全然面白さも変わってくるので、(新しい価値観を与えてくれる)こういう場で遊ぶのもいいですし、自分でやるのも良しですし。
「人生をゲームでどう楽しむか?」というとこを追求していきたいと思います。
なるほど。本日はありがとうございました!
会場の雰囲気もインタビューもまったく堅苦しくなく、誰が何をして遊ぼうが完全フリーダム。個人的にはまったくみたことも触れたこともない、未知のPCゲームやボードゲームに触れることができ、新しい世界を垣間見ることができたのが大きな収穫でした。全然知らない人に席を譲ってもらい、丁寧な解説を聞きながら遊ぶというのはなかなかできる体験ではないのではないでしょうか。
設営前の段階からボランティアとして参加したことも、運営の大変さを身にしみて理解することが出来ました。充分にわかったので次回はご遠慮したいところではあります。
ちなみに会場では完全食COMPのほかレッドブルが飲み放題。ALIENWAREからゲーミングおにぎりといった食事も用意され、運営からピザやからあげの差し入れもあってこれはうれしい出来事でした。
ここまで読んでくれたひとなら、きっとイベントの雰囲気が気に入ったはず。第3回C4 LANは11月開催との噂もあります。続報をお楽しみに。
C4 LAN 2017 Spring 想ひ出 | EAA
おまけ:映像にも登場している、会場で教えてもらった「ストライク」というサイコロゲーム。シンプルで楽しく、家族でもやっても盛り上がりそうでした。
その他、ガンダムオンラインやシャドウバース、ピンボールなどなど様々な初体験の機会を与えていただいた皆さん。取材?にご協力いただいたみなさんありがとうございました!
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