Blizzard EntertainmentはPC版『Overwatch(オーバーウォッチ)』のPTR(パブリックテスト環境)へ最新アップデートを配信、パッチノートを公開しました。アーケード向けの新ゲームモード「デスマッチ」と「チームデスマッチ」が追加されたほか、予告されていたジャンクラット・オリーサ・ロードホッグ・ウィドウメイカーの強化なども適用されています。
これらの変更内容の多くは今後PlayStation 4やXbox Oneにも適用予定ですが、まだ確定ではないことに注意してください。
パッチハイライト
新ゲームモード: デスマッチとチームデスマッチ
2種の新しいゲームモード、「デスマッチ」と「チームデスマッチ」がアーケードに追加されました。
デスマッチでは、1人のプレイヤーが20ポイントを獲得するまで8人のプレイヤーが対戦します。プレイヤーは対戦相手のとどめを刺すたびに1ポイントを獲得し、環境ダメージ(例:崖から転落)または自己ダメージでデスするたびに1ポイントを失います。ポイントは新しいスコアボードでトラッキングされ、 20ポイントに到達した最初のプレイヤーが勝者となります。
チームデスマッチでは、4人のプレーヤーからなる2チームが、30ポイントを獲得するまで対戦します。チームは敵チームのプレイヤーにとどめを刺すたびに1ポイント獲得し、環境ダメージ(例:崖から転落)または自ダメージでデスするたびに1ポイント失います。プレイヤーがリスポーンする前に復活した場合、それに応じたポイントが敵チームの得点から差し引かれます。ポイントはデフォルトのスコアボードでトラッキングされ、 30ポイントに到達したチームが勝者となります。
両モードは以下のマップに対応しています。
- Hanamura
- Horizon Lunar Colony
- Temple of Anubis
- Volskaya Industries
- Dorado
- Eichenwalde
- Hollywood
- King’s Row
- (TDMのみ) Black Forest
- (TDMのみ) Castillo
- (TDMのみ) Ecopoint: Antarctica
- (TDMのみ) Necropolis
「デスマッチ」と「チームデスマッチ」をプレイする場合のみ、プレイを特定のエリアに制限したり、特別なリスポーンシステムを適用するなどの複数の変更が多数のマップに適用されます。また、デスマッチに向けて特別に開発された新マップ「ChâteauGuillard」も登場します。 このマップの詳細は以下をご覧ください。
両モードはカスタムゲームでも利用できます。
新デスマッチマップ「Château Guillard」
Château Guillardはフランス南東部のアネシー近郊に位置している。数百年に渡り有力なギラード家の所有地となっていたが、革命の数十年後、ギラード家の勢力は徐々に弱まるにつれ荒廃していく。タロンのエージェントであるウィドウメイカーの家族が先祖代々受け継いできた故郷でもあり、最近は彼女の所有地となっている。
全般
- 多くのデータフォーマットの変更を適用
開発者コメント: 過去数ヶ月に渡り、パッチのプロセスを円滑にするため、大規模な内部的変更を行ってた。この変更により将来的なパッチのダウンロードサイズの減少が可能となるが、最近のパッチは以前に比べて大規模であることも留意して欲しい。
ヒーローアップデート
ジャンクラット
- コンカッションマイン
- マインを2つ所持可能に
- RIPタイヤ
- タイヤの移動速度を30%増加
- 壁登りのタイムリミットをなくした
開発者コメント: コンカッションマインを2つ所持できるようにすることで、ジャンクラットに必要だった柔軟性と汎用性を向上させた。特にマインを移動に使用する際などが挙げられる。
RIPタイヤにおいては、ダメージはとても高いものの、破壊される前にポジショニングするのが難しいことがたびたびあった。移動速度を上昇させることで効果的にタイヤを起爆させられる機会が増え、操作中の攻撃を受けやすい時間を短縮することが可能になった。
オリーサ
- フュージョン・ドライバー
- 弾速を20%増加
- プロジェクティブ・バリア
- バリアサイズを20%増加
- バリアの形状を変更し、バリアより下にいる敵からの攻撃が以前より防げるように
開発者コメント: 弾速の増加はオリーサの中距離以降での安定性を助け、バリアのサイズを増加することでチームをより効果的に守れるようになった。また、バリアの形状を変更することで、斜面やペイロードなどのオブジェクト上で使用した場合でもより効果的に防御ができるようになっている。
ロードホッグ
- テイク・ア・ブリーザー
- 動きながら使用できるようになった
- ヒール中の被ダメージを50%減少
開発者コメント: この変更によりフック対象を探している時や、チームのためにブロッカーとして行動している時によりアグレッシブな行動がとれるようになった。両変更の組み合わせにより、ロードホッグの持続性と生存性が大幅に向上している。
ウィドウメイカー
- グラップリング・フック
- クールダウンを12秒から8秒に減少
- ヴェノム・マイン
- 効果を受けているターゲットが壁越しに見えるように(設置したウィドウメイカーのみ)
開発者コメント: ウィドウメイカーはプレイヤーによってはとても強力なヒーローではあるが、彼女のアビリティーは弱々しいと感じられていた。グラップリング・フックのクールダウン減少により、離脱時に使用できる可能性が上昇した。
回り込んでの攻撃を企んでいる敵を発見する、早期警戒システムとして設計されているヴェノムマインに今回の変更を適用することで、マインを起爆した敵を壁の裏からでも見ることができるようになった。
ユーザーインターフェイス
カスタムレティクル設定(コントロール> オプション> アドバンスの下にあります)に「アウトラインの透明度」オプションを追加しました。これにより、プレイヤーはレティクルを囲む黒い輪郭の透明度をコントロールできます
バグ修正
全般
時々、キャプチャーポイントのプログレスバーがアクティブになる前に、2つ目の目盛りを越えなければいけなかったバグを修正
ヒーロー
- D.Vaの緊急脱出時に表示される黒い画面が、脱出後も一瞬表示されるバグを修正
- スキン「Junker」を装備中かつメックの外にいる時に、D.Vaのライトガンに誤ったテクスチャーが使用されるバグを修正
- スキン「Cruiser」を装備していると、ヒーロー選択画面でD.vaの髪が真上に立ってしまうバグを修正
- 挨拶のエモートを使用中に、ドゥームフィストのガントレット裏側のライトが誤って銃弾がフルであることを表示していたバグを修正
- ドゥームフィストのメテオ・ストライクの範囲表示が全てのプレイヤーに見えていなかったバグを修正
- ドゥームフィストのメテオ・ストライクで、跳躍の高さが特定の場所に至るのに足りない場合があったバグを修正
- ドゥームフィストのロケット・パンチが傾斜を登っているプレイヤーにヒットしないバグを修正
- ハンゾーでエモート「瞑想」を使用すると、矢が消えるバグを修正
- オリーサのアチーブメント「OVerclocked」が必要条件を満たしても獲得できなかったバグを修正
- ソンブラでスキン「Los Muertos」を装備していると、ステルス中でも歯だけが見えてしまうバグを修正
- ソンブラのリロードアニメーションが中断したのに再生されてしまうバグを修正
マップ
- 「Ecopoint: Antarctica」でプレイヤーが意図していない場所に到達できていたバグを修正
- 「Black Forest」でプレイヤーがマップの背景を見ることができていたバグを修正
- 「Black Forest」でプレイヤーが意図していない場所に到達できていたバグを修正
- 「Castillo」に参加中にアナウンサーが「Doradoに移動中」と言ってしまうバグを修正
- Doradoのパワープラントでいくつかの設備(通気口やパイプなど)が正常に壁に接続されていなかったバグを修正
- 「Hanamura」でプレイヤーが意図していない場所に到達できていたバグを修正
- 「Horizon Lunar Colony」で、スプレーをクレーンに行うと誤った表示になる問題を修正
- 「Ilios」の噴水にあるキャプチャーポイントで、AI操作のヒーローがスタックすることがあったバグを修正
- 「Ilios」でプレイヤーが意図していない場所に到達できていたバグを修正
- 「Oasis」でプレイヤーが意図していない場所に到達できていたバグを修正
- 「Oasis」でドアのフレームに立っていても、ファラのジャンプジェットがチャージされなかったバグを修正
- 練習場でドアのフレームが見えなくなり、衝突検出も行われなかったバグを修正
ユーザーインターフェイス
- オプション > コントロールで、デフォルトに設定された後に、変更があったことを表示するアスタリスク(*)が、ヒーローのドロップダウンメニューから消えなくなるバグを修正
- ゲームブラウザーでリストをスクロールしていると戻るボタンが消えるバグを修正
- カスタムゲームでグループしたプレイヤーがタブメニューでリンクされないバグを修正
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / PC / Nintendo Switch。
[wpap service="with" type="detail" id="B074HYHGQF" title="オーバーウォッチゲームオブザイヤー・エディション - PS4"]
Source: Overwatch
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (8件)
コンカッションマインのダメージ据え置きだとしたらサポートが一瞬で落とされる危険性がまた一つ・・・
コンカッションマインのダメージ据え置きだとしたらサポートが一瞬で落とされる危険性がまた一つ・・・
ウィドウなんで強化したの?鰤ちゃんのあやふやさここに極まれり
基礎スペックは限定状況では使えるけど、アビリティが弱すぎるじゃん クラップリングフック()なんか使ってるけど、同じスナイパーのハンゾー(仕事は違うけど)なんかいつでも壁登れるんだぞ
最初のところPCの版ってなってますよ?
ウィドウなんで強化したの?鰤ちゃんのあやふやさここに極まれり
基礎スペックは限定状況では使えるけど、アビリティが弱すぎるじゃん クラップリングフック()なんか使ってるけど、同じスナイパーのハンゾー(仕事は違うけど)なんかいつでも壁登れるんだぞ
最初のところPCの版ってなってますよ?