今回、Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ)さんに招待され、『Star Wars Battlefront II(スター・ウォーズ バトルフロント 2)』で世界初(?)のシングルプレイヤーをプレイすることができました。たっぷり1時間ほど(プロローグからチャプター2まで)プレイすることができたので、ネタバレにならない程度の適度なプレイレポートをお届けします。
とは言え、世界最速プレイ映像はもちろん、テキストでも少々のネタバレは含まれるので、知識ゼロのまっさらな状態で楽しみたい人は見ないことをおすすめします。
SWBFII シングルプレイヤー先行体験レポート
SWBFII | Star Wars バトルフロント2: シングルプレイヤー プレイ映像 | EAA
早速プレイを始めると、まずは難易度を簡単・普通・難しい(意訳。本当はSpecialist的な表現)の3種類から選ぶことができました。ゲームに慣れていない映画「スター・ウォーズ」ファンでも、歯ごたえあるプレイを求めるコアゲーマーにも対応することができそうです。
ストーリーは恒例の「A long time ago in a galaxy far, far away...(遠い昔 はるかかなたの銀河で…)」から始まり、「ああ、これからスター・ウォーズの新しいストーリーが楽しめるんだ」と改めて実感。
ちなみにコントローラーなどの操作方法といったオプション項目は、『BF』シリーズまでとはいかないもののかなり細かく設定できるため、限りなく自分好みの設定にできるのではないでしょうか。
冒頭は反乱軍に捕まったインフェルノ隊のアイデンが、牢獄(といっても部屋)で尋問されるシーンから開始。登場キャラクターたちの肌の質感が非常にリアルで、眉毛一本一本、シワ、にきび、ニキビやデキモノにいたるまで描写。使用機種はPlayStation 4 Proだったため、通常のPlayStation 4よりも綺麗だったのかもしれません。
かわいい相棒 ID 10
アイデンは彼女の相棒となる小型ドロイド「ID 10 tactical droid(アイディーテン タクティカルドロイド)」に助けを求め、ロックされた部屋および戦艦からの脱出を試みます。
場面は変わり、ID 10を操作するミッションが開始されます。映画「スター・ウォーズ」のR2D2でもお馴染みの、コンピューター・インターフェイス・アームでモニターをハックして状況を把握したり、扉のロックを解除したり、配管に潜り込んでアイデンの救出に向かいます。ちなみに彼のサイズは背中のバックパックに収まる程度。
アームの他のアビリティとして、R2D2と同様の電撃(ショック)を浴びせる機能も搭載。なお電撃でC-3PO風の作りかけ(?)ドロイドを痺れさせることができるという小ネタも仕込まれていました。
画面にはアイデン脱出ミッションを達成するめの目標ポイントとやるべきことが常時表示されるため、迷うことはなく、操作も簡単。迷っても落ち着いて周囲をよく見渡せば解決方法が見つかるはずです。
一応武器はあるとはいえ、そこはか弱いドロイド。電撃だけでは敵の集団を切り抜けることができないので、ステルスゲームのように見つからないよう進み、アイデンの救出に向かいます。何度か無理やり電撃のみで切り抜けようと試しましたが、数の暴力ですぐに倒されてしまいます。ちなみにリスタートは迅速でストレスなし。
後にLRボタンで周囲をスキャンし、敵の位置をリアルタイムで把握できるスキルも手に入るので、このスキャンを活用すればさらにミッションはスムーズに。一人だけに見つかってしまった場合はショックで強引に倒し、周囲の警戒度が下がるまでじっとしておくこともできます。この辺りのシステムはメタルギアを思い起こさせます。
そんなこんなで、恐らくID 10的には大冒険の末、やっとのことで(といっても5分程度)でアイデンを牢獄から救出。彼女が背中に担いでいるバックパックに収納されて一安心です。
いよいよアイデンでプレイ
救出後はアイデンの操作シーンへ切り替わります。ブラスターを入手し、ここでID 10の出番は終了と思いきやここからが本番でした。彼を敵へ向かうよう指示すると、ある程度の距離ならオートで襲いかかり電撃を浴びせて倒してくれるわ、スキャンで敵の位置を教えてくれるわで大活躍。今後もずっと一緒にいてくれる頼もしい相棒なのかもしれません。
相棒と無双
警報が鳴り響き、脱走したことが発覚してしまいますが、そんななかライフル(DH-17)やスターカードを入手。ステルスゲームから打って変わって、銃とドロイドとグレネードで無双状態を楽しむことができます。
爆発するオブジェクトで敵を一掃したり、ドアを操作し迫りくる敵を閉じ込めたりと、飽きさせない演出なども含みつつ、最後には宇宙船を奪って豪快に宇宙へ脱出。そのまま自軍の宇宙船に転がり込むという劇的な演出で物語は次のステージへ。
お馴染みのクールなワープ演出で敵陣から離れると舞台は船の中。インフェルノ隊の頼れる2名(イケメン含む)と再会。クローンでも、仮面を被ったトルーパーでもない人間たちの会話は、記号的だった「帝国」の一部隊に命を与え、スター・ウォーズに深みを出すシーンだと感じました。
ジャングルの激戦
場面変わってジャングル。インフェルノ隊が任務に向かいます。このミッションはステルスでも強引突破でもどちらもイケるようです。そして彼女の運命を変える第2デス・スターの衝撃的なシーンが登場。
所々に設置されているボックス「サプライクレート」をID 10に開けてもらい、武器やスキルスペース(最大?3枚のカードをセット可能)をアンロック。新たな武器やアビリティ(スキャンやバリアなど)やグレネード、ロケットランチャーなどを入手しつつ、敵を排除し目標地点の破壊を目指します。当然ながら通信は例の青い立体ホログラム(ホロプロジェクター)で、場面の切り替えも例の横から流れるように変わったりと、いたるとこに「スター・ウォーズ」らしさを感じます。
最終局面では反乱軍のAT-ST?をロケットランチャーを活用しつつ破壊し、TIEファイターの奪取を目指します。TIEファイターへ実際に人間が乗り込むシーンにちょっと感動。
宇宙戦闘へ
シームレスではないものの、TIEファイターの奪取後はそのまま飛び立ち宇宙戦闘へと移行。帝国軍の精鋭インフェルノ隊は白兵戦はもちろん、優秀なスターファイター乗りでもあります。ここではマルチプレイヤーのゲームモード「スターファイター・アサルト(関連記事)」と同様の宇宙戦闘が楽しめます。
味方の戦艦をフォローしつつ敵艦やターゲットを破壊していくと、豪快かつ衝撃的なシーンが登場。敵艦隊内部に直接TIEファイターで乗り込んで、反乱軍たちを虐殺するシーンで、ここは帝国軍っぽさを感じるものの爽快。
最終的に敵艦隊の爆破に成功するものの、ここでまさに「スター・ウォーズ」っぽい(ハン・ソロっぽい?)ド派手で楽しい演出が。もちろん映画を知らない人でも同様に楽しめます。このあたりはぜひ実際にプレイして体感してみてください。
スター・ウォーズファンならニヤリとする演出や楽しいシーンも幾つか仕込まれてはいますが、『SWBFII』のシングルキャンペーンは皇帝の死から始まる絶望の帝国軍兵士の視点を描くストーリー。
『SWBFII』のキャンペーンは、基本的に帝国を襲った未曾有の危機を描くストーリーであるため、決して全体的に明るいノリではないことが明かされています(SW定番ネタはアリ)。
スター・ウォーズサーガのひとつのなる、30年に渡る壮大なストーリーの一旦に触れただけではありますが、熱烈なSWファンでなくともぜひ物語の結末を見届けたいと感じました。
『Star Wars バトルフロント II』の発売日は2017年11月17日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。
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コメント
コメント一覧 (3件)
楽しみではあるけど、こういう敵側になるのって「上のやり方は残酷すぎる!」とか言って悩むシーン入ったりするけど萎えるんだよなぁ。
きっちり貫いてほしい。
うわあ、、、スルーしてたけど、面白そうだな、、、買おうかな、、?
モブとしてドロイドが徘徊してるのはいいね
戦いが始まったら逃げてるし笑