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MCVS:『モダンコンバット Versus (バーサス)』の事前登録開始、モバイルFPSの金字塔『モダコン』シリーズ最新作

モダンコンバット バーサス
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モバイルFPSで圧倒的な人気を誇る『モダンコンバット』シリーズの最新作、『モダンコンバット Versus (バーサス) / MCVS』の日本語版ローンチトレーラーが公開、日本国内での事前登録が本日11月8日より開始された

サービス開始は今冬を予定しており、『MCVS』のデベロッパーは、モバイルFPSで高い人気と安定の品質を誇るGameloftで、パブリッシングは株式会社カヤックが担当している。

CONTENTS

『モダンコンバット Versus』とは

MCVS | 『モダンコンバット Versus』国内事前登録開始、本作の概要をチェック | EAA

『モダンコンバット Versus(以下、MCVS)』は、『Modern Combat(モダンコンバット)』シリーズの最新作。そのモバイルFPSとは思えないクオリティで多くのファンの支持を得ており、App Store Best of 2014を獲得した前作『モダンコンバット5』から実に3年ぶりの続編となっている。昨今のeスポーツ隆盛を反映してか、随所に革新的な変更を加えて新しいスタイルに刷新してきている。早速『MCVS』の世界観と、本作の概要、事前登録の詳細を見ていきたい。

『MCVS』の世界観

Modern Combat Versus – Orientation Trailer

核戦争によりほとんどの場所が居住不可能と化した世界。国家も国境もなくなったこの世界で、人々は「KORP」が作り出した巨大都市に住んでいる。「KORP」は保安の名のもとに世界中の原材料を管理し、巨大都市では人々の行動を常に監視しながらプロパガンダによる民意の操作を行っている。

都市の半分は「KORP」の活動を支える中心地となり、清潔に保たれた施設は高度な技術を誇っている。都市のもう半分は「Voids」と呼ばれる"再構築"が予定されているエリアとなり、そこに住まう人々は現在の体制を打開するために「OCTO」という連合を組んだ。

争いを続ける「KORP」と「OCTO」だが、全面戦争を行うことはできずにいる。「KORP」は民衆に対する体面を保たなければならないし、「OCTO」は多くの市民が巻き添えになって殺されてしまうことを理解しているからだ。

"Agent of Chaos”はそんな微妙なバランスで成り立つ対立を背景に招集された。彼らの役割は指定されたエリアで戦略的な混乱を引き起こすことであり、プレイヤーはそのエージェントとして代理戦争に身を投じていくことになる。

前作からの数々の変更点

操作性の変更

プレイしていて最初の感じるのはやはりこれだろう。モバイルFPSを始めようというプレイヤーにとって最も気になる点の一つでもある。多くのプレイヤーがスマホやタブレットでプレイすることになる以上、どれだけ操作が最適化されているのかというのは大きな関心事だ。

これに関しては予想を上回ってきたと断言できる。「マルチでも自動攻撃がデフォルトになった」のだ。すなわち、敵を照準内に捉えさえすれば自動的に攻撃してくれる。プレイヤーは移動とエイムさえ行えばよいという、いわゆるスマホ持ちに特化した操作性になっている。もちろん素早く・正確にエイムした方が撃ち勝てるので、操作がシンプルになりすぎたとは感じず、単純に操作性が向上したと言える。

モダンコンバット バーサス 設定

自動攻撃自体は前作でも取り入れられていたものの、シングルプレイ限定の機能で、マルチでは自分で発射ボタンを押さなければならなかった。今作ではその垣根が撤廃され、マルチでも自動攻撃を適用できるようになっている。なお自分自身で射撃したい場合はオプションから変更できるので、前作のファンでも問題なく受け入れることができる。

指でエイムを調整するのは、コントローラーやマウスに慣れているプレイヤーには違和感を覚えるところでもあるが、この自動攻撃のおかげで、普段はコントローラーを使っているプレイヤーにも比較的馴染みやすいだろう。

マルチプレイヤーに特化

モダンコンバット バーサス
これも操作性に勝るとも劣らない大きな変更だ。前作『モダンコンバット5』では、まずストーリーモードを進めてキャラを強化し、そこからマルチプレイに参加するというのがお決まりの流れだった。

今作ではそもそもストーリーモード自体が存在しない。ただしゲームに慣れるためのソロモードは用意されており、プレイヤーはいくつかのチュートリアルで手早く操作を学ぶことができる。ダウンロードを終えてから10分もすれば、早速マルチプレイの戦場に飛び込んでいける。

前作でも評判の良かったストーリーモードをあえて排したGameloftの判断はとても大胆だが、コンテンツをマルチプレイに絞り、より多くのプレイヤーにスピーディに体験できるようにしたいという考えの現れだろう。

特徴的な4種のロールと12のエージェント

モダンコンバット バーサス エージェント

『MCVS』では4種のロールが用意されており、各ロールは大きく異なる特徴を持っている。

  • アタッカー: 万能タイプ。継続的にダメージを与える強力な武器を使いつつ、多種多様なスキルで様々な場面に対応できる。
  • ディフェンダー: 防御特化タイプ。攻撃能力は他のクラスよりやや低いものの、防御的なスキルと圧倒的な体力で敵の攻撃を受け止めることが出来る
  • アサシン: 攻撃特化タイプ。高い火力と移動性能を持つが、体力が低いため正面切っての撃ち合いには向いていない。
  • スペシャリスト: 上記のどれにも該当しない特殊なエージェント。ピーキーな武器とアビリティを持ち、特定の状況下で最大限に性能を発揮して戦況をひっくり返すことができる。

更に各ロールには複数のキャラクターが属しており、戦況に応じて、あらかじめ組んでいた3人のチームから使用するキャラを切り替えることが出来る。初期から解放されているのは以下の3人で、残りのキャラはプレイを通して入手できるゲーム内通貨などを使ってアンロックしていくことになる。

モダンコンバット バーサス ロック

LOCK:アタッカータイプのエージェント。レートの早いアサルトライフルをメインウェポンに持つ。固有アビリティは「拡張現実」で、発動すると一定時間敵の場所を強調表示する。この表示は壁越しでも有効。

モダンコンバット バーサス ミーヌ

MI-NU:アサシンタイプのエージェント。近距離向けのサブマシンガンをメインウェポンに持つ。固有アビリティは「スピードリンク」で、移動速度が大幅に向上し、体力が回復する。

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KAN:ディフェンダータイプのエージェント。弾数が多くて射程距離が長いライトマシンガンを持つ。固有アビリティは「ディフェンスドーム」で、外側からの攻撃を吸収するドームを設置する。このドームは味方にも有効。

キャラクターの強化

これは既存のFPSとは大きく異なる点だ。『MCVS』にはキャラクターの強化が存在する。重複したキャラを使って既にアンロックしたキャラと少々の通貨を使い、キャラを強化することができる。強化されたキャラは体力と攻撃力がアップする仕組みだ。

モダンコンバット バーサス レベルアップ

といっても、一般的なソシャゲなどで見られる「低い確率でしか出現しないキャラクターを重ねて強化する」形式ではない。クレートを開ければバンバン入手することができるし、闇市場を使えば自分の強化したいキャラを手に入れられる。いわゆる強化素材のようなものだ。

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モダンコンバット バーサス クレート

これにより、プレイヤーは日々のプレイの積み重ねで確実に強くなることができる。たとえシューティングに不慣れなプレイヤーでも日々ミッションをこなし、キャラをアンロック・強化していくことで、着実に、目に見える形で強くなっていく自分を実感できるだろう。

ドミネーション形式のゲームマッチ「ゾーンコントロール」

『MCVS』の基本ルールは「ゾーンコントロール」で、いわゆる陣取り合戦となっている。これもまた大きな特徴の一つだ。
モダンコンバット バーサス ドミネーション

「ゾーンコントロール」は、目標の陣地を一定時間確保していた方が勝利となる、いわゆる「ドミネーション」形式のシンプルだが奥の深い伝統的なFPSのマッチルールだ。前線から離れた場所でただキルを取っていても勝利は望めず、それぞれのキャラ性能を十分に活かすチームワークが求められることになるだろう。

大胆不敵な改革を経た『MCVS』

異様とも言えるほどの大幅な改革は、人気シリーズの後継作品としては非常に珍しい。前作『モダンコンバット5』は前述の通りユーザーから好評を得ている“成功した作品”だ。仮に前作のスタイルを守って順当な後継作を出しても、それなり以上の好評は得られていただろう。

ここに、“それなり”ではなく、昨今のeスポーツシーンの中にあっても見劣りしないような作品を作りたいというGameloftの覚悟の程が窺える。さらに国内でのパブリッシングは、eスポーツ事業を専門に行うウェルプレイド株式会社をパートナーに持ち、自身もゲームやゲームコミュニティ「Lobi」の開発・運営を行う面白法人カヤックが担当しているのも特筆すべき点だ。

完全にスクラップ・アンド・ビルドして、モバイルFPSというジャンルを1ステップ先へ。完全新作といっても過言ではない『モダンコンバット バーサス』の今後が注目される。

【MCVS】モダンコンバット Versus トレーラームービー

MCVS事前登録モダンコンバット Versus

『モダンコンバット Versus』は今冬に正式リリース予定で、対象プラットフォームはiOS、Androidの各種スマートフォンとタブレット。

Source: Gameloft


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コメント一覧 (4件)

    • PS4のコントローラーでできました!xperia xzでは、
      「設定」→「接続機器」→「DUALSHOCK4」→「DUALSHOCK4を登録する」後は指示に従えば接続できました。他の機種では、端末でBluetooth機器の検索を開始してから、PS4コントローラー(DUALSHOCK4)のPSボタンとSHAREボタンを同時長押しすれば、接続できると思います。もし、間違っていたらすみません。。。

  • 面白そうだがびっくりするぐらい事前登録者少なくて草

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