5月23日、Electronic Arts Inc.スタジオであるDICEは、公式に『Battlefield V(バトルフィールド 5)』のリリースを発表しましたが、日本語版の正式なプレスリリースが公開されました。第二次世界大戦がテーマであることも発表されており、2002年に発売したシリーズ第1作目『Battlefield 1942(バトルフィールド1942)』への原点回帰と言える『BFV』の内容を改めて振り返ってみましょう。
『Battlefield V』10月19日 世界同時リリース発表
最もリアルなバトルフィールドでかつてない第二次世界大戦を味わえ
Never Be The Same
『BFV』では「Never Be The Same」をキーワードに、プレイヤーをリアルで予想のつかない戦闘や今までにない第二次世界大戦の語られざるストーリーの世界へといざなうシステムが整っています。第二次世界大戦といえばノルマンディー上陸作戦やミッドウェー海戦、スターリングラード攻防戦などが有名ですが、本タイトルではこれまで映画や小説、ゲームの舞台にならなかった戦いにもスポットライトが当たるとのこと。現段階で詳細は語られていませんが、フランス植民地部隊や北アフリカの“はみ出し者部隊”など一部のストーリーが判明しています。
人類史上最大の戦争の一つを斬新に描く本タイトルでは、バトルフィールドの伝統に新要素を取り入れた「マルチプレイヤー」、『BF1』から引き続き登場するシングルプレイヤーの「大戦の書」、新たな試みであるPvEモード「コンバインド・アームズ」を通じて、全面戦争の圧倒的な迫力をプレイヤーに提供し、第二次世界大戦の予想だにしない命運を左右する局面を体験することができます。
シングルプレイヤーキャンペーン「大戦の書」では第二次世界大戦を戦った兵士の視点を通して、これまで語られることのなかったヒューマンドラマを「バトルフィールド」要素満載で体験することができます。若いノルウェーのレジスタンス兵士として凍てつくノルウェーの大地を体験するもよし、灼熱の北アフリカに上陸するもよし、さまざまな体験がプレイヤーを待ち受けています。
リリース後には、新たなイベント、挑戦、戦闘、常に入手可能な報酬で戦場が絶えず進化する新たな「タイド・オブ・ウォー」で引き続き壮大な旅に出かけましょう。「タイド・オブ・ウォー」は、ライブサービスに対するDICEの新アプローチです。プレイヤーは自分の中隊とともに壮大な旅路につき、第二次世界大戦の予想だにしない戦闘を潜り抜けていきます。プレミアムパス、拡張パック、有料のマップは用意されていないので、すべてのプレイヤーが同じマップやモードをプレイすることができ、『BFV』のプレイを進めるとともにコミュニティーの団結もさらに深まります。「タイド・オブ・ウォー」における第二次世界大戦を駆け抜ける旅は、イベントや「グランド・オペレーション」のような新たなプレイスタイルを含む、テーマを持った世界で広がっていきます。さらに、自分の中隊の成長の糧となる武器やビークルといったテーマに沿った最新の報酬がゲームプレイを通じてアンロックされていきます。
伝統に新要素を取り入れたマルチプレイヤー
『BFV』のマルチプレイヤーは、第二次世界大戦を描くサンドボックス環境において、シリーズで最も臨場感のあるプレイを提供します。プレイヤーは戦闘の迫力を感じることができ、戦況とプレイヤーの動向がともに影響し合うという実感を得られます。
例えばプレイヤーの兵士は、固定兵器のけん引、防衛設備の建設、損傷した建築物の修理を行い、戦場を変えることで有利な状況を作り出すことができるようになりました。倒れた味方を安全な場所へと引きずって蘇生したり、投げ込まれた手榴弾を投げ返して銃で撃ち落とすなど、プレイヤーは常に進化する戦場の影響を強く受けながら、困難な状況でも勝利を目指します。今までに存在しなかったような新しい方法で自由に戦場を変化、そして進化させることができ、繰り返し同じ戦場を体験することはありません。
「Battlefield V」では、グレネードを投げ返すことが可能になるだけでなく、飛んで来るグレネードを射撃で弾き返すこともできるようになります。 pic.twitter.com/rWXwUGMTCp
— V (@Battlefield_EAJ) 2018年5月28日
今回、バトルフィールドシリーズではお馴染みのマルチプレイが新しくなり、ダイナミックで内容も変化する戦闘がマルチプレイで繰り広げられます。プレイヤーは自分だけの中隊を引き連れることができ、分隊長命令でV1ロケット、弾薬箱(サプライドロップ)、スモークスクリーン、重火器、 Churchill Crocodile(ワニ戦車- イギリス)、Sturmtiger(ドイツ)といった強力な支援を要請することができます。
分隊長は、必要な分隊ポイントを獲得することで、V1ロケットやその他の強力な増援を要請することができます。#BattlefieldV pic.twitter.com/xLvu1nXDU3
— V (@Battlefield_EAJ) 2018年5月28日
プレイヤーは自分の兵士、武器、ビークルを作成して、詳細にわたるまでカスタマイズすることができ、外観からプレイスタイルなども時間が経つごとに進化していきます。
「バトルフィールド」シリーズのファンの熱烈な支持を受け、64人が繰り広げるコンクエストも再び導入され、一新したライブ、そしてイベントベースの「グランド・オペレーション」でゲームのマルチプレイ体験は最高潮に達します。このマルチマップでマルチモードのダイナミックなイベントで最終目標に向かって戦闘を繰り広げ、壮大な歴史的戦争の勇気と絶望の瞬間を体験することができます。
第二次世界大戦という原点回帰
「『Battlefield V』はスタジオとしてのDICEにとって、シリーズの原点であり、『バトルフィールド』シリーズを定義することとなった時代への回帰です。しかし、第二次世界大戦当時を思いつつも、誰もが知る有名な舞台を、新鮮で現代的に描くことにより、あの時代の先入観に挑戦したいと思いました。『Battlefield V』の私たちのビジョンは、プレイヤーにこの大戦でこれまでスポットライトが当たってこなかったストーリーを発見してもらうことです。それぞれの戦闘の規模と臨場感のレベルは、以前私たちが『バトルフィールド』で描いたものを遥かに超えています。プレイヤーの皆さんには壮大な旅を体験していただけることでしょう」とDICEの副社長兼ゼネラルマネージャーであるオスカー・ガブリエルソン氏は語っています。『BF1942』やそのリメイクである『BF1943』では語られなかったストーリーと、表現できなかった臨場感や背景を体験できるものと期待できます。
その他最新情報は公式サイトで随時更新されます。また「グランド・オペレーション」の詳細は、現地時間6月9日(日本時間6月10日)のEA PLAYプレスカンファレンスで発表されます。
「Battlefield V」公式発表トレーラー
BFV | バトルフィールド V 公式トレーラー解説「バトルフィールドの歴史が変わる」 | EAA
- 関連記事
- BFV: 『Battlefield V(バトルフィールド 5)』情報まとめ、 PvEモード搭載・有料マップ廃止・スポーン改善・新モードなど
- BFV:予約受付開始、デラックス版は先行アクセスや限定装備などが付属
- BFV:バトルパック含むルートボックスはすべて廃止、報酬は選択式に
『Battlefield V(バトルフィールド 5)』の発売日は11月20日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。10月11日にEA AccessとOrigin Accessで先行トライアル、10月16日にデラックスエディションの先行購入者向け先行アクセスが実施されます。
[amazonjs asin="B07D85MDDM" locale="JP" title="Battlefield V (バトルフィールドV) - PS4"]
[amazonjs asin="B07D85HK8C" locale="JP" title="Battlefield V (バトルフィールドV) 【Amazon.co.jp限定】バトルフィールドVオリジナルトートバッグ 付 - PS4"]
[amazonjs asin="B07D85H5PP" locale="JP" title="Battlefield V (バトルフィールドV) - XboxONE"]
[amazonjs asin="B07D89XYBK" locale="JP" title="Battlefield V (バトルフィールドV) 【Amazon.co.jp限定】バトルフィールドVオリジナルトートバッグ 付 - XboxONE"]
Source: Press Release
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (31件)
ディザーに出てたシーッのオッさんがかっこよかった(小並感
DLC追加マップって今まではシーズンごとに4つずつ追加(BF1みたいに例外あり)
っていうのが伝統でしたが、BFVでも4つずつなんでしょうか?タイタンフォール1はシーズンごとに3つずつ追加してたんですが、2で無料になってから追加する数が減ってしまったのでBFはどうなるのかと。もちろん過疎るよりは全然良いのですが!
>プレイヤーは自分だけの中隊を引き連れることができ
プレイヤー64人+プレイヤー1人ずつの中隊(bot)でマルチ出来るって事?
>分隊長命令で(中略)強力な支援を要請することができます。
codのスコアストリークみたいな雰囲気?
勘違いだったらすまない
マイナーな戦線・・・やっと、エチオピア軍になれる日が来たか・・・
リアルよりもゲームプレイの楽しさ優先したとか何とか言ってませんでしたっけ
どっちなんです?
リアルに拘るのは音と銃とグラフィックだけでいいよ
変にリアルリアル言い出すのはやめて女性兵士がいてもいいしグレネードを撃ち返せてもいいしゲームプレイを優先して欲しい
設定まで凝りだしてゲームプレイが疎かになったBF1の二の舞にはなるのだけは避けてくれ
グレネードを撃ち壊すのは実際にあった事。
WW1でトレンチガンの仕事の1つは飛んで来たグレネードを破壊する事。
ゲームでもリアルでもそれをライフルでやるのは至難の技だが、ショットガンのメリットの1つとしては良いんじゃね。
payday2でもフラッシュバン破壊出来るようになって必須スキルが無くなりビルドの幅がほんの少し広がった。
が、女は論外。
許されるのはソ連だけ。
その場合でも義手は論外。
女とカタワに忖度する必要なんかない。
男の戦場なんだから。
女の役割なんかレイプされるだけ。
リアルの戦争を描くならね。
は?ふつうにアメリカもイギリスも女性兵士はいたんだよなぁ...女の役割はレイプされるだけって思ってるのそれ日本だけだから。
おいおい、そこで日本は関係ないでしょ。その考え方は葉主含む一部の人間だけだよ? まぁ男尊女卑の国では当然なのかもしれないが。
おいおい、そこで日本は関係ないでしょ。その考え方は葉主含む一部の人間だけだよ? まぁ男尊女卑の国では当然なのかもしれないが。
BF1だって一次大戦に存在しない武器が出てたり写真が三枚しか残ってない銃の現実に存在しない仕様が強かったり言うほどリアルじゃないゾ
そしてゲームプレイを優先させてリアルさを捨てるんならもう架空の戦役でいいんじゃないっすかね……
このコメ主が言いたいのはそういうことじゃないでしょ
発砲してもミニマップに映らなかったり、霧やら砂嵐で天候がコロコロ変わったりする仕様のこと
ほぼ配備されることがなかった武器が登場しようとプレイ内容自体にはクソも関係ないからな
bf1 は明らかにbf4 、3に比べてリアル志向がマシクソゲーになった
あ、そっかぁ…
ただDICEがリアル志向!って言っててもBF1の時点でガバガバだから問題はそこだけじゃないって言いたかった…(言葉足らず)
確かに天候とかミニマップの仕様もいらなかったっすね…
BFの楽しさって1942からあるように戦争ごっこ出来るところにあると思ってるから時代にそぐわないものが沢山あったらなんか違う…ってなっちゃうんだよなぁ(故人の感想です)
義手の女兵士がリアルだったのかw
リアル(女性兵士)
まあパリのレジスタンスっていう設定だから多少はね?
マイナーなところを舞台にする…うーん。個人的には有名な戦場を高いクオリティで遊びたかったのだがなぁ。メジャーどころはやり尽くされたとしてもクオリティ高ければいいと思うのだよ。ミッドウェー、アッツ、ソロモン、レイテ、沖縄…やりたいのう
ナチスとソ連の戦車戦とかビスマルクとフッドとかも熱いとおもたのに
マイナーを売りにしちゃうとそこにばかり集中しちゃうのが怖いところですね。
ただ北アフリカは個人的にはかなり面白いところだと思うので期待してます
冬戦争や中国戦線もやらないとなぁ
グレネードを銃弾で弾き返すって...。もしかしたら世界のどこかの猛者が人間アクティブ防護システム(APS、トロフィーシステム)と化すかもしれないな。
???「誰もが無理だと言った」
「これは戦車向きだと言われた」
「小型化も精度向上も無理だと言われた」
「だが違った」