エーペックスレジェンズ： 35.5万人のチーターBAN、PCにリポート機能実装、再接続機能は予定なしなど

基本プレイ無料かつ人気作の宿命か、日に日にチーターが蔓延していく『Apex Legends（エーペックスレジェンズ）』ですが、RespawnがこれまでBANしたプレイヤー数と今後よりチート対策に力を入れていく方針を表明しています。あわせて、ユーザーからの問い合わせが多い試合への再接続や試合開始時のパフォーマンス低下などの問題についても答えています。

これまで35万5千人をBAN

PC版を脅かすチート対策のために導入されているチート検出ソフト"Easy-Anti-Cheat”により、これまで35万5千人がBANされています。 それでも減らないチーターとの戦いにより力を入れるために、全貌は明かせないものの以下の3点の対策が公表されました。

• EA内外のチーター対策のエキスパートと共同作業をすることで知識を学ぶ
• チート対策チームの拡大
• Easy-Anti-Cheatと直通のレポート機能をPCに追加

キャラクター選択画面でのスパム

操作キャラクターである「レジェンド」を選択する際に、チャットでスパムを連投した後に即座に試合から離脱する問題への対策を現在検討中とのこと。

クラッシュ

次週、スタジオにAMDが訪れてPC版の安定性とパフォーマンス改善作業を実施予定しています。PC用の次期パッチではいくつかの既知のクラッシュ問題が対応されますが、それでもすべてのクラッシュ問題はまだ解決できないそうです。 なお、シーズン1が開始される際にクラッシュ報告用のレポート機能が改善されます。 NvidiaのRTXシリーズを使用していてDXGI_ERROR_DEVICE_HUNGエラーが発生している人向けの新しいドライバーアップデートがリリースされています。

再接続機能

試合への再接続機能を求める声も上がっているそうですが、Respawnは現時点では実装するつもりはないと断言。 その理由は以下の2点。

• 悪用されるリスクがある
• 再接続機能のビルド、テスト、リリースまでに割かれるリソースは安定性の問題の修正に注ぎ込まれるべき

マッチ開始時のサーバーが遅くなる問題

原因の特定と改善作業中ですが始まったばかりとのこと。 お金を払ってより早い/多いサーバーを用意することで問題が解決するなら実行するそうですが、残念ながらそのような解決策はなし。 これまで多くのバトルロイヤル作品はチーターとの戦いの歴史がありましたが、「基本プレイ無料」という最大の利点が同時に最大の弱点ともなる本作は、他作品よりも厳しい状況が今後も続くことが予想されます。

Source: Reddit