予告されていた『Battlefield V(バトルフィールド V)』の派生モード「Grind(グラインド)」が、ついに4月18日夜から4月24日までの期間限定で実装される事になりました。対応マップはTwisted Steel、Devastation、RotterdamとNarvikで、コンクエストルールをベースにした32対32、最大64人のモードとなります。
新しい試み「派生モード」
「グラインド」モードはDICEの新しい試みである「派生モード」の記念すべき第一弾となります。これは完全な新モードではなく、既存のマルチプレイヤーモードをベースにしつつコミュニティーからの要望などを元にアレンジを加えたもの。ただ他の新モードと同じく、まずは試験的に期間限定で導入を行ってから人気を見て再実装するという形を取ることになっています。
そして今回実装される「グラインド」のテーマは、その名の通りずばり「挽肉製造機(Grinder)」!シリーズに詳しいプレイヤーならご存知かもしれませんが、『バトルフィールド』には伝統的に「歩兵だけをぎっちぎちの狭所に詰め込んだ血みどろの殲滅戦マップ」がカルト的な人気を誇っていました。『バトルフィールド3』では「Operation Metro」、『バトルフィールド4』では「Operation Locker」、『バトルフィールド1』なら「Argonne Forest」に「Fort De Vaux」など、狭い廊下で散弾や爆風が飛び交い、死体が先を争うかのように次々と積み上げられていくその光景を誰が呼んだか、「Meat Grinder(挽肉製造機)」という言葉はこれらのマップの真髄を端的に表す名前としてコミュニティに浸透して行きました。
『バトルフィールド』は広く自由度が高い戦場が多いという印象とは真逆の性質を持ったマップ故に苦手とする人も居るのですが、逆にこの派手さや無常さ、圧縮された戦場の混沌ぶりを最も好む熱狂的なファンも多く、「グラインド」実装はDICEがその意見に真摯に向き合った形となります。では具体的に既存のコンクエストマップとどこが違うのか、実装直前にしてRedditで公式紹介スレッドが発表されたのでそちらを見ていきましょう。
「グラインド」へようこそ!
グラインドは最も緊迫した歩兵戦を『バトルフィールドV』でも再現したいという点に重きをおいたモードだ。この狭くてリニアなコンクエストレイアウトをぜひ武器のランク稼ぎやクラスランク稼ぎに役立てて欲しい。
「グラインド」の遊び方
32人からなる2つのチームが、タイトにアレンジされたコンクエストマップ上の3つの旗を巡り争うことになる。敵チームのチケットを完全に削りきるまで、君のチームは拠点から拠点へ、常にこの3つの要所のコントロールを確保するために戦い続けなければならない。「グラインド」がフィーチャーするのはNarvik、Rotterdam、DevastationとTwisted Steelのアレンジ版だ。4つのマップはそれぞれデザインが違っているが、2チーム、3拠点、拠点スポーン機能に近接歩兵戦闘重視というテーマは全マップ共通だ。ではそれぞれのマップを見ていこう。
Narvik
「グラインド」のNarvikは鉄道に集中している。それぞれの端にHQと最寄り拠点があり、中央にB拠点だ。
訳注:橋の中央部分が修繕されているので橋上、橋中、橋下の三次元的攻防が鍵となりそうです。それぞれの層でお互い行き交うことが出来るのかも気になるところですね。
Rotterdam
「グラインド」用に作り直されたRotterdamも鉄道がメインテーマとなる。上と下、それに横の水路を巡った戦闘を楽しんでくれ。そしてキーポイントは中央の、脱線した列車群となるだろう。
訳注:図を見る限り水路の船が増えていて、泳がなくとも通行可能になっていますね。ただ、遮蔽が無いのでなかなかのキルゾーンになってしまうかも?スモークは手放さないようにしましょう。
Devastation
「グラインド」のDevastationは教会の両側から出撃して、HQ最寄り拠点を通りBになだれ込む形になった。補給箱の確保と構造物の扱いが鍵になるだろう。
訳注:教会の南北がエリア外となっているのがポイントですね。もし入り口が封鎖されておらず、エリア外猶予も10秒のままならば銃剣ダッシュも併せればギリギリ通る事ができます。奇襲ルートとして重宝するかもしれませんね。
Twisted Steel
鉄道や橋は本当に「グラインド」に最適だね、リニアだし、何もせずとも中央に戦闘が集中する。Twisted Steelの「グラインド」アレンジは非常に緊密したもので、橋上にたくさん配置されている遮蔽から遮蔽へと戦うことになる。
訳注:橋が...立った!コンクエストでいうE旗の部分が修繕されている上に、梯子が掛かっていた橋の基部の横に階段らしき建築が見えますね。橋上の戦闘だけでなく、橋下の裏取りの刺し合いにスナイパーによる阻止といったロングレンジの攻防も重要となってきそうです。
実装期間は4月18日から4月24日までの一週間だけ!
今回の試験実装期間はわずか一週間のみですが、つい最近週末だけテストした結果、即座に無期限実装が決定されたファイアストームモードのデュオマッチングのように、こちらも人気如何では案外すぐに再実装や期間延長が決まるかもしれません。
挽肉製造機は過去作では必ずオンリー鯖が建てられ、常時プレイヤーに溢れていたほどの大人気コンテンツでした。今回『バトルフィールドV』での実装もその独特な魅力とテイストを引き出すことが出来れば、その道の愛好家たちに長く愛されるマップとなるでしょう。DICEのレベルデザイナーたちの手腕に期待です。
『Battlefield V(バトルフィールド 5)』の発売日は11月20日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。
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Source:Reddit
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コメント
コメント一覧 (14件)
BFHのThe Block忘れられてて草
64人もいれば1人はハッカーがいるんだよね
「砂がどうこう」とか言う人は裏どりして、どうぞ(Devastation は諦めろ)
モードじゃなくてガジェットとか増やせ!オレは単純にfpsがやりたいんじゃなくて4とか1みたいなbfっていうfpsがやりたいの!うまく言えないけどさ…
何回かやったけど完全に糞モード。
マップ狭すぎ&スモークと対歩兵ロケランが飛び交うだけ。
こんな出来でロッカー再来とかないわ。
違うそうじゃない、そういう系統のモードじゃなくてマップが欲しいんだよ
ひでぇいわれようだw自分は楽しみだがや
芋だらけで退屈なモードになりそうだな。一応やるけどさ。
1vs1の状況で芋ガン待ちが不利になるFPSなど存在しないし
試合全体としてみた時に芋ガン待ちだらけは確実に負けるので不利
負けてる側はクソ芋ばっかで巻き返せないし勝ってる側、旗取りに走り回ってる側はそのクソのいい餌になるだけ。勝っても負けてもクソ
今作は完全に失敗作だし好きにすりゃいいと思うけど芋ガン待ち有利のこの糞ゲーで狭いマップとかただの嫌がらせにしかならない
芋ガン待ちが不利なゲームなんてあるんか(困惑)
根拠の無いネガキャンそろそろいい加減にしてくれ。
ガン待ちが有利なのがダメなんじゃなくてそれに対する有効な対策がないからダメなんだよ
自陣営に芋ガン待ちMMGなりスナが多けりゃ試合に勝てないと文句を言うのに
相手にいたらそれはそれで文句を言うって意味がわからんわな