Logitech G(ロジクール)が新作ヘッドセット「PRO X ゲーミングヘッドセット」を発表。海外で7月中に先行発売される予定(少し遅れている模様)で、価格は129.99ドル(約1万4000円)。ゲームにおける重要な情報源である”サウンド”をどこまでも追求したプロクオリティのヘッドセットとなっています。
“勝ち”にこだわる本格派「PRO X ゲーミングヘッドセット」
「PRO X ゲーミングヘッドセット」は20年以上の歴史を持つBlue Microphones(ブルー・マイクロフォンズ)との協力や、さまざまな分野のプロゲーマーとのコラボレーションにより開発された”勝ち”にこだわるヘッドセットです。ゲームでの競争に求められる「快適性・耐久性・優れた音質・円滑でクリアなコミュニケーション」といった要素に対して熱心に取り組まれています。
またG HUBには多くの有名ゲーマーのイコライザープリセットが用意されており、お気に入りのプロゲーマーやストリーマーと同様のゲームサウンドを楽しむことができます。マイクにはBlue VO!CEマイクロフォンテクノロジーを搭載、スタジオクオリティーのフィルターで明瞭かつ美しいサウンドを表現します。
製品概要
- 全体
- 大きさ:195×94×138mm(H×W×D)
- 重さ:320g(ケーブルの重さを除く)
- PCケーブルの長さ:2m
- モバイルケーブルの長さ:1.5m
- PCスプリッター:120mm
- ヘッドフォン
- ドライバー:ハイブリッドメッシュPRO-G 50mm
- マグネット:ネオジム
- 周波数特性:20Hz-20KHz
- インピーダンス:35ohm
- 感度:91.7dB SPL @ 1mW&1cm
- 素材
- フォーク:アルミニウム
- ヘッドバンド:スチール
- イヤーパッド・ヘッドパッド:メモリーフォーム&レザーレット
- 付属イヤーパッド:メモリーフォーム&布
- マイクロフォン
- 指向性:無指向性カーディオイド
- タイプ:エレクトレットコンデンサー
- サイズ:6mm
- 周波数特性:100Hz-10KHz
プロゲーマーたちとのコラボレーション
「PRO X ゲーミングヘッドセット」の開発では設計と機能のプロトタイプができたらまずプロゲーマーたちにそれを送って、フィードバックを得ながら繰り返しの微調整を行なっています。彼らの意見からチューニング、イコライザー、材質、イヤーパッドのサイズや密度などその他にも最高のヘッドセットを目指してさまざまな可能性を探るのです。かなりフラットで歪みの少ないヘッドセットであろうと個々のプレイヤーから異なったニーズが聞こえてくる中、イコライザーとマイクのカスタマイズ機能によってそれぞれのプレイヤーのニーズに合わせた設定を提供します。
長時間プレイし続けられる快適性
間違いなくゲーミングヘッドセットにおいて快適性は最も重要な要素です。プロゲーマーは1日に8〜16時間ヘッドセットを使用しますが、それがどれほど優れていても快適でなければ着けてはいられません。それを踏まえて設計された「PRO X ゲーミングヘッドセット」は上質な素材で構成されており、使い始めた時から長きにわたってユーザーに極上の体験をもたらします。
PRO-G 50mmドライバー
PRO-G 50mmドライバーはLogitech G製ヘッドフォン用の新しい主力オーディオドライバーであり、標準のドライバーよりも非常に多くの利点があります。その一つは歪みのコントロールと均一な周波数のレスポンスのため、通常はHi-Fiスタンディングスピーカーで使用されるハイブリッドメッシュ素材を使用していることです。
全体的なマグネットデザインとエンクロージャーシステムはより大きな新ドライバーを中心に設計されており、クリーンで歪みが少なく完成度の高いシステムを提供しています。オーディオエンジニアチームとLogitech GはPro-Gシステムのすべての要素を向上させ、完璧な「PRO X ゲーミングヘッドセット」の原動力としました。
新技術「Blue VO!CE」
Blue VO!CEは「PRO X ゲーミングヘッドセット」のマイクを「スクリム・試合・ストリーミング」に向けて強化し、よりクリーンで素晴らしいサウンドにするため搭載された独自のマイクロフォンテクノロジーです。スタジオクオリティーを再現するため、ハイエンドの開発に20年以上の歴史を持つBlue Microphones(ブルー・マイクロフォンズ)の技術を詰め込んでいます。
高価なハードフェアや複雑なソフトウェアアプリケーションでは常にゲームマイクのため音声処理をするという選択が取られてきましたが、Blue VO!CEのフィルターはプリセットで構成されており誰でも簡単に良質なマイクサウンドを手に入れることができる上に、高度な調整も可能なため個々の声質やシチュエーションによって最適な設定ができます。
「PRO X ゲーミングヘッドセット」の同梱物(付属品など)
- PRO X Gaming Headset
- イヤーパッド(メモリーフォーム&レザーレット)
- イヤーパッド(メモリーフォーム&布)
- USB外付けサウンドカード
- マイク(取り外し可能)
- 2mケーブル(ボリューム調整・ミュート機能)
- モバイルケーブル(ボタン付き)
- Yスプリッター(マイクポート・ヘッドフォンポート)
- ポーチ
- 説明書
廉価版「PRO ゲーミングヘッドセット」との違い
「PRO X ゲーミングヘッドセット」と同時に廉価版の「PRO ゲーミングヘッドセット」も発売予定。その違いは以下のようになっています。
廉価版は30ドルほど安くなるものの、イヤーパッドやマイク付きモバイルケーブル、ポーチが付属しないほか、目玉の「Blue VO!CEテクノロジー」や「DTS Headphone:X 2.0」といった技術も搭載されていません。ヘッドセットの持ち歩きやマイクを使わない方は「PRO ゲーミングヘッドセット」の方がマッチします。
「PRO X ゲーミングヘッドセット」まとめ
「PRO X ゲーミングヘッドセット」はヘッドセットとして最高と呼べるクラスのマイク品質を搭載しており、それでいて約1万4000円と他の高級ヘッドセットに比べると抑えた価格。FPSではサウンドへの良し悪しが勝敗に結びつくこともありますが、何より世界最高峰のマイク音質は、よくボイスチャットを使うプレイヤーや実況プレイヤーには見逃せないポイント。ぜひ国内発売をチェックしておきたいところです。
公式サイト:PRO X GAMING HEADSET WITH BLUE VO!CE
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (3件)
まあデザインとかマイクが取れるかどうかよりも、ゲームやるならどこまで正確に聞こえるかとか、マイクがちゃんと音を拾ってくれるかの方が重要でしょ
すげーHyperXっぽい
マイクが収納できず取り外し式になってるところとかまんまやんけ
Blue VO!CEテクノロジーは付属のUSBデバイスに入ってるてことなんかな?なおかつPCで専用アプリつかわないと無理なん?
G6やMIXAMPにアナログで接続してPS4とかで使う場合は無理なのかな?