2Kはサンフランシスコとケベックに新たなゲーム開発スタジオ、Cloud Chamberを創設しました。同社は全世界で大ヒットしたFPS『バイオショック』シリーズの最新作を、今後数年かけて開発します。
『バイオショック』シリーズ最新作の開発へ
『バイオショック』は海底都市「ラプチャー」を舞台にしたFPSアドベンチャーゲーム。60年代のレトロさとオーバーテクノロジーが入り混じった世界観や、お使い型でありながらも深く練られたシナリオなどが評判となっています。
シリーズはリマスター作品『バイオショック コレクション』を除けば、2013年の『バイオショック インフィニット』が最後。“無限“の次に来るタイトルナンバリングも気になります。
『バイオショック コレクション』アナウンスメントトレーラー(日本語版)
【2K】新スタジオCloud Chamber設立のお知らせ
22年のキャリアを持ち、これまでに40以上のゲームを世に送り出してきたケリー・ギルモア(Kelley Gilmore)が、Cloud Chamberのスタジオ総合代表(Global Studio Head)となり、2K史上初めて女性として開発スタジオを率いることになります。同じく2Kの完全子会社であるFiraxis Gamesに20年近く勤務し、「シドマイヤーズ シヴィライゼーション®」や「XCOM®」といったシリーズに携わってきた彼女の豊富な経験は、製作指揮、マーケティング方針の決定、広報活動の管理など、広い範囲に及びます。なお、彼女はノヴァトを拠点として業務にあたることになります。
ギルモアはケン・シャクター(Ken Schachter)をモントリオールにおけるCloud Chamber のスタジオ・マネージャーに指名しました。開発、製作、技術、創作に関する重要な役職で広範な経験を持つシャクターも、モントリオールにおいて2K が重要な存在感を確立するうえで、Cloud Chamber と2K の両方を代表する“大使”として活躍してくれることでしょう。シャクターは、トロントにあるZynga の元ゼネラル・マネージャーであり、独立系ゲーム開発販売会社であるTrapdoor の創設者でもあります。また、Gameloft やAutodeskといった会社で重要な地位に就いていた経験もあります。
2K社長 デイヴィッド・イシュマラー氏のコメント
「製品のラインナップを拡大させる中で、弊社は有益なIPと優秀な人材、そしてそれらが持つ集合的、長期的な潜在力へさらなる投資を行う機会を求め続けています。『バイオショック』は一世代前のゲーム機において最も愛され、激賞され、最高の評価を得たシリーズのひとつです。その力強いストーリーと人々を魅了したFPSゲームプレイが、新スタジオCloud Chamberの先導によってどのような方向に突き進んでいくのか、今後の展開が楽しみでなりません。」
Cloud Chamberスタジオ総合代表 ケリー・ギルモア氏のコメント
「私たちがCloud Chamberを設立したのは、まだ誰も知らない世界を ‐ ひいてはそこで展開される物語を ‐ 創り出し、ビデオゲームという媒体の可能性を押し広げるためです。スタジオの構成とものの考え方のどちらにおいても、Cloud Chamberのチームは多様性が持つ美しさと強さを信じています。Cloud Chamberは豊富な経験を持つゲーム製作者の集まりであり、『バイオショック』の創造と発展、不朽の名声の確立において中心的な役割を果たしたスタッフも多くいます。2Kファミリーの一員としてこの傑作シリーズを託されることを、私たちはとても名誉に思っています。」
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Source: PressRelease
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コメント
コメント一覧 (2件)
バイオショックの閉鎖空間の雰囲気がたまらなくいんだよなぁ
「恐縮だが発売中止はしないでくれ」
何年後になるかわからないけど楽しみ