ブリザードフォーラムへの投稿などで近々アップデートが行われるのではと言われていた『Overwatch(オーバーウォッチ)』。PTR(パブリックテストリージョン)サーバーにて、早速調整が行われました。一部、フォーラムやredditへの投稿と異なる調整も行われているのでご確認ください。
フォーラムやredditへの投稿に付いては以下の記事をご覧ください。
https://wp985974.wpx.jp/archives/347451
ヒーロー調整
現在のライブサーバーでの仕様とPTRサーバーでの仕様を比較する動画を公開しました。下記解説と合わせて見ていただければ、より今回の変更点がわかりやすいと思います。
オーバーウォッチ:D.Va強化、バティスト大幅弱体化を含む6ヒーローへのPTR調整紹介
バティスト(弱体化)
- 《イモータリティ・フィールド》
- 展開時間を最長8秒から5秒に短縮
- クールタイムを投てき後20秒から25秒に増加
- 《アンプリフィケーション・マトリックス》
- 発動に必要なコストを20%増加
現在サポートヒーローの中で頭一つ抜けた活躍を見せるバティストに弱体化調整が入りました。
《イモータリティ・フィールド》の弱体化内容がredditの情報と若干異なりますが、クールタイムの増加に加え最長展開時間が3秒も短縮されているので、今まで以上にピンポイントでの使用を意識する必要が出てきます。
《アンプリフィケーション・マトリックス》もコストアップの弱体化を受けていますが《バイオティック・ランチャー》の性能はそのままなので、依然としてサポートヒーローの中では目立った活躍が予想されます。
メイ(弱体化)
- 《凍結ブラスター》
- メイン射撃による機動力低下を20%~70%から30%~90%に変更
- 機動力低下の持続時間を1.5秒から1秒に短縮
少しわかりにくいですが1つ目は、現在機動力低下が起こり始めた時点での機動力が基本速度の70%になっていた所を90%に緩和、凍結直前の速度も同じ様に20%から30%へと緩和されたということです。
2つ目の持続時間の短縮は1つ目の弱体化と合わせ、機動力の低いタンクヒーローなどが機動力低下のループに陥らないようにするためのものだと考えられます。
D.Va(強化)
- 《ブースター》
- クールタイムを5秒から3秒に短縮
ブリザードフォーラムでの予告通りクールタイムが2秒短縮される強化調整となっています。ファラの様に滞空し続けるということはできませんが、カバーできる範囲が大きく広がる他、純粋に戦線復帰が早くなるので《緊急脱出!》《メック召喚》と相まって目標への干渉時間が長いヒーローになりそうです。
オリーサ(弱体化)
- 《フォーティファイ》
- ダメージの軽減率を50%から40%に低下
前回のアップデートによってバリアアビリティが弱体化されましたが、アーマーのダメージ軽減性能の向上や体力の増加などでまだまだ環境で活躍を続けるオリーサに弱体化調整。この10%のダメージ軽減能力の低下ですが本来受けるダメージ量から10%増加するのであって、現在受ているダメージ量から10%増加するというわけではない点に注意が必要です。
《フォーティファイ》発動中のオリーサが胴体にソルジャー76の《ヘビー・パルス・ライフル》を距離減衰なしで通常体力に受けた場合(20ダメージ)を例として紹介します。
現在の《フォーティファイ》で受けるダメージ量は20ダメージの50%分である10ダメージですが、PTRの仕様では20ダメージの60%分である12ダメージになり、被ダメージ量だけで見ると20%の増加になります。ダメージカット率が50%から40%に減少したと考えるのではなく、発動中に受けるダメージが元々の50%から60%に増加したと考えるとわかり易いと思います。
また、アーマーでダメージを受けた場合には、ダメージ量によって補正が変化する関係上さらに被ダメージの増加割合が大きくなり複雑になる場合があります。
上記条件のダメージをアーマーで受けた場合、アビリティによるダメージ軽減はアーマーによるダメージ軽減よりも先に計算されるので、まず《フォーティファイ》の効果で50%の10ダメージになり、そこにアーマーのダメージ補正がかかることで最終的に5ダメージになります。
一方、PTRの仕様では《フォーティファイ》を発動しても軽減後のダメージが20ダメージの60%である12ダメージ、アーマーの補正は50%カットではなく-5ダメージの方がが適用されることになり、最終的なダメージは7となります。結果、現在の受けている5ダメージから40%増しで受ける事になります。
ハンゾー(弱体化)
- 《嵐ノ弓》
- 放つ矢の速度を最速125から110に減少
《嵐ノ弓》は保証速度25に加え弓を引き絞ることで速度を増す性質があり、今回低下したのはこの増加可能な分の速度となっています。現在は25+100ですが、PTRの仕様ではリワーク前と同じ25+85となっています。
ドゥームフィスト(弱体化)
- 《ライジング・アッパーカット》
- アビリティ使用後の硬直を0.2秒から0.5秒に増加
《ライジング・アッパーカット》使用後の硬直が増加し《ハンド・キャノン》や《ロケット・パンチ》での追撃、《サイズミック・スラム》による撤収がワンテンポ遅れるようになりました。
各ヒーローへの調整は以上です。
その他、ワークショップのアップデートも行われています。詳細はパッチノート(英語)をご覧ください。
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4、Xbox One(海外のみ)、PC、Nintendo Switch。
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Source: PTR Patch Notes
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