Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』を最近始めたばかりという方からよく寄せられる質問のひとつが「どのオペレーターを使えばいいのか」です。今回は攻撃側オペレーターたちについて、具体的に誰を選べばいいのかを紹介していきます。
オペレーターピックの考え方
「どのオペレーターが強いか、弱いか」といった質問には答えがありません。すべてのオペレーターにはそれぞれ異なる役割があり、対戦するマップや敵の作戦との相性、さらに読み合いの要素も合わせると、そのオペレーターが強くなる状況や弱くなる状況はケースバイケースだからです。そこがシージの面白さでもあります。
重要なのは、どうしてそれを選んだのか説明できるようになることです。しかし最初から作戦のことまで考えるのは難しいので、今回は「作戦に関する知識がなくても使えるオペレーター」に焦点を当てていきます。同じテーマを扱った動画も用意し、テキストだけでは分かりづらい部分を補完できるようになっていますので、あわせてご覧ください。
レインボーシックス シージ初心者講座:第4回「このオペレーターを使え!(攻撃編)」
https://youtu.be/Dafqc1ooTUY
シージの「デラックスエディション」を購入した方を想定し、最初からアンロックされているイヤー1とイヤー2の攻撃オペレーター8名の中から紹介します。
このオペレーターを使え: JACKAL
近未来的なガジェットを駆使するシージのオペレーターたちの中でも、イヤー2シーズン1「オペレーション・ベルベットシェル」で登場した攻撃オペレーターJackal(ジャッカル)は並外れています。
彼が装着するヘッドギアについているのが「アイノックス モデルⅢ」です。これを使うと床に残された敵の足跡が浮かび上がるだけでなく、それらをスキャンすることで、足跡の持ち主が現在どこにいるのかを特定してくれます。
- C7E
- 高威力で人気のあるアサルトライフル
- PDW9
- 1マガジン50発で、使用感がライトマシンガンに近いサブマシンガン
- ITA12L
- ショットガン。近距離から中距離向け
- ITA12S
- セカンダリーショットガン。ペレットの拡散が大きいため、壁の穴を開けるのに使いやすい。敵には至近距離でなければほとんどダメージが入らない
- USP40
- ベーシックなハンドガン
上記の武器に加えて、クレイモアは足跡をスキャンしているときに自分自身を守り、スモークグレネードは敵の射線を切ったり、味方の進行支援にも使えます。
隠れている敵の居場所を暴け
防衛側には防衛拠点を出て攻撃側をかく乱してくる、遊撃タイプのプレイヤーもいます。攻撃側の背後を狙ってくる遊撃プレイヤーにも注意しましょう。
遊撃封じにはJackalの「アイノックス」が効果的。敵の足跡をスキャンすると、その現在位置を示す赤ピンが味方と共有されます。居場所がバレてしまった遊撃プレイヤーは、移動しないと囲まれるので、拠点まで逃げ帰るか敢えて居残って戦うかの選択を迫ることができます。
- 使用回数は3回
- 足跡はすべて敵のもので、赤が新しく青が古いもの
- スキャンすれば自動的にピンが立つ。足跡が新しいほど、ピンが立つ回数が多くなる
Jackalの天敵カヴェイラに注意!
遊撃専門のブラジル人オペレーターCaveira(カヴェイラ)は、特殊能力である「サイレントステップ」を使うと、移動中にその足跡が残らなくなります。敵チームに彼女がいたら、たとえ廊下に足跡が無くてもドローンで周辺をチェックしましょう。
またMute(ミュート)のガジェット「シグナルディスラプター」は、通信妨害ジャマーを発してアイノックスの画面にノイズを走らせます。
Jackalは一人でも行動できるオペレーターですが、足跡だけを見ていると真正面から出てきた敵に気づけません。最初は必ず味方についていき、仲間を支援するためにアイノックスを使いましょう。
なお、「訓練場」のテロリストには足跡がありません。
敵に圧力をかけながら味方チームを支援できるJackalは、マップを覚えきれていない初心者でも扱いやすいオペレーターです。銃の性能も高く強気に撃ち合えるので、最初に覚えるオペレーターとして、このJackalを選んでみてはいかがでしょうか。
このオペレーターを使え: ZOFIA
ポーランド出身の攻撃オペレーターZofia(ゾフィア)は独立独歩の人物です。
アーマー2、スピード2と標準的なステータスで、武器も使いやすく、何より便利なガジェットを1人で何でも持っているので、初心者でも難しく考えずに扱えるオペレーターでしょう。
- M762
- ダメージと反動、どちらも標準的で扱いやすいアサルトライフル
- LMG-E
- マガジン1つに150発。継続戦闘に優れたライトマシンガン
- RG15
- 唯一のサブウェポン。ハンドガン系のなかで唯一見やすいリフレックスサイトが付いており、遠距離でも対応しやすい
上記の武器に加えて、壁を壊せるブリーチングチャージでチームの前進を支援したり、また設置型地雷のクレイモアをセットすれば、背後を狙ってくる敵に対して警戒を敷くことができます。
自分の道を切り拓け!
Zofiaの性格にぴったりのガジェット「KS79 ライフライン」では、2種類のグレネードを撃ち分けることができます。
2種類のグレネード弾のうち一つはインパクトグレネード。防衛側が壁に穴を開けるのに使うインパクトグレネードと同様のものです。壁に向かって撃つだけで簡単に穴が開くため、攻撃のテンポを落とすことなく進み続けられます。
また有刺鉄線など、味方の進行を妨害してくる設置型ガジェットも遠距離からまとめて破壊できるので、安全かつ便利なガジェットです。
自分の有利な状況を作れ
もう一つがコンカッショングレネード。センサーをまとっているこの特殊な飛翔体は、近くに敵オペレーターがいるとその存在を検知して爆発し、ダメージは与えない代わりにその目と耳をしばらく麻痺させます。向こうには自分の姿がよく見えなくなるため、一方的にキルを取ることができます。
コンカッション弾は索敵として使うこともできます。顔を出すのが不安な場所に向かって、コンカッション弾を撃ってみましょう。即座に起爆したら、確実に敵が隠れています。
最後の一人になっても諦めるな
Y5S1時点で54人いるオペレーターのうちZofiaだけが、負傷状態になっても自らの力で立ち上がることができます。残りHPは5になってしまいますが、たとえ自分が最後の一人になってもわずかな望みに賭けて立ち上がりましょう。
注意すべきこと
ライフラインの2種類のグレネードはスイッチで切り替えて使うので、今どちらの弾をセットしているか分からなくならないよう注意しましょう。
また、防衛オペレーターにはZofiaの妹Ela(エラ)がいます。ZofiaとElaのポーランド人姉妹はともに、他のオペレーターたちよりも早くコンカッション状態から復帰できるという特殊な設定が付与されています。実妹との対決には注意しましょう。
Zofiaは壁や敵のガジェットを簡単に破壊することで味方チームを支援できるうえ、1対1の状況でも優位に立てるようガジェットがデザインされています。作戦の知識や連携はまだまだでも、とりあえず敵との撃ち合いを制したいという方には、このZofiaの使い方から覚えてみることをおすすめします。
このオペレーターも使え:Sledge(スレッジ)
名声ポイントが溜まってきたら、他のオペレーターたちもアンロックしてみましょう。
Sledge(スレッジ)はこのゲームの発売当時から存在したオペレーターで、パッケージや広告に何度も登場しています。
固有ガジェットは「ブリーチングハンマー」。巨大なハンマーを振るって、壁やバリケード、床板や設置型ガジェットを即座に破壊します。味方のために道や射線を作れる彼はシージのメカニズムを覚えるのにうってつけのオペレーターです。
色んなところにハンマーを振るって、どの壁が壊れるか確かめるのにはうってつけ。他のオペレーターをアンロックできる名声ポイントが溜まったら、まずこのSledgeを試してみることをおすすめします。ただしハンマーでは補強壁は壊せないので注意してください。
いかがだったでしょうか。最初は2、3人のオペレーターに焦点を当てて、「使い慣れているオペレーター」を持っておくと良いでしょう。実際に対戦していると、自分が持っていないオペレーターやそのガジェットが気になってくるはずなので、名声が溜まったら少しずつ、さまざまなオペレーターをアンロックして試してみてください。次回は防衛編のおすすめを紹介します。
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コメント
コメント一覧 (5件)
おすすめおすすめじゃない関係なく一通り全部触ればいい。そこから自分のスタイルに合ったオペ見つけて慣れていけばなんの問題もない。食わず嫌いが1番お勧めしない
初心者はオペレーターなんて気にしなくていいからドローンを使えばいいよ
ドローン使えないやつは何使っても弱い
サッチャーでテルミヒバナに付いていくのがいいと思ったけどデラックスエディションって初期オペは開放されてないのね知らんかったわ
誰もピックしてなきゃアッシュでもいいんじゃね。ハードブリーチャーでもないし。
攻撃はゾフィアとヒバナ、防衛はイェーガーとミュート、この4人いたらまあ困らないと思う。ガジェットが腐りにくいから皆使いやすいんじゃないかな。個人的な意見だけど、ジャッカルはできることが多すぎるから初心者にはあんまり勧められないかも