レインボーシックス シージ："最優先課題"リスト更新、最高ランク「チャンピオン」になるための新条件を設定へ

『Rainbow Six Siege（レインボーシックス　シージ）』では追加コンテンツの開発と並行して、ゲームプレイの妨げとなる諸問題について「今は何に取り組んでいるのか」をコミュニティとも積極的に共有しています。最新版における優先事項からも、相変わらずランクマッチで発生し続けるチーターを懸念していることが分かります。

最優先課題とコミュニティの懸念点

日本時間4月24日に更新された最優先課題リストでは、以下の項目がまとめられていました。

• ロビーフリーズへの対策
  • 対応中
• BATTLEEYEへのデータの自動アップデート
  • 対応中
• 「チャンピオン」ランクへの昇格に新しい条件を追加
  • Y5S2。概要はシーズン2が近づいてきたところで発表
• 意図しない試合放棄でペナルティを受ける問題を
  • Y5S2で修正予定
• 不完全なチーム構成でランクマッチが開始する不具合
  • Y5S2で修正予定
• バトルパスのコミュティチャレンジをクリアしても「COMING SOON」と表示される不具合
  • Y5S2のバトルパスでは修正予定
• MMRロールバックに関するポップアップの不具合
  • 実際のMMRポイント差分と、画面に表示されるポイントの値が違っている
  • Y5S3（現在調査中）
• パフォーマンスのベンチマーク機能を改良
  • Y5S2で予定
• ガジェットがオブジェクトを破壊する挙動の一貫性を改善
  • Y5S3で予定
• 使用不可オペレーター向けの通知を改良
  • Y5S3で予定

これまでも問題になってきた、対戦中に任意のプレイヤーの接続ステータスを異常値にして追い出してしまうロビーフリーズ（ロビークラッシュとも）や、「ランクマッチ開始時に10人そろっていない」問題などへの対策が盛り込まれています。

「チャンピオン」の資格とは

今回のリストの中で最も興味深かったのは、ランクマッチの最高ランクである「チャンピオン」に新たな条件を設けるという発表です。

ランクマッチに発生するチーターについて、こつこつ練習を繰り返してきた上位ランクのプレイヤーは特に怒りを覚えていたでしょうが、「チャンピオン」になる条件そのものを変えるのは興味深い話です。実際のところどんな条件になるのか、今から非常に気になります。

ただし「チャンピオン」への門が狭まると今度はダイヤ帯がチーターだらけになる展開が予想されるので、併載されている「BATTLEEYEへのデータの自動アップデート」など、従来のチーター対策との並行は必須でしょう。

PVEにおける1日当たりの獲得XP上限

こちらも以前から問題になっていた項目です。「訓練場」ミッションの仕様を悪用して自動的に経験値を獲得できるようにし、チーターがあっさりランクマッチに出てくるのを防ぎます。

チーター対策は人気タイトルに共通の課題で、配信をしているプロ選手や有名ストリーマーたちも「試合にならない」と日々悲鳴を上げています。チーター対策はいたちごっこの性質があるので短期での完全解決は難しいでしょうが、最新の問題点を常にプレイヤー側と共有し、より健全な環境作りを目指す開発側の姿勢には期待がもてます。

そしてシーズン2で実装予定の「チャンピオンになるための新条件」とは、具体的にどんな形になるのでしょうか。コメント欄にぜひ皆さんの予想、意見などをお聞かせください。

『レインボーシックス　シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。

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Source: Ubisoft